スタニスラフ・ブーニン。
1985年のショパン・コンクールに優勝したときの演奏は子供心にときめいた。
今、そのコンクールの演奏を聴くと、たくさんの洗練されたピアニストたちのショパン演奏と比べて、荒々しく未完成だなと感じるが、それでも特有のリズム感と硬質な音色、決然とした表現は依然として輝いている。
コンクール後の演奏は少ししか聴いていないけど、正直あまり心に残らなかった。
そんなブーニンがインタビューに答えてこんなことを言っている動画を発見。
クラシック以外にどんな音楽を聴くのかと問われて
!!!
そうなんだ〜
ジャズを聴いていたんだ!
つい先日、ポリーニがインタビューに答えて
「ポピュラー音楽は、想像力が足りない。若者がなぜ惹かれるのか理解できない」
と言っているのをきいて、
確かにあなたのピアノは偉大だけど、それが理解できないのは、あなたの想像力不足では?
と思ったので
それに比べて
ブーニンは素敵だ。
と感じた。
それにしても。
その後ブーニンが、ポリーニのような円熟、大成の道を歩まなかったことは残念だ。
音楽の道は長く、深く、遠く、険しい。
最後までありがとう。
■ピアニスト/作曲家 保坂修平
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