歌伴の時心がけてること30 | 保坂修平のピアノ音楽

保坂修平のピアノ音楽

東京藝術大学楽理科卒業。ジャズピアニスト、作曲家。

エンディング講座最終回

「イントロとエンディングにおいて、一番大切なこと」


過去記事はこちらです。↓

歌伴の時心がけていること【過去記事】




色々書いてきたけどこれが一番言いたい!


簡単に言えば、イントロはピアニスト・マター、エンディングはボーカリスト・マターと言っていいかもしれない。


セオリー通りにイントロを出せば、歌い出しにストレスはほとんどかからない。


ボーカリストが、エンディングのイメージをハッキリ持っていて、それを発信してくれれば、ほとんど事故なく曲は終われる。


が、しかしですね!


僕が今回伝えたいこと、それは、イントロやエンディングが失敗しても、別にいいということ。


きちっと始まり、きちっと終わるのは、ミスなく過ごせた一日のようなもので、それはそれで尊いけど、失敗やハプニングは、本人が思ってる以上に、リスナーは気にしてないし、それからそういうハプニングの中で瞬間的に現れる「その人らしさ」というか「その人の本質」のようなものは、とても「面白い」。ハプニングの日こそ記憶に残ったり、なにかのキッカケになるのと似ている。


ライブにおいてエンディングの息が合わずに、思わずニヤリ、テヘペロ、こういう状況って、普通に見てて和むんだよね。


分かりにくいイントロを出してボーカリストがハテナ?になっている図。これもある種エンターテインメントです(時と場合による)。最後になんとかなればいいんです。


それよりさ、「はいどうぞ」のイントロが、すごく感じ悪い時があるってこと。


僕、セオリー通りにイントロだしてますけど、なにか??


的な感じの悪さ。


エンディングだってさ、盛り上がって、ヒートアップしたら、わけわかんなくなっても、いいじゃない!


「完璧」目指すより、「楽しさ」目指そう。


ただし!

日々の修練、学び、これは大事。

セオリーを知っていること。

これはある種「礼儀」「マナー」みたいなものかな。

そのスキルがあった上で、セオリー通りにやってばっかじゃつまんないよ、ということです。



最後までありがとう。


ピアニスト/作曲家 保坂修平

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