「オカルト」とか「非科学的」と言われる事にも、何か根拠が有るかもしれない、という考察シリーズ。
今回は「言霊」について感じている事をまとめまてみました。
言霊とは
言葉や文字に神秘的な力が宿っている、という考え方は、かなり古い時代から有ったそうです。
「呪文」や「祝詞」は、言葉に宿る力の利用方法ですし、「ちちんぷいぷい」や「痛いの痛いの飛んでけ~」と言った「おなじない」も、言葉を使った効果を期待するものです。
声に出す言葉だけじゃなくて、文字として書いた言葉(壁に張った標語や額)にも同じような効果が有るようです。
良い結果をもたらす言葉だけではありません。恨みつらみを晴らすために、他人に向けた呪いの言葉や、自分の能力が及ばない事を悲観する否定的な言葉など、ネガティブな言葉にも言霊の効果は出てしまうようです。
言霊の力とは
言葉や文字に宿っている力、それを一言で言えば、
「暗示」
という事なのでしょう。
願いや目標を言葉として口にする事で、自分の深層心理に刷り込まれた「自己暗示」に掛かると思われます。
その結果、目標に向かって前向きな気持ちが持て、意識的にも、無意識にも、目標を実現するために必要な事を自然と選択し、積極的に行動できるようになる、という効果が考えられます。
また、周りの人も「あの人は○○を目指している」という暗示に掛かる事で、意識的にも、無意識にも、その人の目標実現に協力的な態度をとってくれやすくなる、という効果も有ると思います。
言霊の例
不安を感じた時に「大丈夫」と言う事で、自分を落ち着かせ、冷静さを取り戻し、解決策を思いついたり、本来の実力またはそれ以上の力を発揮できる。
周りの人の不安感も取り除かれ、安心感を与え、信頼と応援を得られる。
「自分には無理」「出来ない」と悲観的な言葉を口にすると、気持ちが後ろ向きになって、実力を発揮できなくなる。
周りの人の目も否定的になり、見離される。
あとがき
僕の座右の銘は「何とかなる」「どうにかなる」です。言葉だけ見ると、能天気で人任せに見えますね。でも、自分の意識の中では逆です。
トラブルが有っても、「大丈夫、何とかなる」そう思い込む事で、「何とかする」「どうにかする」という能動的な意識が持てます。諦めない気持ちが、課題に対する解決策や、十分な成果を得るために足りない事を考えようとする姿勢に繋がります。
最近、昔から影ながら応援しているソロアイドルさんのnoteの投稿で、
気にしいで心配症だけど、最後にはなんとかできる気がして、信じてしぶとく続けてしまうのです。
という文を見ました。出典は以下。
この「最後にはなんとかできる気がして」という一言を見た事が、今回この記事を書く切っ掛けになりました。
同じ投稿に、書かれていた「続けているからこその矜持」という言葉と、その後に続く
自分のアイドル人生において、今が「後半戦」にあたるのかはわかりませんし、もちろん、まだそうは言わずに、もっともっと長く頑張りたいという気持ちでおります!
が、だからこそ、これを機にまた、「ここからひっくり返すぞ」という気合を入れ直して、コピーの勉強や発信も、そしてアイドル活動も精進したいと思います!
という文章に、強い決意と覚悟を感じました。
もう一人、最近30歳を迎えた気鋭のロッカーがボーカルを務めるバンドのライブに参加した時、MCで語っていた決意と、その後の発表を見て、やはり同じような矜持と覚悟を感じました。
https://x.com/DrawingtheNazca/status/1735993225377419772?s=20
"覚悟を決める"その一心で会社設立を決めました。
この二人の「矜持」と「覚悟」に触れて、今回の「言霊」という投稿を思いつきました。
書いた内容は、以前から思っていた事ですが、応援の意味も込めて、言霊の力を信じたいと思っています。
