④【怖い体験談】霊の存在を活かしているもの | (ShowZoh)ショーゾーのブログ

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前置き投稿:【心霊現象って有るの?】夏だから、怖い体験談をいくつか

 

昔、オフィスで仕事をしていた夕方、陽が沈みかけた時間、外から男女が言い争う大きな声が聞こえて来ました。
良く有る痴話喧嘩かと思っていましたが、しばらくすると、ドンッ、ガンッ、ドサッ、という鈍い音がして、その後、男性が大声で女性の名前を叫ぶ声が何度も響きました。
言い争っていた理由は分かりませんが、思い詰めた彼女は、向かいのビルの非常階段から身を投げたようです。
すぐに救急車が来て搬送されましたが、その後、亡くなったと聞きました。

その後、夕方の同じ時間になると、向かいのビルの非常階段の辺りから、ドンッ、ガンッ、という鈍い音が聞こえるようになりました。
女性が飛び降り自殺をした事を知っている人は、想いを残した彼女の念が、自分の悔しさを皆に分かって欲しくて、霊として音を発しているんだろう、と彼女の冥福を祈りました。
日が経つに連れ、音が聞こえる頻度は、少しずつ減り、彼女の事を思い出す事も無くなって来た頃、音がする事は無くなりました。


霊の存在を信じるかどうかは、人それぞれですが、僕はこう思います。
亡くなった人の想いの強さと、残された人の記憶や気持ちが共鳴し合って、「霊的な現象や存在」を感じられる、という事なのではないか、と。
例えるなら、亡くなった人の想いは燻っている火種、それを燃え上がらせるのは、その想いに共鳴する人々の記憶、という事なのではないでしょうか。
だから、人々の記憶が薄まるに連れ、霊的な現象も収まって行く。


不幸な亡くなり方をした方の想いをいつまでも燻らせないように、残された人の悲しい記憶でこの世に引き留めないように、ご冥福をお祈りした後は、少しずつ忘れてあげる事も必要なのかもしれません。