地球一周 Sambiのたび。 -107ページ目

国境に向かう途中で


コンソからエチオピア⇔ケニアの国境へ向かうバスに揺られていた時のこと。





①途中休憩したカフェで、ロールケーキに出会いました



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まさかエチオピアでこんな素敵なものが食べられるとは。甘いカプチーノも抜群です。






②ひさしぶりに舗装路の上を走りました



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アルバミンチ以南はどこもボッコボコの未舗装路だったので、アスファルトの上を走る幸せを噛みしめていました。揺れないってすばらしい。







③牛の行列を見かけました



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エチオピアの至るところで、数10頭から時には100頭以上もの牛・羊・ロバを引き連れて歩いている人たちを見かけました。たいてい1人か2人だけ。5-6歳のこども1人でたくさんの羊を飼い慣らしている姿も。







④とびっきりの笑顔に出会いました



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ひとり欠けてしまったのが残念でなりませんが、こどもたちのはちきれんばかりの笑顔、とりわけ真ん中の子のまっすぐな眼差しは忘れることが出来ません。



エチオピアの奥地でムルシ族に出会った


エチオピアのひとつの目玉と言えば、少数民族を訪ねるたび。



おれら旅行者は基本、見どころのある大きな街と街を結ぶだけですが、その間の村々でも人々の生活が営まれていて、電気もガスもないところで、わらを被せたような家に住み、炭や薪で料理をし、家畜を育てて、生活している人たちがいます。




そんな少数民族の中でも最も有名なのが「ムルシ族」。


テレビなどで見たことがある人もいるかもしれませんが、「ムルシ」の女性たちは唇を切り、そこに皿をはめています。



「首長族」の首が長いほど美しいとされるように、「ムルシ」もこのお皿が大きければ大きいほど美しいとされているんだとか。




某日、そんな「ムルシ」の村を訪ねようとしたことがあったんだけど、あいにく前日の雨で道が不通になり、念願かなわなかったのですが、ジンカのマーケットを訪れた際に、買い物に来ている「ムルシ族」に出会うことが出来ました。



お出掛けの際は皿を外すようで、その姿を拝むことは出来ませんでしたが、その唇がぶらんと垂れ下がっているのが分かるでしょう。



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これはまた別の女性。



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この方も1枚の布を巻いた格好で、赤ん坊にお乳を飲ませながら、マーケットで買い物をしていました。





その良し悪しは別として、いまも独自の文化・風習を守って生活している人たちがいることは貴重なことですが、ジンカで仲良くなった人からこんな話を聞きました。



「テレビや本なんかの影響で、いっきにムルシが有名になって、観光客が押し寄せるようになったんだ。その結果、ムルシの人たちは畑を耕すのをやめ、ただひたすら旅行者が来るのを待ってる。観光客が落とした金で、酒ばっかり飲みながら暮らしているのがいまのムルシなのさ」


そういえば先述のジンカのマーケットで会った時、むこうから


「フォトフォト」


と声を掛けてきて


「ワンフォト、10ブル」


って言われたっけ。




これら少数民族の村のほかにも、ラリベラの教会群や古代都市アクスム、国立公園でのサファリなど、観光資源に恵まれたエチオピアにとって、旅行者は貴重な収入源であると同時に、これまで先祖代々培ってきた大切な文化を壊しかねない、諸刃の剣のような存在なのです。



旅行する際の心構えとして、現地の人たちのプラスになりこそすれ、彼らが不利益を被るようなことになってはいけないと思いながら、人々の暮らしをなるべく邪魔しないように行動しているつもりですが、果たしてそれだけでいいのか、と考えさせられたエチオピア少数民族を訪ねるたびなのでした。


エチオピア人はうざいのか


「エチオピア人は世界一うざいのか」


今日はこんなテーマについて、半月強に渡るエチオピア旅行を通して感じたことをもとに、考えてみたいと思います。



そもそもなぜそんなテーマが生まれるかというと、以前「エジプトまとめ」の中で、


「エジプトは旅行者から、モロッコ・インドと並んで世界3大うざい国のひとつと言われている」


と書きました。


そんな中、訪れる人が少ないため、この3大ランキングには登場しないものの、これらの国以上にうざい国として、絶対上位に君臨するのがエチオピア。



そう、エチオピアは世界一うざい国なのである。



こんな話を他の旅行者から、また誰かさんの旅ブログで、何度となく聞かされてきたのでした。



彼らがエチオピアの人たちを「うざい」と考える主な理由は以下の通り。


・平気でうそをつく

・親しげに寄ってきては、言葉巧みに金を取ろうとする

・どこへ行っても「金くれ」と言われる

・外国人料金が当たり前

・「チャイナチャイナチャイナ」とうるさい

・主にこどもから「You! You! You! You! You! You!」と言われる


だいたいこんなところでしょうか。


確かにこれらは全てエチオピアで日常的にある話なのですが、だからイコール「うざい」かと言えば、おれは断固「ノー!」と言いたい。



ということで、ひとつひとつ検証していきたいと思います。




・平気でうそをつく

→「あのホテルはもうつぶれた」「お前の行きたい街までの公共交通機関(バス等)はない」などと言われるのは確かに日常茶飯事。



だけど、これだけうそつきが多いって言われてるんだから、ひとりに言われただけでそれを事実として認めるのではなく、他の人にも聞いてみるとか、実際にホテルまで歩く、バスターミナルで調べてみるなどすれば、それが本当かどうかは簡単に見抜けるもの。



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・親しげに寄ってきては、言葉巧みに金を取ろうとする


→1つ目とも重なるが、うそをついて自分の息のかかったホテルや旅行会社に連れて行き、コミッションを取るのはどこの国でもおなじこと。



どこの街でも歩いていると、「どこに行くんだ」「今日は何をするんだ」と声を掛けられ、ツアーに参加させようとしたり、どこかへ連れて行こうとする輩に出会った。また首都のアディスアベバでは、「今日は友達の誕生日なんだけど、よかったら一緒に来ないか?」「出来ればプレゼントを買う金が欲しいので、おれの持ってるマリファナを200ブル(1,000円弱)で買ってもらいたい」などという人も。



英語もしくは日本語で近づいてくる人たちの多くは、旅行者の金目当て。



もちろんそんなたくらみなど一切なく、「元気ー?どこいくのー?そうかーHave a Good Day!!」と言ってくれる人たちもいるので、1から10まで疑ってしまうのはとても悲しいことだが、ある程度注意していれば騙されることもないだろう。





・どこへ行っても「金くれ」と言われる


→これも本当。おもにこどもたちから、顔を見るなり「1ブル!!」とあっちこっちで言われた。その数100回はくだらないだろう。


まず大前提として、エチオピアは世界最貧国のひとつ。街中には定職に就けず、今日1日することがない人たちがたくさんいるし、その日暮らしをしている人たちに比べれば食いっぱぐれがなさそうで、いい仕事を持っていると思われるバスの運転手さんの給料が1日50ブル(約3ドル≒230円くらい)という状況で、おれが聞いたその人はまだまだ若かったとは言え、それで日々の生活を営んだり、家族を養ったりしているわけで、そんな彼らの日給と同等かそれ以上の宿に泊まり、3食ちゃんと食事にありつける外国人旅行者からお金とを取ろうと考えるのは当然のこと。



タダでお金をあげることに個人的に抵抗はあるが、ちょっと案内してもらったとか、気分よく写真撮らせてくれたとか、そういう理由があれば少額のお金なり持ってるお菓子なりをあげるのは悪くないことだと思う。



でも、そもそも「1ブル!」って言ってくるこどもたちもはなからお金をもらえると期待している様子はなく、まったくしつこくない。むしろ挨拶代りに言ってしまっているような感じすらする。



そんな時はこっちも冗談で「1ブル!!」と返してみてはどうだろうか。おれは何度かやってみたが、どの子も「してやられた」みたいな顔をしながらニタニタ笑っていた。



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・外国人料金が当たり前


→これも上記とかぶるが、高い飛行機代を払って来ている上に、いい宿に泊まり、好きなだけ食べて飲んで過ごしている外国人たちから、お金のない自分たちが金を取ったってなんにも悪いことがないどころか、それが当たり前くらいに思っても仕方のないこと。



国としてそう考えているからこそ、観光地でも現地人と外国人の入場料は数倍から数10倍の差があることだってザラだし(これもエチオピアに限ったことではない)、ホテルも食べ物もビールもちょっとした買い物も、最初は現地人料金より高く言ってくるのが常。



とある街のカフェに入った時、現地語のメニューに書かれた料金と違う値段を請求され、オーナーに問いただしてみたところ


「飲み物の料金は一律2倍。なので3.5ブルのコーヒーが外国人の君には1杯7ブル(35円ほど)。例えば25ブルの食べ物なら、アジア人は30ブル、西洋人は35ブル」


と料金体系を語ってくれた。アジア人と西洋人で値段がまた違うというところにはハテナが付くものの、まぁこれが現実。



1本10ブル程度が相場のビールも、たいていどこの店でも最初は15ブルと言われる。



ただここで「いやいや、10ブルでしょ」と言えば、たいてい「うん、そう」となるし、それでも外国人料金を取るようなら別の店に行けばいいだけ。



ごはんを食べる時、バスに乗るとき、買い物をする時も、事前に現地の人に相場を聞いていれば、それほどぼったくられることもないはず。



そもそもその値段が不当と思われるのなら、食べない・買わない・乗らない・泊まらない選択をすればいいだけのことだし、たいていは現地人と同じ値段でもサービスを提供した方が彼らにとっても利益になるのだから、お互いが納得するまで粘り強く交渉すればいいだけのこと。





・「チャイナチャイナチャイナ」とうるさい


→これもエチオピアに限ったことではなく、各地で見られる兆候。



「中国人旅行者なんて全然いないのに、なんで中国人に間違われるんだろう」


と思ってたけど、世界各地に中華街があるように、彼らは旅行者としてではなく、ビジネスとして世界各国で強力なチャイナパワーを見せつけている。



現地の人から聞いただけの情報だが、ここエチオピアでも中国政府や企業の投資額が尋常ではないらしい。



一昔前なら、アジア人と言えば日本人という意識があったのかもしれないが、いまこれだけ「チャイナチャイナ」言われるということは、それだけ中国が力を付けて各地に進出してきているという証拠だと思うし、ひとりの日本人として、すごく危機感をあおられる現実。



話は本題から逸れてしまったが、「チャイナチャイナ」と言われるのもここに限ったことではなく、別に気にならないのであれば放っておけばいいし、おれは日本人じゃ!と訂正したいのであれば「ノー!ジャパーン!!」とでも返しておけばいいこと。



個人的には中国の脅威を改めて感じる機会となっている。



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・主にこどもから「You! You! You! You! You! You!」と言われる


→これは響きから「お前お前お前ー!」と言われているようで、不快に感じる人が多い様子。正直チャンもうざったそうにしている。笑



でもこれもこどものすることであり、おれにはなんとなく「ねーねーねー」と声を掛け、注意をひきたいだけのような気がする。



声のする方を向き、笑顔で手を振ってあげれば、こどもたちもニコってしたり、手を振り返したりする。そんなに気にするようなことでもなかろう。





それぞれを検証するとこんなところだが、結論として最初に挙げた6つの例はすべて真実であり、それをどう捉えるかもその人次第ということが言えると思う。



実は今回のエチオピア滞在中にふたつちょっとした(?)トラブルがあった。



一つ目は、外の物干し場で乾かしていたTシャツを、夜寝ている間に盗られたこと。



二つ目は、とある街からAという街に行きたかったのだが、その日直通の交通機関はないとのことで、Bまで行くミニバスの料金を支払い、「BからAまでのバスも手配しておくから」と言われたのにも関わらず、乗ったバスはBよりはるかに手前のCまでしか行かず、「これに乗っていればAまで行ける」と案内されたバスも実はBまでしか行かず、Bまで分として支払った料金も手前のCまで分として持ち逃げされた。



小さなことはされおき、まぁこんなことがあった。



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一つ目については、現地の人たちも泊まる宿で、無防備に干しておいたおれのミス。多くの人が、破れたシャツを着て、履物もはいていない状況を見れば、よれよれで毛玉だらけで小さな穴が空いているとは言え、まだ十分に着れそうな服が標的になって当然。想い出のあるTシャツだったので痛恨のミスだが、これはこっち側にも落ち度があったので仕方がない。



二つ目については、確認に確認を重ねての結果なので悔やむ気もしないのだが、この時同じバスに乗っていた人たちがとても親切で、ちょっとした詐欺に引っ掛かったおれに同情してくれ、「なんとか今日中にAまで行きたいのは分かったから、心配しないで」とか、「自分が証人だから、もしあなたを騙した人を摘発したければ、一緒に警察行こうよ」とまで言ってくれた。




上の6つの例で偉そうに持論を振りかぶってたくせに、物盗られたり、だまされたりしているわけだが、それでも今回のテーマに関してはいまだに「ノー!」と強く言いたい。


つまるところ、ものごとの捉え方なんて、その人の考え方、気の持ち様次第なんだと。



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ジンカのマーケット(動画)


ひさしぶりに動画を撮ったので、アフリカの山奥の村で開かれているマーケットの様子を、ぜひ映像でご覧ください。

ジンカのマーケット


コンソから4時間ほどバスに揺られると、ジンカという街がある。



このまわりにはたくさんの少数民族が暮らす村があり、週に1回開かれるこのマーケットには、生活物資を求めて各村々から大勢の人たちが訪れる。



サッカーコートを一回り小さくしたくらいのマーケットは、お店と買い物に訪れた人々でいっぱいだ。



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このあとのブログで登場する「ムルシ」のほか、「バンナ」「アリ」など、それぞれ独特の衣装を身にまとった少数民族に出会うことが出来た。