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313日目。
祝福のメッセージをくれた方、
心の中でお祝いをしてくれた方、
これを読んで「おめでとう」と思ってくれた方、
本当にありがとうございます。
おかげさまでまた歳をひとつ重ねることが出来ました。
出来ればナミビア一の目玉、ナミブ砂漠でバースデーを迎えられたらなぁと漠然と考えていたんだけど、あいにく日程が合わず、いまも首都のヴィントフックにいます。
今日は1日安息日とし、朝買い物に出掛けた以外は外出をせず、昼間っから悠々飲んだくれています。
誕生日が好きな人もそうでない人もいると思いますが、ここで大好きな小説、
市川拓司 『そのときは彼によろしく』
の中に出てくることばをひとつ紹介します。
「二十歳から先は誕生日なんて苦痛以外の何ものでもない」
と言う幼なじみの【花梨(かりん)】に対して、【智史(さとし)】が
「ぼくは嬉しいけどなあ」
「なんか自分のことを産んでくれた母さんのことを考えるんだよね。誕生日っていうのは、母さんにとっては出産記念日でもあるわけだし」
「だから、産んでくれてありがとうって、その日ぐらいは感謝の気持ちを持つことにしているんだ。あれは母さんのためのお祝いなんだよ」
と言うシーンがあるんです。
確かにその通りだよね。
偉大なる父母、弟、親戚、先輩、先生、友達など、たくさんの人のおかげで今日この日を迎えられたことに感謝しつつ、いろんな人の顔を思い出しながら、今日1日を過ごしてみました。
心穏やかにこれまでを振り返り、お世話になった人たちに思いを馳せる。
そんな誕生日もいいものでした。
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ちなみにバースデーランチは、普段もったいなくてなかなか手を付けられない「いただきもの」から。
出発の日、中高の同級生からもらったお吸い物(大事に取っておいたら賞味期限が半年過ぎちゃった・・・)と、トルコでもらったカレールー、ひとかけらだけ使ってジャワカレー。
野菜たっぷり、ゆでたまご2個付きの日本風トロトロカレーはもちろん感動的なおいしさ、そして右隣のお吸い物もトロみのついた麩入りのすまし汁で、大満足の食事でありました。
世界遺産#36 ヴィクトリアの滝(ザンビア)
アフリカ「One Country, One Swing」、タンザニアのそれはヴィクトリアフォールズ。
世界三大瀑布(布を垂らしたような大きな滝)のひとつで、高さは最大で108m、滝の横幅がなんと1.7km!
ファーストコンタクト。
更に奥へと進み、
正面ビュー。
空は晴れてるのに、あまりの水しぶきに雨が降っているようにびしょ濡れに。
これでも水量の多い時期と比べると、かなり少ないらしいけど、ほんとの増水期だったらなんにも見えないんじゃないかなぁ。
そのくらいすごい!
続いて滝の上へ。
あれだけの滝になるだけあって、ちょっとした大河のようでした。
のどか。
川で魚を取る人の姿も。
それから「Boiling Pot」へ。
山道を30-40分下るんだけど、その道にはバブーンというサルを2まわりくらい大きくしたような動物がたくさん。
道をふさぐボス猿。
道端の岩に腰掛け、ほっと一息つくその姿は、登山中のおじさんのよう。笑
子ザル。
これは寛平ちゃんか?かわいいな。
だけど、このサルたちはとても凶暴で、時には噛みついてくることもあるらしいので、本当に恐る恐る、びびりながら歩く・・・。
Boiling Potというので、煮立った鍋のように水が渦巻く場所を想像していたんだけど、これも水量の少ない時期だからか、まぁただの川。
真ん中の橋はザンビアとジンバブエの間にまたがる橋。ヴィクトリアフォールズはザンビアとジンバブエの両国にまたがっており、ジンバブエ側の方が見応えがあるらしい。
ちなみにこの橋で、とあるアクティビティが出来る。それは・・・
何かがぶら下がってるのが分かるかしら?
そう、バンジージャンプ。高さ111mの橋上から川に向かってジャンプ。信じられない・・・。
山道で汗をかいたので、涼むべく再度滝の前へ。
すると、滝の水しぶきでこんな幻想的な光景が。
素晴らしい~!夢中でシャッターを切りました。
最後にさっきの橋へ。橋を渡ってジンバブエ側に行くには一度出国しなければならないんだけど、橋に行くだけならただでok。
バンジーステーション。
橋の真ん中が国境。
片足だけジンバブエに入ってみた。
「バンジー」のほかにも、腰・おしりを固定して飛ぶ「スイング」というアクティビティや、両岸に渡したロープをつたって川を渡る「スライド」があった。
が、なんで高いお金を払って(3つセットで145ドルとのこと)、こんな怖い思いをしなきゃないのか、びびりのおれには理解不能。
ザンビア側に戻り、ヴィクトリアの滝探検終了。
たぶんトルコ以来、ひさしぶりの自然遺産。
文化遺産もいいけど、自然が織りなす美も素晴らしい。
ウエルカム ポーク!
何やら柄にもなく考え事をしてしまったルサカのショッピングモールだったけど、ここですごいものを見つけた!!
それは・・・
豚肉~♪♪
「何がすごいの?」
と思うかもしれないけど、もう長いこと豚さんにお目にかかることがなかったのです。
数えてみると、中国以降15か国、実に5か月ぶり!
というのも、このうちほとんどがイスラム国。ムスリムの人たちは豚をけがらわしいものを考えているので、絶対に口にしないんです。エチオピアはエチオピア正教と言ってまぁキリスト教だったけど、彼らも豚は食べないんだそう。
探せばあるところにはあったのかもしれないけど、限られた人しか食べない=高い!ので、あっても買えなかっただろうし。
ということで、そんなひさしぶりに豚をここのスーパーで見つけ大興奮!喜び勇んで購入し、たっぷり野菜と一緒にピリ辛スープに入れてみた。
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果たしてそのお味は・・・。
おお、歯ごたえというか食べた感じは懐かしの豚だ。
でも・・・1番安い足の部分だったからか、それとも鮮度や処理方法の問題か・・・なんかくさい。
残念ながらおいしくないぞ・・・。
もしかしたら、おれも豚を食べられない体になってしまったのか・・・。
ずっと
「いつ豚肉に巡り合えるんだろー」
って楽しみにしてきたから、期待値が高すぎたのだろうか。
そうだ、今度はもうちょっといい部分の肉を買ってみよう。それでもダメだったら・・・
どうしよう。
ナミビア~
310日目。
今日の14時頃、無事ナミビアの首都ヴィントフックに到着!
ザンビアの国境までが3時間半、国境の街からここまでは14時間のはずが、バスの故障で倍以上の30時間もかかったんだけど、疲れもなく至って元気ですvv
長旅をねぎらうべく、早速スーパーにビールを買いに行くも、ビールやワインなどが並ぶお酒コーナーにはロープが張られていて入れない・・・。
「なぜ?」
と定員に尋ねると
「日曜日と祝日はお酒を売らないことになってるんだ」
とのこと。
到着後の1杯を生きがい(?)にしていたのだけど、それならば仕方がない。
コーラでも買うかとジュースコーナーに行くと、ザンビアでもお世話になった「Windhoek」という銘柄のLightという種類のビールが、コーラやファンタに混じって置いてある(Lightのほかに、DraghtとLagerがある)。
「なぜ・・・?」
という疑問にはふたをして、カゴにビールを入れ、レジへ。
「これは買えるの?」
と聞くと、
「LightならOK」
とのこと。
なんじゃそりゃー!!!
アルコールが2.4%と聞いたことがないほど低いから?でもお酒はお酒なのに・・・不思議な国だ。
まぁなにはともあれビールはビール。
宿に帰って最近の定番食となっているピリ辛スープとともに。
アルコール2.4%のビールは、味自体は薄くなく正真正銘のビールで、とても飲みやすい。というか、うまい。この頃お酒を控え気味で、実は飲まない日も少なくなく(奇跡!)、きっと日本に帰ったら友達にがっかりされるほど飲めなくなっているであろうこの体には、2.4%くらいがちょうどいいのかも。
ちなみに常食のレシピは、
・沸騰したお湯にコリアンスープ用のパウダーを入れる
・玉ねぎ、キャベツ、トマトなどお好みの野菜とニンニクをたっぷり(最低3個)入れる
・肉よりもおいしくて安いウインナーをたっぷり入れる
(日本のウインナーと違い、腸にひき肉を詰めたようなウインナーで、ちっちゃく切って入れると肉だんごのようになる)
・「Shell」というパスタ(はまぐりのふたのような形をしている)を入れ、煮込むこと8分
・最後に溶き卵を2個入れ、ほろほろ半熟くらいになったら出来上がり
安くて簡単で栄養満点で、めちゃくちゃうまい。
ごはんやパンに合わせてもいいけど、これだけでも十分満腹。パスタはなくても良し。
30分もかからずに出来ます。ぜひお試しあれ。
ルサカのショッピングモールでアフリカのいまを考える
ザンビアの首都ルサカに着いた日のこと。
バスターミナルから宿へ向かう途中で見かけた、大きなショッピングモールを訪ねてみた。
外観からして、既に数か月もお目にかかっていないような規模のショッピング施設であることが分かる。
中はこんな具合。
まだ完成して日が浅いらしく、奥の方には工事中のテナントや空室のところもあるが、メインの通路はこじゃれた服屋さんや宝飾品店、香水、スポーツ用品店などが並び、それを通り過ぎると日本じゃ考えられないほど広い巨大スーパーがあった。
食料品から日用雑貨まで、ありとあらゆるものが並んでおり、その品揃えも尋常じゃない。
これまで野菜や肉と言えば市場で買うもので、泥だらけ、丸裸なのが普通だったが、ここではきれいに洗われ、パックに包んで売られている。
最初は「ひさしぶりの都会だー!!」とうきうきしてたというのが正直なところ。
だけど、「はて・・・」と。ちょっと考えてみる。
昨日、電車から見えてた外の景色の中にはそこで暮らす人々がいて、彼らの家があった。
写真でも見てもらったように、木で組み立てた壁、ワラのような枯草を乗せただけの屋根。もちろん電気なって通っていないそんな家で生活している人たちがいる一方で、スーツに身を包み、クルマに乗ってショッピングモールへ立ち寄り、こぎれいな服を選び、今晩の夕食の材料を大型スーパーで高いお金を払って買っていく人もいる。
これがアフリカの現状なんだなと。
そういえば、ルサカで泊まっていた宿はレストラン&バーも併設されていて、きれいな格好をした現地の人たちがクルマで乗り付けては、ビュッフェだとか、丸々1匹揚げたでっかい魚とかを注文してビール飲んでたっけ。
レストランの食事・お酒は高いからと、おれが自炊してスーパーで買ってきた1番安いビールを飲んでる横で。
日本でも「格差社会」なんて言われてるけど、それとは全く次元の違う生活格差がここには存在しているんだと感じた。
もちろん、どっちが良い悪いっていう話じゃない。電気のない昔ながらの暮らしをしている人たちにとってはそれが普通のこと。むしろ、ちょっとくたびれた格好はしているけど、家の前で無邪気に遊びまわるこどもたちを見ていると、それはそれで幸せなんじゃないかと思った。
ただ、そういう彼らは家族、もしくはコミュニティの中で完結する生活をしており、きっと税金などとはほとんど無縁。街に出て買い物をしたり、企業に勤めたりしている人たちだけが税金を納めて国の発展を支えているのがきっと現状。そんなことも、アフリカのスローな成長の一因なのかもしれない。
ルサカで会ったザンビア人がこんなことを言っていた。
「ザンビアは小さいけど、自然が豊かでいい国だ。ただ、一国の首都ですらこんな有様。日本のような国からの援助がなければ、なにも出来ないのがこの国の現状なんだ」
と。































