身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -29ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

シルバーウィークの3連休。
今日は稽古日ではありませんが、道場にいって、トイレの作務を行なってきました。

 

というのも、いつの間にかトイレの壁に黒い点々のようなものがつき、とっても気になっていたので……

 

洗剤やアルコールで擦ってみたりしたのですが、あまり効果がなかったため、プロ専用のケミカル「カビホワイト」を投入!

 

 

・ビフォー

こんな感じで汚れていた壁が……

 

・アフター

 

短時間でこんなにきれいに!!!

 

納得の仕上がりに大満足。

 

やっぱり「トイレの偏差値」は重要だ

 

本田技研工業の創業者、本田宗一郎氏は、

「人間は入れるところ(食堂)と出すところ(トイレ)をキレイにしないで、どうして美しい製品が生まれるか」

という名言を残しているが、

修行の場、道場であればなおさらのこと。

 

道場には食堂はないが、玄関と、トイレの掃除はおそろかにできない。

 

「玄関」とは、「玄妙な道に入る関門」=禅寺の入口のことを指す禅語なので、

玄関とトイレは、つねにきれいにしておかないと!

 

また本田宗一郎氏は、白い作業衣にもこだわった。

「作業衣は白がいいんだ。白は汚れが目立つ。汚れが目立てば汚さないように努め、機械本体もきれいに使うようになる」と。

 

そういう意味で、我々も白い道衣にこだわりを持って、道衣の清潔感も保ちたい。

 

今日はいい修行になりました。

 

◆おまけ

道場の玄関前に咲いていた彼岸花

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』

 

 

 

 

感染症拡大防止のため、9月12日まで道場での修練を控えている我孫子道院……。

 

このお休みの間に、以前より拳士からリクエストがあった鏡を設置してみました~

 

 

といっても、「貼る鏡」いわゆるミラーシールを窓のガラスに貼ってみただけですが……

(幅50cm×長さ1mのPETシート。密林で1980円)

 

 

簡易的な鏡ではありますが、

これを使って、拳士が自分の動きをチェックして、

主観と客観のギャップを埋めてもらえればと思います。

 

自分自身の動きというのは、思った以上に本人のイメージと、実際の動きに差があるもの!

 

「かがみ」から、「が」(我)が抜けると、「かみ」=「神」なる

とよく言われています。

 

また武術の世界には、

「後来習態の容形を除き、本来精妙の恒体に復す」という有名な言葉があります。
(直心影流剣術 男谷精一郎)
 

意味は、

「人は生まれてから今日まで知らず知らずに身についた癖がある。その癖を取り除くことで、本来自然に備わっている能力を引き出すことが出来る」

ということ。

 

自分を見つめ、自分自身と向き合い、

余分なものをそぎ落とし、凝り固まった考え、無意識のうちに身についてしまった癖をそぎ落としていくのは、まさに禅。

 

稽古を通して、ニュートラルな自分を取り戻していきましょう!!

 

◆おまけ

↓こちらがミラーシールを貼る前の窓 

 

道院長が基本指導時、鏡に映った自分の姿を見て、
筑波山のガマの油のように「タラリタラリと油を流す」ことになったらどうしよう……(汗)

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『107』

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないため、

我孫子道院での修練は9月12日まで見合わせます。

今年も「少林寺拳法サマースクール」にたくさんの方にご参加いただき、何組かの方に、「9月から正式に入門を」というお声をいただいていたのですが、
若い世代の観戦者が増えてきていることもあり、上記のようにさせていただくことになりました。

せっかく入門の決意を固めたのに、お待たせして大変恐縮ですが、稽古再開までしばしお待ちください。、
 

関係各位にはご魅惑をおかけいたしますが、

微志御了察の上、ご海容いただければと思います。

 

皆様どうぞお気をつけて

 

再拝 再合掌

我孫子道院では、この夏も未経験者のための長期体験入門企画、

「少林寺拳法サマースクール」を実施します。

 

少林寺拳法に興味はあるんだけど、

自分でもできるかな? 運動に自信がないので不安? 継続して通えるだろうか? 他の拳士や道場の雰囲気に馴染めるだろうか? 

といろいろ迷うことがあると思います。

 

そうした皆さん、まずはこの夏、一ヶ月ほど体験入門してみませんか?

 

本日、7月3日(土)から、8月30日(月)まで、お好きなタイミングではじめられます。

 

体験期間中に、「正式に入門してみたい」と思った人は、その時点で入門していただくことは可能ですし、

2~3回体験して、残りの体験期間はキャンセル、あるいは8月末まで通って、入門しないというカタチでも、構いません。

入門する・しないに関わらず、一人でも多くの人に少林寺拳法を知ってもらい、触れていただくことが目的ですし、

入門するにしても、「これはいい」と納得ずくで入門していただきたいと思っております。

 

体験費用はもちろん無料

 

希望者には、道衣も無料でお貸しします

 

 

(レンタル道衣は、数とサイズに限りがあります)

(道衣がなくても、Tシャツやジャージなど、運動しやすい服装であれば体験できます)

 

少林寺拳法の魅力は、一回二回の稽古ではなかなかわかりません。

期間中は、何回稽古に参加されてもOKですので、普段はなかなか時間が取れないという人でも、

夏休み期間を利用して、身体と心を気持ちよくリフレッシュ&鍛えてみませんか?

 

小学生、中学生、高校生、大学生などはもちろん、社会人や主婦、高齢者の方でも大歓迎。

兄弟、親子、お友達同士での体験もおすすめです。

 

少林寺拳法ならではの、年齢・性別・体力・身体の固さ、運動経験などを考慮した、一人一人に合わせた修練カリキュラムを体験していただけます。

 

拳禅一如の修行を通して、自分の身体を開発し、心の健康を保ちましょう(少林寺拳法は、「護身術」であると同時に「護心術」でもあります)

 

※我孫子市は、6月21日から「まん延防止等重点措置」を実施する区域から除外されましたが、

稽古前の手洗い、マスク着用、換気などにご協力ください※

 

お問い合わせ、お申し込みはこちらまでお気軽にどうぞ

我孫子道院ホームページ

http://abiko.kongozen.com/

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『108

 

今日は先月入門した小学5年生のT・K君と、中学1年生のY・N君の入門式を執り行いました。

 

 

少林寺拳法では、一ヶ月ごとに入門期生をカウントしており、

2021年5月度入門の彼らは、866期となります。

 

この期生は、少林寺拳法創始者=開祖 宗道臣先生から受け継がれてきた、教えと技術の「聖火」のようなものだと考えております。

 

866番目にこの聖火を受け取った彼らは、その灯火を消すことなく、後進に受け渡して欲しい!

 

少林寺拳法は人づくりの行であり、入門したその日が、指導者としての第一歩。

 

指導者=リーダーになるには、年齢、キャリアに関係なく、

周囲の人々を「リードしていく、引っ張っていく」決意が肝心です。

 

今日から両名は、我孫子道院の同志であり、ひとしく同じ修行にいそしむ拳士になったわけです。

 

入門式で厳かに誓ったように、この法を修めるに当たっては同志互いに親しみ合い、援け合い、協力して道のためにつくしていきましょう!

 

 

 

入門式の奉納演武は、中学生の有段者コンビが担当!
初めて法衣を着た、A・Mクン、なかなか貫禄があって似合っていました

 

 

先週の2021年少林寺拳法全国大会 千葉県予選会の入賞者の賞状も、本日手渡しました。
10月の全国大会にも、三組が出場する予定です!

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』