身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法 -29ページ目

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

今日は先月入門した小学5年生のT・K君と、中学1年生のY・N君の入門式を執り行いました。

 

 

少林寺拳法では、一ヶ月ごとに入門期生をカウントしており、

2021年5月度入門の彼らは、866期となります。

 

この期生は、少林寺拳法創始者=開祖 宗道臣先生から受け継がれてきた、教えと技術の「聖火」のようなものだと考えております。

 

866番目にこの聖火を受け取った彼らは、その灯火を消すことなく、後進に受け渡して欲しい!

 

少林寺拳法は人づくりの行であり、入門したその日が、指導者としての第一歩。

 

指導者=リーダーになるには、年齢、キャリアに関係なく、

周囲の人々を「リードしていく、引っ張っていく」決意が肝心です。

 

今日から両名は、我孫子道院の同志であり、ひとしく同じ修行にいそしむ拳士になったわけです。

 

入門式で厳かに誓ったように、この法を修めるに当たっては同志互いに親しみ合い、援け合い、協力して道のためにつくしていきましょう!

 

 

 

入門式の奉納演武は、中学生の有段者コンビが担当!
初めて法衣を着た、A・Mクン、なかなか貫禄があって似合っていました

 

 

先週の2021年少林寺拳法全国大会 千葉県予選会の入賞者の賞状も、本日手渡しました。
10月の全国大会にも、三組が出場する予定です!

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』

 

 

 

昨日、

2021年少林寺拳法全国大会 千葉県予選会が開催されました。

新型コロナの影響で、大会行事が開かれるのは2年ぶりのこと。

 

大会種目も限定されたので、全員参加とはいきませんでしたが、

我が門下生は、出場者の約1/3が入賞!?

(※出場拳士は、一般財団法人少林寺拳法連盟の個人会員としてエントリー)

(大会会場にて 出場メンバーと記念撮影)


初出場の拳士も多かったのに、

みんな練習の成果をいかして、いい演武を披露してくれました~

 

 

賞状もたくさんいただきましたが、

大事なことは結果ではなく、この一ヶ月の取り組みと成長ぶり!

先月の演武の動画と比較すると、みんな長足の進歩を遂げていて、
その実感から、自分の可能性が信じられたはず!

 

今日からまた、新たな目標に向かって精進していきましょう

 

そういえば、我孫子市は本日「まん延防止等重点措置」を実施する区域から除外されました。

 

マスクに換気、手指の消毒などは継続しますが、

自分の可能性を信じられる、新しい仲間(新入門者)も積極的に募集します。

 

身心の健康のために少林寺拳法をはじめてみませんか?

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』

 

 

 

 

5月30日に、

「遊びながら学ぶ場」をテーマに我孫子でイベントを開催している「cafeスコラ」さんと、川村学園女子大学 テーブルゲーム部の学生さんによる謎解きイベント

『きみにナゾは解けるか!? 

とらわれのお姫さまを助けだせ!!』に
道場開放行事として、会場を提供いたしました。

 

 

当日は、10家族・15名の子供たちが集まり、
柔軟な思考とチームワークが問われる、楽しい謎解きに挑戦!

 

 

よく練られたゲームに、子供たちは夢中になって取り組んでいました~
 

 

cafeスコラの主宰者のKさんが、我孫子道院の拳士だったことで実現したこの企画。

 

最後にはちょこっと少林寺拳法の紹介時間もいただいて、

これまで少林寺拳法とのご縁が浅かった人にも、少林寺拳法や道院の存在を知っていただくいい機会となりました。


(コロナ禍が収束したら)

これを機会に、今後は道場開放の機会を増やし、地域での認知度や理解度も高めていきたいと思います。

 

「cafeスコラ」と、川村学園女子大学 テーブルゲーム部の皆さん、
そして参加者の皆さん、
どうもありがとうございました。

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『103』

 

 

今月 二人目の新入門拳士を紹介します。

中学一年生のY・Nクンです。

 

 

Y・Nクンの祖父は柔道、お父さんは剣道の経験者で、

武道 家族の三代目だそうで、
Y・N君自身は、少林寺拳法を選んでくれました。

 

全国的には、中学生になると部活や学業との鼎立が難しくなり、休眠してしまう拳士が多いようですが、我孫子道院には7名の先輩中学生拳士が稽古に励んでいます!

 

みんなの中で、みんなと一緒に成長、上達していくのが少林寺拳法です。

 

Y・Nクンも、少林寺拳法が中学校生活のひとつの軸になってくれることを祈っています。

 

まだまだ新しい仲間を募集しておりますよ~

 

◆おまけ◆

ゴールデンウィークの手すさびに、

二本目の手作り如意棒を完成させました!

(如意棒=禅僧の法具・法器)

 

今回は新兵器として「粗皮削り」というツールを投入!!

これで大分作業がはかどりました~

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105』

 

 

 

 

 

先週、少林寺拳法の創始者、宗道臣先生の遺徳を偲ぶ、
開祖忌法要を執り行いました。

 

開祖は1980年5月12日に遷化されたので、

毎年、5月12日に近い参座日に拳士が集い、開祖の偉業を称え感謝するとともに、この道に精進することを改めて心に誓う儀式を執り行います。

 

 

ところで、これらの儀式、本当に大事にしていますか?

そして儀式の意味や価値がどこにあるかわかっているでしょうか?

 

これはなかなか教えられるものではありません。

なぜなら、

少林寺拳法の儀式や日々の修行は、まさに禅、つまり「気づきの場」であり、その真の意味を知るには、積極的に参加し、自分で気づくことが重要だからです。

 

儀式にしても、一回一回の気づきは薄っぺらいものかもしれません。

 

しかし、例え薄くても価値があり、それを重ねていくことに意義があり、だからこそ、その機会を大事にしなければならないのです。

 

儀式や修行は、いわば金箔のようなもの。

金箔は透けるように薄くても、金は金で価値があります。

我々の修行は、その薄い金箔を重ねていき、立体感のあるインゴット(金塊)=金の延べ棒にしていくようなものなのです。

 

同じ薄さでも、紙ではなくて、金であることが重要で、儀式や稽古が紙っぺらになるか、金箔になるかは、その人の心の持ちようで左右されます!

 

そして日々の修行の中の金のような価値に気づき、それを積み重ね、ある程度厚みがでてきた人が、昇級昇段考試を受験できるのです。

 

今回は、先月昇格考試を受験した、A・M拳士(准拳士初段 中学1年生)と、S・F拳士(少拳士二段 大学1年生)の允可状も届いたので、みんなの前で授与いたしました。

 

 

これからも、ますます精進し、身心の金箔を一枚一枚積み重ねていって下さい。

おめでとうございました。

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』