修行は入れるところと出すところから(トイレの偏差値) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

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我孫子道院 道院長のブログ

シルバーウィークの3連休。
今日は稽古日ではありませんが、道場にいって、トイレの作務を行なってきました。

 

というのも、いつの間にかトイレの壁に黒い点々のようなものがつき、とっても気になっていたので……

 

洗剤やアルコールで擦ってみたりしたのですが、あまり効果がなかったため、プロ専用のケミカル「カビホワイト」を投入!

 

 

・ビフォー

こんな感じで汚れていた壁が……

 

・アフター

 

短時間でこんなにきれいに!!!

 

納得の仕上がりに大満足。

 

やっぱり「トイレの偏差値」は重要だ

 

本田技研工業の創業者、本田宗一郎氏は、

「人間は入れるところ(食堂)と出すところ(トイレ)をキレイにしないで、どうして美しい製品が生まれるか」

という名言を残しているが、

修行の場、道場であればなおさらのこと。

 

道場には食堂はないが、玄関と、トイレの掃除はおそろかにできない。

 

「玄関」とは、「玄妙な道に入る関門」=禅寺の入口のことを指す禅語なので、

玄関とトイレは、つねにきれいにしておかないと!

 

また本田宗一郎氏は、白い作業衣にもこだわった。

「作業衣は白がいいんだ。白は汚れが目立つ。汚れが目立てば汚さないように努め、機械本体もきれいに使うようになる」と。

 

そういう意味で、我々も白い道衣にこだわりを持って、道衣の清潔感も保ちたい。

 

今日はいい修行になりました。

 

◆おまけ

道場の玄関前に咲いていた彼岸花

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110』