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身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

今日から3月!

 

少林寺拳法では、拳士の入門時期がわかる、入門期生を一ヶ月ごとにカウントしており、

今月=2024年3月に入門すると、その入門期生が

「900期」になります。
(来月=4月の入門者は901期)

 

3月・4月は、これまで少林寺拳法に縁がなかった人にも取り組みやすいよう、初心者向け、初級者向けの稽古に力を入れていきますよ!

 

また、今日から4月27日までにお申し出のあった方は、

一ヶ月の体験稽古(無料)にも参加いただけます。

 

まさか私が武道? 

私には少林寺拳法なんて無理かも?

と思う人ほど体験していただければと思っております。

 

我孫子道院の合言葉は、「いまから、ここから」

 

大人からでも、何歳からでも始められるのが少林寺拳法の魅力です。

 

今月31日まで、900期として登録できるので、

この春、何か新しいことをはじめてみたい方、暖かくなって、身体を動かしたくなってきた方、一緒に少林寺拳法をはじめてみませんか?

 

まずは気軽に、見学、体験から!

(体験入門者用のレンタル道衣も、用意してあります)

 

 

お問い合わせ、お申し込みは下記HPからどうぞ。

我孫子道院ホームページ

http://abiko.kongozen.com/

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『100』

 

きょうだい‐でし〔キヤウダイ‐〕【兄弟弟子】

「同じ師匠について学問や技芸を学んだ者。 また、その間柄」

 

所属道院こそ違いますが、ワタシと同じ先生について、長年一緒に稽古をしてきた、いわゆる兄弟弟子の高山良拳士が、

昨年12月、自身の職場に少林寺拳法の実業団支部を設立しました!

 

会計ソフト、給与計算ソフトの開発、運営を行なっている、
フリー株式会社の「freee支部」です。

 

才気溢れる高山支部長の下に、すでに9名の拳士が集い、体験中の参加者を含めると30名近い規模で活動中とのこと!

 

その日の出の勢いのfreee支部を「一度のぞきに来てください」とお声がけいただいたので、バレンタインデーの2月14日、

freee支部の稽古にお邪魔させていただきました~。

 

(兄弟弟子で、新たに勤務先の会社内に支部を立ち上げた高山支部長)

 

この日は終業時間後の19時30分から、本社の会議室で修練をスタート。

 

まずはきちんと鎮魂行から

 

 

技法の修練は和気あいあいと

 

確かな技術とパッション溢れるニューリーダー
高山支部長

 

(この日ご一緒させていただいた、freee支部の皆さんと)

 

まったく偶然ですが、
我孫子道院に親子で通ってきている柏女拳士(准拳士初段)が、
じつはこのfreeeの社員でもあることが判明し、
freee支部の立ち上げと同時に、高山支部長の片腕となって、

支部を盛り立てていく立場に!

 

そうした法縁もあって、
我孫子道院とfreee支部は、兄弟道場の関係にあり、
所属するそれぞれの拳士は、「従兄弟弟子」になりました。

これぞまさに「以武会友」

 

皆さん、一気に従兄弟弟子が増えてよかったですね(笑)。

 

ワタシも発足間もない、初々しい支部の活気に触れられて幸甚でした。

高山支部長、柏女拳士、freee支部の皆さん、どうもありがとうございました。

 

今後は合同練習なども企画して、従兄弟弟子同士が交流できる機会も積極的に設けていきたいと思っております。

 

お互い手を携えて、より楽しく少林寺拳法に取り組める環境を整えていきましょう。

 

 

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『105

今日はバレンタイン
(バレンタインの法話は下記参照)

 

 

今年は、2月とは思えない暖かな日になりましたが、

そんなこの季節、我孫子道院では、春のキャンペーンとして、

3月1日~4月27日まで長期体験入門者を募ります。

期間中、お好きなタイミングからはじめて、最長一ヶ月、少林寺拳法の稽古を体験できるチャンスです。

 

 

いままで武道や武術に縁がなかった方、スポーツもとくに経験したことがないという方もウエルカム。

 

身体を整え、呼吸を整え、心を整える『行』としての少林寺拳法で、

身心をリカバリー&リフレッシュし、新年度を迎える準備をしてみてはいかがでしょう。

 

新1年生(小学校、中学校、高校、大学生)、そして新生活を迎える方を中心に、

社会人や主婦、ご年配の方でも大歓迎。

兄弟、親子、お友達同士での体験もおすすめです。

 

少林寺拳法ならではの、年齢・性別・体力・身体の固さ、運動経験などを考慮した、一人一人に合わせた修練カリキュラムを体験していただけます。

 

参加費は、無料

 

 

経験、性別、年齢 不問
(未就学児は、親子ご一緒に)

 

拳禅一如の修行を通して、自分の身体を開発し、心の健康を保ちましょう(少林寺拳法は、「護身術」であると同時に「護心術」でもあります)

 

希望者には、道衣も無料でレンタル可

 

(レンタル道衣は、数とサイズに限りがあります)

(道衣がなくても、Tシャツやジャージなど、運動しやすい服装であれば体験できます)

 

体験期間中に、「入門してみたい」と思った人は、その時点で入門していただくことは可能ですし、

2~3回体験して、残りの体験期間はキャンセル、あるいは1ヶ月間通って、入門しないというカタチでも、構いません。

入門する・しないに関わらず、一人でも多くの人に少林寺拳法を知ってもらい、触れていただくことが目的ですし、

入門するにしても、「これはいい」と納得ずくで入門していただきたいと思っているからです。


 

ちなみに、少林寺拳法では、拳士の入門時期がわかる、入門期生を一ヶ月ごとにカウントしており、

2024年3月に入門すると、その入門期生が

「900期」になります。
(2月の入門者は899期、4月の入門者は901期)

 

900期だからといって、とくに特典があるわけではありませんが、
キリ番にこだわりがある人は、早めに入門をご検討いただけるといいかもしれません!?

 

いずれにせよ、

春になったら、新年度になったら、

何か新しいことをはじめてみたい、と考えている皆さん、

この機会にぜひ、少林寺拳法を体験してみてください。

拳士一同、お待ちしております。

 

お問い合わせ、お申し込みは下記HPからお気軽に。

我孫子道院ホームページ

http://abiko.kongozen.com/

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『110

昨夜は我孫子市にも大雪警報が出たため、

道場での稽古は泣く泣くお休みにしました。

雪の影響で、道場を開けなかったのは数年ぶり!?

でも、普段ならまだ稽古時間内の21時30頃から、市内各所で停電となり、日を跨いで午前2時頃まで復旧しなかったので、稽古を休みにして大正解でした。

 

 

ただ、道場での稽古=易筋行は出来なくても、

自宅で「内修」は出来たはず。

 

開祖のお誕生日も近いことですし、
(少林寺拳法の開祖、宗道臣は1911年2月10日生まれ)

開祖の著書、少林寺拳法教範や秘伝少林寺拳法を読んだり、

開祖語録や読本を読み直すのも大事な内修の修行!

 

<金剛禅門信徒の修行法>

 

もっとも、停電中は本を読むのも難しいので、

調息・座禅ぐらいしか出来なかったかもしれませんが……

 

ワタシは、外修の消極的修行「休養」をチョイスし、22時前にはふとんに入ることを選択しました(苦笑)

 

その分、今朝は早起きし、
自宅周辺を雪かき。

これぞ「外修」であり、自他共楽、力愛不二の実践でもあります。

 

誰かがしなければいけないことがあったら、率先して引き受ける」

というのは、とっても金剛禅的アクションですから!

(「アンサング・ヒーロー」を一人でも多く育てていくのも、金剛禅運動)

 

また、この大雪のように、次回の稽古が必ずあるとは限らないので、

一回一回の稽古を、一期一会のつもりで、大事にしましょう!

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『106』

我孫子道院では、毎年2月の第一週に、「冬季雪上鍛錬」というプログラムを実施していて、今年も新潟県の湯沢パークスキー場に行ってきました。

 

 

この「冬季雪上鍛錬」は、

拳士会主催のレクリエーションを兼ねたイベントとはいえ、道院の年中行事の中でも重きをなしていて、すでに15年以上続けている行事になります。

 

なぜ、この行事を重視してきたのか?

それは、この「冬季雪上鍛錬」の真の目的が、

雪の上で、調和の思想について考えることにあるため。

 

拳士であれば、

少林寺拳法=金剛禅は「調和の思想」というのは知っているが、

スキー場という環境は、調和の思想を体得体解するのに、非常に適しているのです。

 

スキーを履いて、ゲレンデを滑り出したとき、

「曲がれ」「止まれ」と強く念じても、スキーはちっともいうことを聞いてくれない……。

 

 

なぜなら、地球には地球の事情があり、地球の法則にこちら側が合わせていかないと、自由自在に曲がったり、止まったりすることができないから。

 

 

地球と喧嘩をしても勝てっこはない。

なので、スキーで上手に滑るには、雪や斜面と仲良くするのが第一歩。

傲慢な気持ちで「曲がれ」「止まれ」と押さえつけようとしても、

地球にあっかんべーされて、しっぺ返しをくらい、転倒するだけ……。

 

雪や斜面と仲良くすることを考えて、調和するのが鍛錬の道。

 

 

本当は拳法の法形(技法)修練だってまったく同じで、

相手と向き合ったとき、「(技が)かかれ」「倒れろ」と念じても、

相手には相手の事情があるので、技の成立条件が整わないと、技はかからないし、倒れてもくれない。

 

地球は人間よりも厳しいので、

自然の中で、雪や斜面と仲良くする方法を試行錯誤し、調和の道を探っていくのは、まさに鍛錬。修行に直結するのでは、と思って、けっこう真剣に取り組んでいるのです。

 

 

そして鍛錬のあとは、

源泉掛け流しの温泉で身を清め、

 

 

ラストは、越後湯沢駅の唎酒番所「ぽんしゅ館」で、

臓腑のお清めを

 

 

怪我をする人もなく、参加者全員楽しく鍛錬することが出来ました。

 

これから一年、じっくり「調和の思想」についての考えを深め、

また来年戻ってきましょう。

 

参加者の皆さん、お疲れ様でした~。

 

 

本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『118