今日発売の月刊秘伝7月号に、またまた少林寺拳法のかなりボリュームがある記事が載っていました
今回のテーマは京都別院と、その京都別院で修行された開祖の直弟子の先生方のインタビュー
少林寺拳法の本拠地は、言うまでもなく香川県多度津町にある金剛禅総本山少林寺
でもじつは、その本山のほかに、本山直系の別院というのも存在した
それが高松別院(現 高松中央道院)と、京都別院
いずれも別院としては、廃院となってしまい、現在は東京センターのある大塚の東京別院だけが、唯一の別院となっている
その京都別院は、1961年に建立され、当初は一ヶ月のうち半分は、開祖が四国から上洛し、直接ご指導をなさっていたという
そして、1999年に閉院となるまで、多くの指導者を輩出した少林寺拳法の関西における一大拠点だったという歴史がある
京都と少林寺拳法とワタシには、ちょっとだけご縁がありまして……
関東生まれの関東育ちのワタシですが、幼いころ約2年ほど京都は伏見区の墨染という町に住んでいたのです(弟が生まれたのは、ちょうどその京都在住の時期でして、彼は京都の日赤病院で生まれました)
で、これはワタシが大人になって母から聞いて知った話なのですが、
武道・武術がけっこう好きだった父親が、京都に住んでいたその時期に、どこかで少林寺拳法の名前を聞いて、「習ってみようか」と興味を持ったことがあったそうです
しかし、母親に「そんななんか変なお寺の拳法なんて、やらないで」と反対されて、その話はうやむやになったとか?
歴史に「もしも」はありませんが、何でも凝り性で、根気だけは人一倍ある父が、その頃京都で少林寺拳法をはじめていたら、ワタシも開祖にお目にかかる機会があったかもしれないし、もっと早く少林寺拳法をはじめていたのかもしれなかったのに!!
(もっとも、ワタシのことだから、仮に父親が少林寺拳法にのめりこんでいたとしたら、逆に少林寺拳法には入門していなかった可能性も少なくないかも?)
そんな個人的な経緯から、以前から京都別院には興味があって、
じつは京都別院のあった、上京区の法輪寺、通称「達磨寺」にも行ったことがあり、とっても懐かしくなった次第です(!?)
↑これが法輪寺の境内にある「少林寺拳法根本道場発祥地」の石碑
↑この建物が、京都別院の道場だった建物
玄関や窓の形が、達磨の形になっている(約60畳)
↑これがその法輪寺の境内
(京都市上京区下立売通御前通西入行衛町)
誰でも拝観可能
臨済宗妙心寺派のお寺で、境内に八千体の達磨像を祀っているので、「達磨寺」とも呼ばれている
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こうした京都別院のことが詳細に紹介されている月刊秘伝7月号
インタビューに登場している、西陣道院の牧野先生(大範士九段)には、個人的にお世話になったこともありまして……
写真付きで掲載されている牧野先生の腕十字固も、牧野先生にかけていただいたことがあります
(さすが開祖直伝の技! 痛いのなんの)
巻頭特集も興味深い内容でしたし、『「強さ」とは何か。少林寺拳法創始者・宗道臣の言葉」 も読者プレゼントとなっていたので、今月号も買わざるを得ないな~
※編集後記にもいいことが書いてあったので、注目!
(なにやら宣伝みたいでスミマセン)
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『104』