昨日の昇格考試を受験した門下生ふたりが、晴れて初段に合格した
昨年末から、本格的な準備を始めたはずなのだが、
学科も実技も直前まであたふたして……
(とくに学科! 受験者には毎度言い聞かせているが、少林寺拳法の昇格考試の学科テストは、真剣に勉強しないと受かりません 甘く見てはいかんと、あれほど言い聞かせていたのに、実感がわくのはいつも試験の直前なんだよな~)
今月に入って、何度か特別練習(+学科の模擬試験)も実施したこともあり、最後はまとめていい結果を出してくれました
受験者のうち、一人は小学六年の女の子で、ワタシが道院長になりたての頃、小学一年生で入門してきた子
身体はやや小さめだが、筋のよさはバツグンで、ワザにキレがある
ちょうどいいペアに恵まれず、苦労してきた面もあるが、
昇格考試でも、初対面の他道院の拳士と組んで、ほぼ練習どおりの実力を出し切ってくれた
心配だった学科も、最後の追い込みが効いて(!)、本番では99点
優秀者として名前を呼ばれるオマケつき
もう一人は、一年前転籍(+復帰)してきた50代の男性
平日は仕事が忙しく、基本的に土曜日主体の参座だったが、稽古に来たときは率先して汗をかいて、努力してきたことが実りました
二人とも、本当におめでとう!
受験した本人だけでなく、道院にとってもめでたいことだし、ワタシにとっても有段者が増えるのは心底うれしい
(昨夜の合格祝賀会のビールは美味しかったな~)
合格が発表された直後に
いつもお世話になっている、八段のI先生から、
二人に「おめでとう! これからも続けてください」というお言葉をいただきましたが、
ワタシが言いたいのも、まさにその一言
武道では「なぜ、一段といわず初段というのか」 をよく考えて、
今後ますます精進されることを期待します
(写真、使いまわしでスミマセン)
本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『103』