なぜ、一段といわず初段というのか (新有段者誕生!) | 身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

身体からの悟りを目指して ~ 少林寺拳法

我孫子道院 道院長のブログ

本日の昇格考試(千葉県少林寺拳法連盟が実施)で、

ひとりの門下生が准拳士初段に合格した。


その拳士は社会人の青年(?)で、平日は仕事が忙しいため、

稽古はほとんど土曜日オンリー。

週一回ペースだったために、入門から初段になるまで、少々時間がかかってしまったが、それだけに合格した喜びはひとしおだろう。

忙しくてもコツコツ続ける根気が、彼の持ち味なので、これからもマイペースで続けてくれるに違いない。


ところで、武道では最初の段位を一段といわず、初段という。


なぜだろう?


ある先賢曰く、

「初段を取ってからが本当の修行のはじまりで、もう一度初心に戻ったつもりになって、励むようにという訓えが込められているから」とのこと。

(納得)


修行の道には、

「入口はあっても出口はない」

(たしか尾崎豊の曲に、こんな歌詞があった気が……)


ともかく、合格したK・Tくん、おめでとう!

そして今後ますます精進これあるべきものなり


新有段者としての活躍を期待しています



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本日の「身体の知能指数」 (PQ=physical quotient) 『103』