バーコードリーダーとクリップボード | ショップユー店長 START

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バーコードリーダーで読み取ったデータを受け止め、自動的に整形し、クリップボードに貼り付けるスクリプトを書いてみました。

 

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先日、街のジャンク屋さんで安価な中古のバーコードリーダーを買ったのですが、読み取ったデータが「a」で囲まれていたり、末尾にリターンコード(改行)が付加されてきたりします。

そうしたスタート/ストップキャリア(と言うらしい)や、末尾に付加されるコードなどは、通常の場合、マニュアルの専用バーコードを読み込むことで、設定変更できるのですが、この格安バーコードリーダーにはマニュアルが付属していませんでした。
(>_<)


ネット上に該当マニュアルがアップされていないか探し回りましたが、あいにく合致するものもありませんでした‥
ガックシ_| ̄|○

 


しかたがないので、このバーコードリーダーを使った時は、手作業で文字列の両端を削除したり、リターンコード(改行)で動いたページを戻したりしなければなりませんでした。

(^_^;

 

しかし、面倒なので、どうにかできないか考えてみました。
↓↓
例えば、読み取る直前に、別のソフトを立ち上げ、読み取ったデータをしっかり受け止め(つまり余分な改行コード等は弾いて)、入力データを自動的に適切な文字列に加工してしまうようにすればどうだろう?

ついでに、その結果をクリップボードに貼り付けて終わるようにしたらどうだ? クリップボードに取り込んでしまえば、あとは読み取る必要なく何度もペーストできます。

ショップユーではバーコードリーダーを頻繁に使っていますが、よく観察してみたら、同じ人が同じ伝票のバーコードを何回も読み取っています。

 

1回目:伝票作成する時
2回目:発送メールする時
3回目:出荷チェック兼集計作業の時

注文処理の作業全体を伝票番号で管理しているため、伝票のバーコードを読み込む場面が多いわけです。となると、伝票番号がクリップボードに記憶されるというのは、なかなかメリットのありそうなグッドアイデアかも。(^_^)

ということで、最初は入力関連のフリーソフトなどを試してみたりしていましたが、最終的にバッチファイルでもいけそうだったので、何十年ぶりかにバッチファイルを書いてみたのでした。

 


全体の流れはこのような感じです。
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●文字列の入力を待つ(バーコードリーダーからデータを受け取る)
●入力された文字列の長さを調べる
●先頭文字を調べる
●末尾の文字を調べる
●調べた値で宅配便の伝票番号か判定する
●宅配便の伝票番号だったら不要な両端文字を削除する
●整形が終わったデータをクリップボードに貼り付ける
●何も問い合わせず、さっさと終わる
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ひとつだけハマって苦労した点があったので、ここに載せておきます。
↓↓

最後の処理で、データをクリップボードに渡して終わるところです、なぜか末尾に改行コードが付いてきてしまうので何回も見直したりしたのですが原因がわからず悩みました。

 

しかし、それはソース中にもメモしたように、クリップボード側のclip.exeのせいでした。よく紹介されている赤線のほうの渡し方では改行が付加されるが、青線のようにすれば改行が付かずバッチリうまくいきました。(^_^)v

 

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それから、バーコードリーダーの入力データを別のソフトで受け取るためには、直前にそのソフトを起動させる必要があります。

最初は、バーコードリーダーの本体に、以前にもやったことがあるような、

↓↓

 

専用のボタンを取り付けてそれで起動させるようにするとラクかなと思っていましたが、とりあえずタスクトレイに起動専用のアイコンを設定したら、意外にこれで使いやすかった。

 


バッチファイルは速攻で起動し、動作もキビキビなので気持ちよい。もっかその方法(バーコードリーダーをかざす直前に画面上のアイコンをマウスでクリックする)で充分にスムーズ、間に合っています。

バッチファイルをタスクバーに置く方法については、ここの情報が役立ちました。
↓↓

 

その他、バッチファイルをEXEファイルに変更したり、アイコンを好きなように変更したりする有益な関連情報もいろいろあるみたいです。

 

バッチファイル、BATファイル…。

もはや昔ばなし級の懐かしい名前、古い手段ですが、こうして今でも立派に動いて問題が解決できるのなら存在価値はあるのでしょう。

 

ではでは。(^_^)/~~


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