ヤマト運輸のネコポスが、今月(2023年9月)限りで廃止される。
ショップユーでも薄い商品を送るために利用してきたネコポスが使えなくなる。
↓5年前の記事↓
その替わりとして、10月1日から「クロネコゆうパケット」を開始するのでよろしく~、とヤマトからすでに「提案書」(見積書)も渡されている。
だけど実質、運賃の値上げとなる価格設定だったから、さぁ、これからどうしていこうか、思案のしどころだ。
そういう変化に合わせ、発送まで業務代行しますよ、商品を預けてみませんか?という営業アプローチもだんだん強まってきている。
ウチは取扱品目も少ない小規模な店だし、自動化とはある意味、反対の方向性。人力を生かして頑張っていきたいと思っているから、アウトソーシングとかには興味がない。
しかし、休日発送に対応しないのか? 優良配送化するつもりはないのか? と問われると答えに困る。(^_^:
◇ ◇
ちょっと話がそれてきた。
厚みのある商品については、佐川急便とヤマト運輸の宅急便で、地域や納期に合わせて使い分けていくから、今まで通り、とくに問題ない。
問題なのは、注文数も多い、薄い商品の発送だ。
実は、そうしたネコポスの代替手段については、日本郵便の「クリックポスト」でいこうと決めている。
日本郵便の「クリックポスト」は、こちらが荷物をまとめて持って行き、郵便ポストに差し出して送るという配送サービス。
いつでも郵便ポストに入れさえすれば発送作業が終わるため、佐川やヤマトの集荷を待つ必要もない。つまり、夜間でも休日でも、いつでもこちらの都合で好きな時に好きなだけ作業して発送できるというスタイルだ。
これまでも、大型連休のときとか、予定外に緊急で発送しなければならなくなった時などにクリックポストを利用しており、けっこう便利なので、使う機会が徐々に増えていた。
ということで、もっかクリックポストをメインの発送とするべく、準備をしている最中だ。
とくにここ数日、悩んでいたのが、クリックポストのラベル印刷。
これまでは、クリックポストのラベルを作る場合、A4コピー紙にプリントしカッターで裁断して、商品を入れた封筒に糊付けしていくという手作業だった。
しかし、これからはクリックポストがメインの発送方法になるので、そんな原始的な仕事ぶりでは日が暮れる。時間がどれだけあっても足らない。
なので、クリックポスト対応のラベルプリンターを物色していたのだが、名前も知らないメーカーの安価なプリンターでも1万円台後半からの価格。耐久性を考えて国産のメーカー品ともなると数万円クラスになっていく。
さらにシール付きの感熱ロール紙も消耗品として常時購入し続けていかなければならない。となると、そこそこ紙代のコストもかかって高くなり、実に悩ましい。
◇ ◇
そこで経費節約のために、例えば、いま毎日のように領収書代わりのレシートをプリントしている卓上のサーマルプリンターで、クリックポストのラベルが打ち出せないか試してみた。
デスクで使っているこのプリンターには幅80mmの感熱ロール紙を入れて使っている。
しかし、クリックポストのラベルはA6サイズ、ほぼハガキサイズ。横105mm×縦149mmだから、そのままでは印刷できない。それをPDFファイル上で画像として切り出しサーマルプリンターで縮小印刷。強引に幅80mmのロール紙にプリントしてみた。
↓↓
左側:幅80mmのロール紙に縮小印刷。右側:原寸版
一応、打ち出すことはできたが、やはりかなり小さいため、郵便局側のバーコードリーダーで読めるか、無事に受け付けてもらえるのか、ちょっと自信が持てない。(^_^;
やはり、別途で新規に専用のラベルプリンターを購入してちゃんと導入するかなぁ…。
と諦めかけたのだが、なんと眼からウロコのやり方があったのでした!
◇ ◇
それは、封筒に直接ラベルを印刷してしまうという方法です!
これこの通り。
↓↓
やってみたら、これめっちゃいいじゃん!!
なんと言っても、ラベル用の紙がいりません。
今までネコポス用のラベルを印刷していたレーザープリンターで、そのまま実にキレイに封筒に印刷することができちゃいました。
新しい高価なラベルプリンターを買わなくて済みます。専用のラベル用紙も買わなくて済みます。そしてラベルを貼り付ける作業さえ不要となります。
なんということでしょう。
無駄なことはしない。省くことの凄さ、シンプルさは素晴らしいですね。
(^_^)v
※具体的な印刷方法については、
「クリックポストを封筒に印刷」というようなキーワードでネット検索すると幾人かの方が詳しい解説をされています。