大森千鶴子です。
近頃はスギ花粉の症状が出てる方も勿論多いのですが、
なんだかよく眠れない
めまいがする
目の充血
頭痛がひどい
イライラする
肋骨の脇が痛い
ちょっとウツっぽい
体に力が入らない
足先だけ底冷えがする
せっかく春なのになんかスッキリせず来られる方も多いです。
これらの症状は東洋医学的には春の季節が起こさせる症状です。
春は気が上りやすく、身体の生理学的な調整に関係する肝の働きが乱れやすくなります。
肝の働きが悪くなると上の諸症状の他に胃腸の調子も悪くなります。たとえば、消化不良になり、便秘や下痢なったり、ガスが溜まりやすくなったり。
当てはまる方もいるのではないでしょうか。
特に最近甘い物を妙に欲する人はすでに胃腸にも症状がきてしまっているので要注意❗️です。
今ある不快な症状を1度リセットする、肝の働きを平常にする食材などを紹介しましょうね
鎮静、解毒作用のある春の山菜をうまく利用できるといいですね
菜の花…辛/温 体内に溜まった老廃物を出 し、むくみを解消。血行不良の改善。
セリ…甘苦/涼 利尿作用あり。肝に働きかけイライラ、目の充血などの症状を軽減。
セロリ…甘苦/涼
玉ねぎ…甘辛/温 胃の働きを調整し、異常時に上逆する胃や肺の気の流れを整える。
痰をとり、気血の巡りを良くする。
フキ、フキノトウ…苦/温 痰をとり、咳を鎮める。胃の機能を高める。血液循環をよくし、老廃物を出す。
ウド…辛苦/微温 発汗を促し、初期のかぜの回復を早め、リウマチ、関節などの症状を改善し、痛みをとる。
タラの芽…苦/寒 身体の熱を覚ましたり、炎症を抑えます。解毒作用もありますよ。
こごみ…苦/寒 タラの芽とどうようの作用があります。
グリンピース…甘/平 胃腸のはたらきを助け、気を補い、水分代謝をよくする。
などなど。
春の山菜はこんな感じ。
写真は、フキノトウ、タラの芽、こごみとウドです。
ウドの大木と言われるだけあり、ウドはカメラはみ出してますね
今日は春の山菜天ぷらなんぞいかがでしょう