10月7日に開催された、サイバーエージェントの社員総会にて、最優秀ベストスタッフ賞をいただきました。
 
採用に全力を尽くすカルチャーがあるからこそ、新卒採用に関わってくださった全ての方がいたからこそ、今年の成果につながりました。
 
見たことのない景色を見たい!と走ってきた締めくくりとして、こんな素晴らしい景色が見れるとは思っていませんでした。
本当に本当に感謝でしかありません。ありがとうございます。
 
発表された直後は、まさに頭が真っ白。
当日は、ずっと夢見心地な感覚。
 
翌日の関西に帰る新幹線の中で、いただいたメッセの内容を確認し、御礼を言うべき人に当日言えずじまいだったので、連絡しようと色々考えてるときに、急にグッと来て実感が湧いてきました。
 
檀上でのスピーチは言いたいことの一割も伝えられなかったのではないか?というのと
今改めて感じていることは、しっかり言葉に残しておこうと思ったので、自身の備忘録としても、ブログを更新しようと思います。
 


賞はゴールではないが、見える景色は変わる。
→もともと、声を大にして「賞を獲りたい!」とかを宣言していたタイプではないですが、最優秀ベストプロジェクト賞は密かにとりたいと思っていました。冒頭でも述べてる様に、新卒採用に関わる全ての人がいたからこその成果だったので。
ベストプロジェクト賞ではなく、個人の賞となりましたが、実際にスクリーンに自分の名前が出て、社長に名前を呼んでいただき、檀上に上ってみて、素直に嬉しいという気持ちが、今こみ上げているのは間違いありません。
ただ、今改めて感じるのは、賞を獲ることはゴールではないということ。
ターニングポイントにはなると思います。が、通過点でしかない。 
ただ、見える景色は今までと変わると実感しています。良い意味でプレッシャーも感じるし、これをきっかけに地方採用を更に強化出来るチャンスになる。自身の視点も更にグッと上げていきたい。


あきらめずにやりきれば、年次関係なく、ちゃんと成果を見てくれている
→年功序列のない、若手の台頭を喜ぶ文化が
サイバーエージェントにはあります。
私も採用をしていて、そういう話を学生によく伝えていますが、自身も社会人10年目になり、ベテラン社員になり、頑張るのは当たり前であり、色々悩むことがあったのは正直ありました。
私の若手時代を思い返すと、今回の様な受賞は、奇跡の様な話で例えると、ビリギャルの様な感じな訳です。
今までこれといった胸張れる成果を残せてないと思っていた私は、30歳を超えてから、とにかく迷っていた様に思います。
20代に活躍のチャンスが平等に切符は配られなくとも、比較的多い会社でくすぶった自分が、30を超えての存在価値は無いのではないか?とネガティブになったりしていました。

一方で、このままでいいのか?という気持ちも大きくありました。
そんな色々悩んでる時期に、ターニングポイントを迎えます。
 
「べきべき言ってる場合じゃない。もっとやりたい様にやったらいい」という
膽畑さんに、アドバイスをいただいたことで吹っ切れたこと。
 
「地方採用で過去最高の目標を目指そう」と大介さんに、言ってもらえたこと。
 
このタイミングがラストチャンスかもしれない、と自分に言い聞かせ、ベテランが本気になったら強いんだ、ってところを見せたいという、ちょっとしたプライドというか、自分の中でこの1年は、とにかく信じてあきらめずに、やりきる勝負の1年にしようと決めたのでした。
 
そこからはバランスとってる場合じゃないと奮起し、色んな人に頼りながら、とにかく成果に向き合い続けて、走ってきました。
その結果、過去最高の結果を出すことが出来て、今回の受賞につながったことは大きな自信となりました。ベテランもまだまだやれるんだ、っていう証明も少しは出来たかな?と個人的には思っています。
 
今回の社員総会で、社長のスピーチの冒頭に
「会社経営は、山の天気の様だ」という話がありました。
 
社会人人生も似ているところがあると思います。
みんながみんな、ずっと絶好調ではないし、
頑張っていても、成果が出ないこともある。勝ち波もあれば、負け波もある。
 
もっとあのときこうしてれば・・・とか思うことは人間なので、あると思います。
ただ、「たられば」をずっと言い続けて、そこから抜けれなかったら
勝ち波が来ても乗れない可能性が高くなるんじゃないかな?と個人的に思います。
 
私は、周りの人に恵まれたことで奮起出来たので、本当に感謝でしかありません。
次は自分が誰かに返せる様な人間になりたいと心から思います。
 
今回の受賞は、地方採用に更に全社を巻き込めるチャンスだと捉えています。
この波に乗っかり、賞に見合う様な更に高い成果を出さなければいけないと
私が受賞した意味はないと思います。
 
ということで、最後に。
 
更に今後も地方採用強化に向けて、全社を巻き込んでいく所存です。
なので、また私から色んな人にお願いの嵐が来ると思いますが
皆様、どうぞよろしくお願い致します!!!
 
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2016年のサイバーエージェントの夏のインターンシップ全日程が終了しました。

まずは、参加してくれた学生のみなさんありがとうございました&お疲れ様でした!!!
そして、協力してくれた社員のみなさんも、本当にありがとうございました!!!
社員のみなさんの協力なくして、インターンシップは成り立ちません。ありがとうございます。
 
今年は東西含めて、全国で12回の夏インターンを開催しました。
そのうち、地方開催のインターンは6回。
 
昨年と同じく、選抜型のインターンシップを掲げ、コンセプトはDRAFTで実施。
メディア企画、広告マーケティング、経営者コースと様々な種類のインターンを提供。
個人的には、地方開催を大幅に増やしたことで夏の時点で地方学生にも
挑戦機会を昨年よりも増やせたことは良かったかなと考えています。
特に、九州で初の開催が出来たことは、本当に良かった!!!
 
都心に住む学生と地方学生の情報格差や機会提供の格差をなくしたいと
地方採用をミッションとしている私にとっては、切実に願っていることであり
自身もチャレンジしなければいけないと考えていることなので
こうやって地方に流れが来ているのは非常に良いこと。

ただ、一方でインターンの【インフレ化】みたいなものも感じました。
 
サイバーエージェントもインターンの数を増やしたことは事実。
世間的にも年々、インターンシップ強化の流れは来ていて
もはや、サマーインターンに参加することは学生の中でも珍しいことではなくなってきている。
 
だからこそ、インターンシップに参加すること自体の学生の捉え方も様々だし
実施する側の企業の運営に関しても様々なパターンが存在していると思います。
 
・なんとなく、インターンに参加している
・数多くのインターンに参加したことで、インターンをこなす感覚に陥っている
 
みたいなケースは割と見受けられたかなと思いました。
 
これは、参加している学生の責任だけではないと私自身は思っていて
開催する企業側の【インターンの再定義】みたいなものが今後求められる気がしています。

・実務とインターンがほど遠いケース
・リアルが結局伝わりづらい

みたいなのは結構ありそうな気がしています。

インターンは、疑似体験だ!と捉えてしまうと、そこまでになっちゃいますが
出来る限り、リアルを知ってもらい、人生の決断材料の1つになる様な
経験を生み出せること、学びを成長に変えることのできる絶好の機会提供が
インターンシップの場で生み出すことは、大事だと思います。

インターンが増えすぎた時代だからこそ、毎年同じ様なことをやってると
日本のインターンシップ市場の進化は起きないので、新しいチャレンジが
必要。自戒の念を込めて、本当にやっていかないといけない。

ということで、サマーインターンが終わったら、さっそく次がまた始まる訳ですが
早速、秋冬インターンシップの第一弾のリリースを開始しています。

■「広告企画営業力」インターンシップ
https://www.cyberagent.co.jp/recruit/fresh/program_detail/id=12586

アウトプット型のインターンが増えているので、あえてインプット型の
インターンを今回は準備しました。
広告企画営業に必要とされる力とは何ぞや?を徹底的に3日間で叩き込みます。
インプット型といっても、座学だけだと授業みたいになってしまうので
インプットとアウトプットをぎゅっと凝縮して、脳に汗をかきまくってもらうイメージです。
また、17トップ内定者との対決コンテンツも準備するので、学生にとっても
年次の近い先輩との真剣勝負をしてもらうことで、新たな刺激を生みたいと考えています。

毎年同じフレームで運営することは楽だけど、それは思考停止と同じなので
世の中をアッと言わせる様な、新たなインターンシップのカタチを模索しながら
チャレンジし続けたいと思います。



 
連休中に久々にゆっくり振り返る時間を作れたので、備忘録としてブログ更新。

サイバーエージェントの2016年度もまもなく終了し、新しい期を迎えます。

社会人としても10年目になり、私にとって2016年度は、会社人生の中でも濃い一年だったので、しっかり振り返っておくことは、大事かなと。
長いので、自分の備忘録の為です、、、汗

正直、前半の半期は自分の中でもダメダメな半期で、後半の半期で周りの方々の協力があって、何とか立て直した一年でした。

ちなみに、今年掲げていた目標は、過去最高の今まで誰もやったことのないハードルの高い目標でした。それだけ、関西の新卒採用に期待いただけた訳ですが、その分のプレッシャーも大きい一年でした。

前半がダメダメだったというのは、やる気がなかったとかそういうのではなく、【成果が出なかった&成果の向き合い方を間違えていた】ということです。

前半の半期、何がダメダメだったか?をまず振り返ります。

・責任感の履き違え
→関西の新卒採用人事が1人という状況、年次もベテランということもあり、変に気負ってしまって、人に頼ることが出来ずに自分の枠の中で仕事をどうにかしようとしてしまっていた。目の前のことだけに必死になりすぎて、余裕がなくなっていた。

・巻き込み下手
→上記に書いてる様に、頼ることが出来なかったから、結果的に人を巻き込めていなかった。

・自分にとにかく、自信がなかった
→負のループに陥り、自分の出来てないことばかりに目がいってしまい、成果も満足いくものでなかったので、とにかく自信を喪失してました。ぶっちゃけ、私がいることがチームの負担になってるのでは?とネガティブになってた時期もありました。

10年目だし、自分でコントロールしなきゃ!と背負って、背負って、、、相談下手な私はこの状況を今思うともっと前から引きずっていた気がします。
不器用すぎるし、もっと早く相談すれば良かったのにって思うけど、あの時は成果出してない私が、、、みたいな思考で全てに対して【遠慮】してました。

ただ、3月の時点で10年目がリアルに見えてきて、このままじゃやばい!という感覚に日々焦っていて、何か行動しなければと考えた末に、自分にしては珍しく、勇気を出して当時の新卒採用統括の膽畑さんにサシ飲みをお願いさせてもらいました。

そこで、ターニングポイントを迎えます。

『入社した頃は、みんな●●したい!と、wantの発想でワクワクすることを描いていたはずなのに、今は、●●すべきだ!と、mustの発想になってないか?もっと自分のやりたい様に小さなことからでもいいから、少しずつ試せばいい』

『べきべき言ってたら、大きなチャレンジも出来なくなる』


と、アドバイスいただき、小難しいこと考えずにやりたい様にやってみよう、と思える様になりました。
ここで言う、やりたい様にやるというのは、あくまでも成果を出す前提で、ということです。

後半の半期で私が意識し、変えた行動としては


・配慮はするが、遠慮はしない
→過去最高の目標を達成する為には、とにかく色んな人を巻き込み、協力してもらうことが必要。経営陣、現場採用メンバー、事業部人事、東京の採用人事、内定者、サイバーエージェントにあるリソース全てを投下すべく、とにかく地方採用に協力してもらいました。
かなり無茶なスケジュール依頼も多く、遠慮と配慮のギリギリラインの依頼も多かったが、とにかくやれることを全部やると決めました。

・自分のワークライフバランスを崩してみた
→決して、ネガテイブな話ではありません。もともと、ワークライフバランスという言葉は、あまり好きじゃないのですが、前半の自分にとにかく後悔があったので、後半は仕事に比重を思い切り寄せて、やりきったと言える様に、プライベートは、優先順位下げてでも、悔いのない様にすると決めました。土日も含め、自分史上一番働く半年にしようと。もちろん健康は最優先のうえで、です。時間軸が重要ではないけど、色んな人を巻き込みまくるから、自分が一番成果に向き合う為に決めたことです。
北は北海道、新潟、南は九州と、関西以外の地方エリアにも出向き、飛び回りました。
これは、家族の理解と協力があったから成り立ちました。感謝しかありません。

結果としては、行きたいラインに及ばなかった部分もありますが、17地方採用は過去最高の実績を創ることが出来ました。

見たことのない景色を見たい!と掲げて走ってきた半年。
この半年は人事になってから一番、濃い半年だったと思います。

そして、改めて新卒採用が難しく、面白く、まだ見れてない景色が沢山あることに気づけた半年でした。

とにかく、沢山の人に支えていただき協力いただき、迷惑もかけた半年でもありました。

出来ていないこと、やりたいことは、更なる高い目標を達成するために、もう始まってる18採用でチャレンジし続けたいと思います。

改めて、地方採用に協力いただいた役員陣の皆様、現場の採用メンバーの皆様、事業部人事の皆様、地方採用に一緒に向き合って私の何倍も働きまくっていた大介さん、東京のビジチームのみんな、私のカオスな状況をいつも支えてくれた採用アシスタントの方々、家に全然いない私が出来ないことをフォローしてくれた家族、、、
本当に本当に感謝しかないです。

地方採用は、まだまだ可能性しかありません。
来期も憂鬱な位に高い目標を達成しなきゃいけないですが、引き続き様々な方に協力いただきながら自分自身も一皮も二皮もむけられる様に精進したいと思います。

また、地方採用だけでなく、大きな円で考えて組織成果に向き合い続けたい。

ということで、2016年度を気持ちよく終了出来る様に、ラストの夏インターンを成功に導ける様に、残り数日駆け抜けたいと思います!