「魔女がいっぱい」を読んだけど
AmazonPrimeで「魔女がいっぱい」の映画を観てちょっとなっとく出来なかったから、原作を読んだ。子供向け文学で感想を読むと皆の評価が高かった。子供のころわくわくしたとか、大人の感想も面白いだとか、最後が衝撃とか。映画で話は知っていたけれど私が大人だからなのか、はじめのほうで疑問がわいてしまい物語に最後まで入り込めなかった。疑問その1なぜ魔女は子供が嫌いかということいきなり魔女は子供が嫌いでこの世から子供を消してしまいたい。大人ならOKだった。なぜ子供は犬のうんちほどくさいのか。子供は汗かいて遊んだ後の匂いは土くさかったりするけれど、大人のほうがくさいよ。でも読者が子供だったらこの設定のほうが、どきどきした気持ちで読めるのかも。年老いた魔女は若い女が嫌いではないの?それは人間だから?疑問その2大魔女も他の魔女と一緒にあっけなく殺されたけれどそんなに簡単にいく?大魔女ですよ?その他大勢の魔女とは違うのですよ?そもそも魔女って賢くて用心深いイメージでした。誰一人そんな人がいない?集団になると怖いもんだ。女同士でつるむとろくなことがないな。油断して大きな声で笑ったり、人の目気にしなくなるし。全体的にはテンポよく読んじゃったけれど、、子供のころに読んでみたかった。スリルを味わえたかも。でもそれだけだった。次は魔女文学を読んでみたい。女がなぜ魔女になったのかを。世間が言う王道の女の人生を歩んでいない女は今の時代も異端(魔女)だろうか。それとも残念な存在なのだろうか。幸せは自分が決めるというけれど、前にTVで明石家さんまが幸せかどうかは人が決めると言っていた真意が知りたいと思った。