※【八重山諸島/宮古列島旅行記⑥】の続きになります。
この旅4日目となる2022年11月7日(月)。宿泊していた竹富島のホテルで朝食をいただきます。部屋から中庭を通ってレストランへ向かいましたが、早朝の静かな雰囲気がとてもよかったです。
朝食後に竹富島の集落をのんびり散歩。こちらは 小城盛(クスクムイ)と呼ばれる火番盛(クスクムリ)で、電話などがなかった時代に石垣島の蔵元へ、異国船などが通った際に煙を上げて知らせる施設でした。
反対側へ回ってみました。石垣がしっかりと綺麗に詰まれているのがわかります。
こちらは「パーラー南ぬ島」というカフェ。素敵な外観ですよね。
石垣に囲まれた白砂の道を歩きます。まだ朝の8時頃ということで観光客の姿はほとんどなく、島の住人の方が道をホウキで掃いて綺麗にしているところを何度か見ました。
「お願いシーサー」と呼ばれるシーサー。写真からは伝わりにくいですが、かなり小さかったです。
向こうから猫が歩いてきました。島の猫は人間に対する警戒心がとても薄く、じっと見ているとそのまま寄ってきました(笑)ところでこの写真、個人的にかなりお気に入りです。
屋根のシーサーをチェックするのも楽しみの1つ。これ、結構好きです。
しかし少し前に起きたばかりで、この誰もいない朝の竹富島の集落を歩くのはこの上ない贅沢。宿泊したからこそ味わうことができる貴重な時間で、ホントにここへ泊まってよかったと思いながら歩いてました。
お、先ほどの猫がまた現れた!…と思っていたら、よく見ると別の猫のようですね。
特にあてもなく集落を歩きます。旅先での朝の散歩は好きですが、やはりこの風景の中を歩くのは何とも格別でした。
この前日にも訪れた、「なごみの塔」のある高台からの眺め。日中だと観光客が集まる場所ですが、誰もいない朝の時間の雰囲気はやっぱり最高です。
何度観ても素敵な光景。きっとこの先も何度もここへ訪れることでしょう。
8時30分になったので、こちらの 新田観光 さんへやってきました。目的は竹富島の名物でもある 水牛車 に乗ることで、当日の朝8時30分から受付を開始するというのを前日にスタッフさんに聞いていたのです。
最初の出発は9時になりますので、それまでこちらで冷たい缶コーヒーを飲みながら待機。トイレの看板も水牛をデザインしたものでした。
こちらが水牛車の客車。16-18人くらい乗れそうな感じですね。
9時前、水牛車の出発の準備が整いました。2日前に由布島で乗ったばかりでしたが、やはり楽しみです。
今回お世話になるのは「うめきち」くん。よろしくお願いします!
受付を済ませた順に座れるということで、1番前の席をゲット。スタッフさんのガイドを聞きながら、竹富島の集落を約30分かけてゆっくりと回りましたが、ホントに心から癒された時間になりました。そして何度か角を曲がるわけですが、うめきちくんが道をしっかりと覚えているのと、内輪差もちゃんとわかって曲がっていたのには驚きました!
最後に記念撮影。横に立って一緒に写真を撮ってもらい、いい思い出になりました☆
この時点で9時30分頃ということで、一旦ホテルへ戻って部屋でくつろいだり荷物をまとめたりして11時にチェックアウト。キャリーバッグをホテルに預けて、八重山そばの名店・竹の子 さんへやってきました。
竹富島へ到着したこの前日は残念ながら定休日でしたが、この日は無事に開いてました。よかった♬
まずはマンゴージュース。外のテラスでいただく冷たいジュースはたまりませんね♬
「三枚肉そば」と「おっぽー」と呼ばれるスパムのおにぎりをいただきました。ここのそばはスープがとても優しい味わいで、トロトロの三枚肉もとても美味。珍しくもやしが入っており、さすが名店の味でした。おっぽーも熱々でとても美味しかったです☆
こちらは「ピィヤーシ」と呼ばれる竹富島産のコショウ。石垣島の八重山そばのお店でもよく見かけますが、実はこれ、こちらの竹の子さんで作られているんですよね。
このあとはホテルで借りた自転車で島をサイクリング。こちらは集落の周りをぐるりと一周する環状道、信号はありません。
素敵な自然のトンネル。ここへは何度も来てますが、ホントに素晴らしい光景です。
このトンネルを抜けた先にあるのが、こちらの コンドイビーチ(コンドイ浜)。竹富島を代表するビーチです☆
白砂が広がる美しいビーチ。ちょうどお昼頃で、人の姿も結構ありますね。
この時は干潮に近かったからか、向こう側に「幻のビーチ」がくっきりと姿を現していました!
幻のビーチにもたくさんの人の姿が見えます。
この光景を観ると、やっぱりあそこまで行ってみたくなりますよね〜
2頭のワンちゃんが嬉しそうに駆けていきます。いい風景です♬
他の人が向こうまで歩いていく様子を観てましたが、手前の海は大人の膝下あたりまで深さがある様子。この日はジーンズを履いていたため、さすがに断念しました。短パンで来ればよかった(苦笑)
ビーチの端の方まで歩きます。青い空が綺麗ですね。
今回の竹富島ではたっぷりと時間があるため、岩場に座ってこの風景をのんびりと眺めていました。やはり心が癒されます。
そうそう、この小さな樹木ですが、今年2月に来た時(こちら)とは形が変わってました。もしかして台風か何かで折れてしまったのか、気になりました。
ビーチにあるテーブルには、人目を気にせず熟睡している猫の姿が。これにも癒されますね〜
…ということで、早朝からお昼過ぎまでのんびりと過ごした竹富島での時間。何と言いますか、ここを訪れることで感じることができる何とも言えない満足感を堪能していたのでした。
※【八重山諸島/宮古列島旅行記⑧】に続きます。
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[2022・八重山諸島/宮古列島旅行記]
2022.11.04 【秋の石垣島へ。定番の石垣牛の握りを堪能する】
2022.11.05 【原生林が残る魅惑の島。世界自然遺産・西表島へ】
2022.11.05 【水牛車に揺られて、亜熱帯植物の楽園・由布島へ】
2022.11.05 【野生動物保護センターからの日本最西端のバス停】
2022.11.06 【八重山の原風景が残る竹富島へ。白砂の道を歩く】
2022.11.06 【西桟橋からの夕陽と、竹富島で迎える静寂の夜】
2022.11.07 【竹富島で迎える朝。水牛車からのコンドイビーチ】
2022.11.07 【竹富島で過ごす贅沢な時間。夜は石垣牛の焼肉を】
2022.11.08 【牛だらけの黒島へ。伊古桟橋の絶景に心奪われる】
2022.11.08 【亀と鮫の黒島研究所から、絶景の黒島展望台へ】
2022.11.09 【宮古島へ初上陸。絶品の宮古牛の握りを堪能する】
2022.11.10 【宮古島ドライブ初日。最高の宮古そばに出会う】
2022.11.10 【東平安名崎の絶景と宮古島の郷土料理を楽しむ】
2022.11.11 【砂山ビーチからの池間島。そして伊良部大橋へ】
2022.11.11 【海が光る17ENDと多良間牛のハンバーガー】
2022.11.12 【宮古ブルーの海を眺めて、長い旅の終焉】