「伊勢神宮外宮」と「内宮」 | 城取博幸のスーパーマーケット見聞録

城取博幸のスーパーマーケット見聞録

城取博幸が国内外のスーパーマーケットを回り、ヒットしそうな商品紹介を
して行きたいと思います。

テーマ:

お参りする順に合わせて「二見輿玉神社」⇒「外宮」⇒「内宮」へ

伊勢神宮外宮「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」

天照大御神のお食事を司る神の「豊受大御神(とようけのおおかみ)」をお祀りしている

内宮創建から500年後に山田原に迎えられた

衣食住をはじめあらゆる産業に守り神

案内図

内宮、外宮で14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社、合計125宮社がある

約1500年前、丹波国(現在の京都北部 元伊勢)から天照大御神のお食事を司る御饌(みけ)都神としてお迎えした

御垣内の御饌殿では、毎日朝夕の二度、天照大御神に神饌を奉るお祭りがご鎮座以来絶えることなく行われている

遷宮は内宮と同じく20年に一度行われ、平成25年10月5日に陀お62回(1240年)「式年遷宮」が行われた

豊受大神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の孫

「表参道火除橋」

ここは左側通行

なぜ?

宮川

 

一の鳥居

こんな玉砂利の道を進む

二の鳥居

神楽殿(かぐらでん)

ご祈祷のお神楽や御饌(みけ)を行う御殿

お札やお守りもここで

 

ここが外宮の正宮

正宮は進行方向の右側

左側通行の理由は正宮を少し離れた所から眺めるため

ここから先は撮影禁止

中央の白い幕は神が通る入口

正宮を囲む塀

古殿地

この場所と入れ替わりで式年遷宮を行うスペース

基礎の跡

「正殿を中心とする社殿は「内宮」とほぼ同じ様式

樫木(かつおぎ)は9本、千木(ちぎ)は垂直に切られている」

と書かれているが何が何だか分からない

後で調べて比較してみる

社殿の配置は内宮と異なっている

外からはこれまでした見えない

屋根の上に置かれた丸太が「樫木」で端に交差しているのが「千木」か

千木は確かに垂直に切られている

 

神楽殿に戻り連れはお札と紋菓を買う

連れにいただいた紋菓

五十鈴

ここで2つほど質問

1.神様の食事は毎日125所もの宮にお配りしているのですか?

天照大御神、豊受大御神以外の神は御饌を取りに来られるとのこと

2.ミラノ博覧会で発表された、米を蒸して干した糒(ほしい)はまだ作っているのですか?

裏に確認に行き「現在は作っておりません」との答え

 

忌火屋殿(いみびでん)

お供えする神饌(しんせん 御膳)は、毎日おこした清浄な火(忌火)を使用して「忌火殿」で作られている

どのように火をおこしているのか?

食に関係した者は見ておかないといけない

神聖な場所であるため立入禁止

屋根には「煙抜け」が付いている

 

こんな神撰(御膳)をつくっている

 

多賀宮(別宮)へ

こんな石階段を登る

「多賀宮」

豊受大御神の「荒御霊(あらみたま)」をお祀りする別宮

「和魂(にぎたま)」・「荒魂(あらみたま)」神道における神の霊魂が持つ2つの側面

「荒魂」は神の荒々しい側面、荒ぶる魂

正宮(和魂)と多賀宮(荒魂)の両方をお参りすることができたのは幸せ

古殿地

 

伊勢神宮内宮に向かう

おかげ横丁

有名な「赤福」

赤福は2件ある

「スターバックス」

ここは賛否両論あり

 

「宇治橋」

橋の両端に鳥居 ここは結界(けっかい)

五十鈴川にかかる木造の橋

両側の鳥居は両正殿の棟持柱(むなもちばしら)を再利用しているという

皇大神宮(こうだいじんぐう)

御祭神は「天照大御神」

御鎮座は「垂仁天皇(すいじんてんのう 在位278年~298年)」

「天照大御神は皇室の御祖神であり、歴代天皇が厚く御崇敬になられています。

また私たちの総氏神でもあります」

案内図

ここは右側通行

五十鈴川

柱は流木止め

二の鳥居

鳥居を過ぎたら右に曲がる

手水舎

右側通行であるから右側に手水舎

手水舎

柄杓(ひしゃく)を右手に持ち水を多めに汲み、左手、右手の従で手を清め、左手の平に水を汲み口をすすぎ、最後に左手を洗い流す

残った水でししゃくを立てて柄を流し伏せて元の位置に戻す

外国人が見よう見まねでマネしている

五十鈴川

昔は五十鈴川に浸かり身を清めていたという

キレイな川だ

三の鳥居

参道は広々している

センターラインはないが右側通行のルールを守っている

 

進行方向左側に正宮

写真撮影はここまで

社殿の中心の正殿までは4重の垣根で囲まれているという

「唯一神明造(ゆいいつしんめいつくり)」の古代の様式

萱葺屋根には、10本樫木(かつおぎ)が載せられ、4本の千木(ちぎ)の先端は水平に切られている

「樫木(かつおぎ)」は屋根の上に水平方向の棒 かまぼこのような木

「千木(ちぎ)」は両端で交差している木 端の切り方に特徴がある

「神明鳥居」は二本の円柱の上に円柱状の笠木を載せ、下に貫を入れた直線的な鳥居

 

近くの警備員さんに「愛子様もここから入ったのですか?」と聞くと

「ここから入られ左に回りお参りした」と答えてくれた

中央の白い幕は神様が通る入口

私達がお参りしていると、風が吹いて中まで風が通った

何か持ってる

内宮にも「忌火屋殿(いみびやでん)」「御稲御蔵」などがある

御馬屋

生きている馬がいる

おとなしい馬だ

うっかりしていて「荒祭宮(あらまつりのみや」の参拝を忘れてしまった

私の感想は「伊勢神宮は完璧すぎて息が詰まる」

どこの景色を見ても近代的な構造物は見えない

例えばこの松はどの方向から見ても完璧な枝ぶり

息が抜けない

 

参考までに

伊勢神宮の不思議

①天照大御神の父母が祀られていなかった

②伊勢神宮には125社ある

③伊勢神宮にも付属の寺院があった

④お賽銭を投げてはいけない(賽銭箱はある)

⑤おみくじがない(しめ縄もない)

⑥正式な参拝順がある

⑦元伊勢神宮は沢山ある

⑧天皇が伊勢神宮を参拝したことがない (ただ一人だけいる)

⑨伊勢神宮の地は大和の発展から取り残された地域であった

⑩天照大御神に使える巫女(みこ)「斎王(さいおう)」の存在

⑪裏家紋がある

⑫裏伊勢神宮がある

⑬お供えするお米は伊勢神宮で作っている

⑭古来から伝来する真夜中の秘儀「木本祭」

⑮地下宮が存在する説

 

伊勢神宮に参拝した唯一の天皇は?

内宮の地下には鍾乳洞になっている?

八咫鏡(やたのかがみ)はどこにあるのか?
伊勢神宮の「神官」の家系は?

伊勢神宮の「祭主」は?

いろいろ自分で研究するとおもしろい

まとめるのに時間がかかったが勉強になる

 

伊勢市駅

最終日は伊勢駅近くの料理屋さんで仲間と打ち上げ会

伊勢料理居酒屋「いっしん」

焼き牡蠣

お刺身盛合せ

海藻に酢漬け

あおさの天ぷら

バイ貝煮

あさりの酒蒸し

かまぼこ

鶏の唐揚げ

つくね串

最後に「伊勢うどん」で〆

時間があまりなくゆっくりできなかったがパワースポットでいい気をいただいた

名古屋に戻り信州大鹿村に向かい中央構造線に沿い諏訪大社に向かう

伊勢神宮をお参りする前に

「出雲大社」「大山祇(おおやまつ)神社」「伊弉諾(いざなぎ)神社」「剣山」「徳島 多祁御奈刀弥神社(タケミナカタ)」「伊勢神宮」と歩いてきた

諏訪大社は地元なので何度も訪れている

残りはタケミナズチを祀る「鹿島神宮」に行くだけだ

不思議と諏訪大社と鹿島神宮の緯度は同じ