地蔵菩薩の「本当の功徳」の話

こんばんは～

出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。

教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です　

本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。

初めての方も、よろしくお願い致します。

最近の私の記事は、

三年前の

７月１６日の閻魔様の縁日に、

こんにゃく閻魔の伝説が伝わる

文京区小石川の源覚寺（げんかくじ）に参拝に行ったときの

ことを書いています。

今回も

その続きですが、

よろしければ、

前記事もどうぞ

記事は、

上から順番になっています。

『新盆にこんにゃく閻魔（えんま）が夢枕に立った！？』

『源覚寺のえんま様に「コンニャクを必ず供えよ！！」と強要される！？』

『えんま寺の毘沙門天堂での不思議な体験』

『塩でお祓いが出来る霊的な理由（塩地蔵からの気付き）』

『エンマ様とお地蔵様が同一神とされる霊的な由来』

本堂に入った私は、

ご本尊様に

ご挨拶をし

縁日だけに

公開される

地獄の裁判の様子を描いた

掛け軸を

眺めていました

そして、

死者は

三十五日には

閻魔様の

裁きを受けるとされているので、

その絵を見ていると、

突然、

ゴトッという

ラップ音がして

何だか

閻魔様が

降りて来て下さりそうな

気配だな～

と感じつつ、

私は、

地蔵菩薩の

功徳について考えていました

（過去記事でも書きましたが、

閻魔様とお地蔵様は同一神です）

『エンマ様とお地蔵様が同一神とされる霊的な理由』

地蔵菩薩のことは、

以前に算命学を学んでいたときに、

教わったのですが、

地蔵は「地に蔵する」

と書きますが、

それは、

いつでも、

地下に眠れる心を

持っている神様ということです

地蔵とは、

生きながら、

すでに

埋葬されている死者を

表わしています。

その意味を

子供ながらに分かっていたのが、

過去記事で書いた、

高齢になったお釈迦様が出会った

子供で、

この子供は、

入滅後に、

舎利弗などの弟子によって

神格化され、

地蔵菩薩として

経文に出現したのですが、

この子供は、

猛獣に襲われて、

食べられそうになったときも、

「食べられたとしても、

自分は、猛獣と同化して、

生まれ変わる」という

心を持っていて、

全く怖がらなかったのです。

それで、

お釈迦様は

なぜ、

このような子供が

ごく自然に

死を怖がらないようになったのだろう

と考えられたのですが、

この子供は、

早くに

両親を亡くしていたのです。

親がいないということは、

甘えることができず、

何でも自分でやらなければならず

その環境で、一生懸命生き、

周囲に誰もいなかったので、

他人の家と比べることも

なかったのです。

比べることがなかったので、

親を亡くしても、

当たり前だと

思っていて、

比べる物がないのは、

お地蔵様にとって

幸せなことであり、

ここに、

地蔵菩薩の極意がある

とのことです

お地蔵様は、

道々の中で、

吹きっさらしの所でも、

平気で立っていられます

それは、

どこに

立たされようとも、

比較の心を持っていないので、

路傍の

道祖神のような

所でも

全く気にならないのです

お地蔵様は、

どこにいても、

不幸せを感じず、

あるがままに

暮らしていけるのです。

人は、

辛いとき、

苦しいときに、

人と比べることを

少しでもなくしたときに、

地蔵心といって、

仏教の極意を

心で得たことになるのです・・・・

と、

私は以前に教わったことを

思い出していたのですが

人と比べる心を無くすというのは、

自分軸を作ることに繋がるので、

地蔵心を持てば、

自分軸を作れるようになるのですが、

地蔵心を持つには、

どうすれば良いのか

を考えていたら、

突然、

閻魔様が

降りてきて、

「地蔵心を持つには、

心の中に頑固さを持つこと」

だと、

メッセージを下さいました

地蔵心とは、

自分は自分という

お灯明を

心の中に

灯し続けることで、

それにより、

淡々と人生を

暮らしていかれるようになる

のだそうです。

そして、

閻魔様は

「人と比べない心が、

本当に形成されると、

自分が、

生きているとか、

死んでいるとかも、

比べなくなる」

と、

お伝えになりました。

自分だけの

お灯明を

付け続けると、

言うのは、

言うは易しいけど、

行うのは

難しいですが、

閻魔様によると

それが出来ると、

人は、

今生から

来世に向かって、

ただただ

シンプルに旅を

し続けるだけになり、

それが、

地蔵菩薩の本当の功徳

なのだそうです

参考記事

『仏様が色々な表情をなさっている霊的な理由』

『不動明王と繋がって現実の運を上げたいときに最重要なことは？』

『仁王が信仰されることが少なくお寺の門番をやっている霊的な意味』

『自分の「闇」や「暗さ」を吸い取って下さる神様とは？（お釈迦様が輪廻転生した神）』

それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました

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