こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
しきたりには、
その地方独特のものが、
ありますよね
福井県や島根県では、
何と、
おめでたい席でふるまわれる赤飯を
葬式の席で出される風習が
あるそうです
その風習を知らない人が、
葬式の席で、
赤飯が出たら、
違和感を感じてしまいそうです
ただ、
これには、
霊的な意味があって、
赤い色には、
あるからです。
赤い色は、
血の色なので、
生命力のシンボルであり、
古くは、
「朱色」や「赤い色」が、
朱色信仰がありました
又、
種や実は生命力の
象徴とされていましたが、
特に小豆は、
霊的な力が備わっていると
考えられ、
昔から
お祓いの道具に使用されてきたのです
それなので、
葬式に赤飯を出すのは、
意味があるのです
似たような風習は、
昔は、
他の地域にもあり、
東北地方や新潟県では、
香典として、
赤飯を持ち寄っていたそうです
さらに、
墓を掘る職人には、
強い忌みがかかるため
必ず、
赤飯の食事が出されたそうです。
東日本の広い地域にも、
喪家から死亡通知が届くと、
まず赤飯を送る習わしもあり、
新潟県の佐渡島では、
出棺前に「力飯」と呼ばれる赤飯を
参列者ひとりひとりが、
一本の箸で食べる風習が
今も続いているそうです。
(これは、死者があの世に旅立つ力を
付けるためとされています)
それと、
赤飯ではありませんが、
葬儀や法要の席で、
小豆を使った小豆飯や
餡入りの団子や饅頭を出す地域も
あります。
いずれも、
死を「穢れ」や「忌み」ととらえ、
打ち祓う霊力を授かることに
由来しています
参考記事
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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