こんにちは～
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今日の記事は、
かなり前に恐山に行ったときのことです。
この記事だけでもご理解いただける内容ですが、
よろしければ、
前記事もどうぞ
私が恐山に行ったのは、
占い師になって間もなくの２０代の前半で、
当時の私は、
チャネリングにとても興味を持っていて、
いずれ自分でもやろうと思っていました
鎮魂帰神法という
古神道の道術に則った
霊降ろし・神降ろしの方法を知ってはいたのですが
そのときは、
まだ実践しておらず、
霊能者が霊を降ろす場面を
目の当たりにしたことも、
余りなかったのです。
それで、
イタコの口寄せとは、どのようなものなのかを知りたいと
大祭の時期に、
恐山を訪れたのでした
むつ市の旅館から恐山に向かうタクシーの中で、
運転手さんに、
「一番長い行列のイタコのところに並んだ方がいい」
と言われていたので、
その通りに、
一番長い行列に並んだら、
自分の番が来るまでに、
六時間かかりました
ようやく
「口寄せ」が行われているテントの中で、
イタコと対座すると、
イタコのお付きの人に、
「誰を降ろすの
」
と聞かれたので、
父方の祖父母と母方の祖父
若くして亡くなっている母の弟、
以前にお世話になった人の
全部で五体の降霊をお願いしました
しかし、
このときの私は、
「本当に霊が降りて来るのか・・・」
と、不安になっていたのです。
それは、
自分の番が近付くにつれ、
前に並んでいた人達が
「口寄せ」をしてもらっている様子が伝わって来たのですが
どうも、
依頼をした人が
「降ろして欲しい」と頼んだ霊が、
本当に降りて来ているときと
降りて来ていないときがあるようで、
降りて来ていないときの方が
多いように感じられたからです
もちろん、
これは私の一方的な感覚です。
私が頼んだ「口寄せ」が始まり、
五体の霊を
一体づつ降ろすようで、
イタコは、
経文を唱えてから、
最初に
父方の祖父を降ろし始め
間もなく
降りて来た、
「父方の祖父の霊」は 
「よく呼んでくれた」とお礼を述べてから
「自分は仏になってしまったが、残してきた者のことが心配だ」
と告げ、
「お父さんは元気か」
「お母さんは元気か」
などと、と語り出し、
私の体調を気使うようなことも述べたので、
答えていたのですが、
方言がきついので、
何を言っているのか、分かりにくいです
（録音しても良いということだったので、させていただき、
帰宅してから、何度も聞き直しました）
ただ、
「父方の祖父の霊」が降りてきた瞬間から、
私には、ピンと来るものがなく
方言が分かりにくいながらも、
会話を続けていたのですが、
「私が話しをしているのは、死んだお祖父さんではない
」
という違和感が、ずっとありました
話しをしていても、
祖父と私しか知らないようなことも出て来ず、
「私は、誰の霊と話しているのだろう」
と不審に思ってしまったのですが、
イタコが頭の中で話を作って、
デタラメを言っているという感じではありません。
何らかの霊が降りてきているのは
分かるのですが、
父方の祖父の霊ではないのです。
間もなく
祖父の降霊は終わり、
次は、
父方の祖母を降ろすことになりました
そして、
祖母を「口寄せ」してもらったときにも、
祖母本人の霊は降りて来なかったのですが、
私は、
このときに、
恐山で「口寄せ」をするときに
降りて来る
霊の「正体」が分かったのです
今回の記事は、ここまでです。
次回に続きます。
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それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
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