こんにちは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日も、お忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
1月16日は、
天赦日+一粒万倍日+甲子のトリプル吉日です
甲子は、大黒天の日なので、
この日に大黒様が祀られている神社を参拝することは
最大の開運アクションです。
大黒天は、
大国主命と習合されていて、
大国主命の
神使はネズミなので
大黒様の使いもネズミと考えられています。
今回の記事は、
大黒天の使いがなぜネズミなのか
についてですが、
これは、
ネズミは、
穀物を荒らすので、
昔から害獣とされていましたが、
その一方で、
予知能力で駆除や災害を逃れるなど、
不思議な能力を持つ動物と
畏れられていました。
ネズミは、
どこからか入ってきて、
消えて行く
神出鬼没な動物なので、
考えられるようになり、
福を授かることが出来ると
信じられるようになったのです
又、
ネズミは、
古事記では、
大国主命が火攻めにあった際
大国主を地下に避難させて、
これを救ったので、
大国主命を祀る神社では、
神使とするようになったのです
大国主命が
ネズミに救われた話を振り返ってみると
ヤガミヒメノミコトと結婚したので、
そのことで
兄弟から大変に妬まれていました
このままでは、
スサノオノミコトの助力を得るため
常世の国である
根(ね)の国に向かいます。
しかし、
大国主命は
そこでスサノオの娘・スセリヒメノミコトと出会い、
一目惚れの末、結ばれてしまったのです
これをよく思わなかったスサノオノミコトは、
大国主命に
過酷な試練を与えるのです。
まず、
大国主命は、
寝ることになりました。
しかし、
スセリヒメが授けた比礼(ひれ・スカーフのようなもの)
に護られて、
無事に出て来ることが出来たのです。
スサノオは、
いよいよ強硬策に出て、
平い野原に鏑矢(かぶらや)を打ちこんで
それを探してくるように命じます。
大国主命が言われるまま
平野に歩み出すと、
スサノオは後ろから火を放ちました
大国主命は、
燃え広がる火に取り囲まれて
絶体絶命のピンチになり、
そこにネズミが現れ
「内はほらほら、外はずぶずぶ(内は空洞、外はすぼまっている)」
と言います。
それで、
大国主命が地面を確かめてみると、
確かに洞穴があり、
大国主命は穴に潜り込み、
迫りくる火を逃れたのでした
さらにネズミは、
鏑矢を探してて届けてくれました
スサノオノミコトは、
大国主命を殺したつもりになり、
スセリヒメは、
泣きながら葬式の準備をしていました
しかし、
スサノオノミコトが死体を確かめに、
平野に出てみると、
そこには鏑矢を持った大国主命が歩いていたのでした
この後、
大国主命は、
スサノオノミコトから
スセリヒメや剣を奪って逃げ出します
スサノオノミコトは、
それを追うも、
最後は諦め、
娘の幸せを祈り、
大国主命による統治にお墨付きを与えます
こうして、
大国主命は地上に戻り、
大国主命による統治(国造り)が出来ました
この
窮地を救ったのがネズミだという故事から、
ネズミは
大国主命や大黒天の神使となったのです
参考記事
今年の10月以降に。
神社仏閣巡りのジャンルで、人気記事ランキング1位になった記事です
ご興味のありそうなものがございましたら、どうぞ
弁財天が語る「ダイエットに失敗して、お金を浪費する食器棚の収納法」
2021年のお願い事が叶うかどうか?を神様に「乗り移って」お答えいただく秘伝
神社の参拝法についての記事です。
いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
それでは、本日もお読みいただき、ありがとうございました
現在、神奈川県川崎市麻生区で対面鑑定、電話鑑定を行っております。
最寄駅は小田急線新百合ヶ丘です。
算命学・気学・西洋占星術による鑑定です。
鑑定料は60分11000円です。
ご興味のある方は、aries@mx1.ttcn.ne.jpまでお問い合わせいただくと、数日以内に詳細をご連絡致します。
鑑定のご案内は、こちらをどうぞ
ゆほびかGOLD2月号
「大金運の法則 2021」に掲載されました