西条市市庁舎問題と不信任の件で
公約はよっぽどのことが無い限り守られるべきです。そうしなければ政治的責任をとらさせれるでしょう。主に選挙によってです。
しかし、「よっぽどのこと」は一人一人の主観が入ります。民主党のマニフェストについて公約違反が問われました。ギリシャ財政破綻、東日本大震災等があっても厳しく問われました。尚、見込みが甘かったというのはダメで、責任を問われるでしょう。
今回については、選挙の後、方針表明までの間によっぽどのことがあったのか、がポイントではないかと思います。ここを市長はしっかり説明する責任があると思います。
詳細の説明を略してただ私を信頼して下さい、というのはだんだん通用しなくなってきたと思います。確かに政治家に負荷はかかりますが、一方、インターネットによる発信手段を得ています。
とにかく真摯に詳細まで説明していく必要がある時代になっているのだと思います。
谷底から這い上がる
まず、2009年マニフェストから、3年3ヶ月の政権運営そして今回の総選挙までを検証すべきです。敗軍の将にも兵を語ってもらって過去の判断の状況を共有し、議論の材料にしていくこと。その上で、民主党の核から綱領を策定する。そして、再び立ち上がって心をひとつにしてスタートすること。これらを次の党大会までにやり承認を受けなければならないと思います。
私個人的には、核となる部分は、働きが正当に評価されていない方々や、公正にチャンスが与えられていない方々の立場に立った政治だと思っています。最低限の生活を保障し、格差を次世代に”世襲”させない社会。親の経済状況に関わらず、しっかりとした教育を受けることができ、ここからグルーバルな自由経済のなかで思い切って投資をし、事業を興し、拡大に挑戦する人が続々と出てくる。このような活力社会の実現をめざすべきだと思います。
平成25年を迎えて
昨年は選挙の年でありました。 厳しい中での戦い、そして残念な結果となりましたが、そのような状況でも最後まで励ましのお言葉を頂きました。また、戦い終わってからもおはがきなどで励まして下さいました。 ここまで私を支えて下さっている多くの方々お一人お一人の、お気持ちひとつひとつに心から感謝を申し上げます。
選挙の後、「朝の来ない夜はない」という言葉を贈られました。今年は捲土重来に向けてスタートの年としたいと思います。どうか、ご指導の程を宜しくお願い申し上げます。
白石よういち拝
安倍首相誕生。 野田佳彦氏退任 ~娘から野田氏へのはがき~
総選挙の結果は非常に厳しいものとなりました。しかし彼自身は「正心誠意」をそのままに政権運営されたと思います。
「正心誠意」とは、勝海舟の「氷川清話」の言葉でごまかしをせず、物事を損得ではなく正しいかどうか判断する姿勢であり、わたくしもその姿勢をめざしています。
さて、私が落選し、これからどうするか妻と相談して、再挑戦すると決めた後、娘にそのことを話したら、なんと娘は野田首相にはがきを書いたのです。娘のの気持ちとここまで成長してくれたことがうれしっかった!彼女の許可を得てここに書きます。
「野田総理へ 党首討論かっこよかったです。
私は愛媛3区の白石洋一の娘です。今回の選挙で落選してしまったが
心配ないです!!
明るく生きています。私は昨日から家のお手伝いをすごくがんばってるんです!節約もがんばっています。(頑張っている顔のマーク) なぜかこれからの生活に不安を感じません!!民主党なら大丈夫です。野田総理がいるので。ニュースや他の党の方からいろいろなことを言われても、代表をやめてしまっても、私は野田総理のみかたです!!健康に気をつけていろいろ気にせずがんばってください!!
父も1人でがんばりますのでよければ応援に来てください。
私も受験頑張ります 2/18」
海江田万里新代表に望む
海江田氏は、2005年総選挙で落選し浪人した経験を持ちます。また、彼は東日本大震災時には経済産業大臣で、原発事故対応に奔走されました。極度に緊迫した状態で指揮を執った経験も持ちます。私は当時経済産業委員会、東日本大震災復興特別委員会に所属し、彼の対応や委員会での答弁から冷静で我慢強い方だと感じておりました。
諸状況が危機的な今日、全国で落選しながらも、地域地域で頑張っている前議員や候補者の意見や想いを汲んで党の運営をして欲しいと思います。
白石よういち拝
民主党は徹底的な反省が必要です
政権交代可能で、自民党以外で政権運営を託すことができる政党となる為です。
自民党の既得権益層を押さえた政治構造ではなく、むしろ従来の既得権益から排除された層を代表する政党が政権を運営できること。つまり既得権益からくるムダを取り除く改革を進めることができる政党。
格差是正、社会的弱者に配慮する中道リベラル、穏健保守あたりを包み込んだ政党。
地域に根ざし、地域の生活から課題と政策のアイデアがでてくる政党。
このような政党に成長していくことが日本の長い将来を考えると必要だと思うからです。それを待っている一般の国民は居ます。私も待っている一人でした。今は自らめざしています。
この3年の教訓としては、党全体として議論して組織として決めたらそれに従うことです。
しかしまずは、私自らを反省します。そして、これからの活動に反映していこうと思います。地域の課題をもう一度つぶさにお伺いしていこうと思います。
白石よういち拝
また大型補正予算か。 「コンクリートから人へ」の方向が転換されようと
自公が大型補正予算で景気対策をするとの報道。
しかし、借金しての公共事業中心の景気対策だ。勿論、景気は良くしたい。しかし、従来型の対策はもう90年代半ばから毎年行い、膨大な借金を残す割りには効果がないことは経験から自明であるのに、だ。そして借金増を理由に本当に必要な他の支出が抑えられていく、それが国民、特に弱者の生活を脅かし、次の世代を育てることを後回しにし、長期的には国を弱めていく。
自民党は公約にでこの10年で200兆円かけて公共事業に使うとしている。この方針のままだと1年余り後とその一年余り後の消費税アップ分5%が社会保障ではなく、コンクリートに使われてしまう。
90年代半ばから急速に借金が増加している(ざっくり500兆円)が、その半分は社会保障費、残りの半分は補正予算等による景気対策とみてよいだろう。これからの公共事業は、金額ありきのトップダウン方式ではないか。
「コンクリートから人へ」の方向は正しい。しかし必要なコンクリートはつくっていく。①防災・減災など命を守るもの、②確度の高い成長インフラ、③老巧化した施設の更新投資につき、精査、吟味した積み上げ方式で、本予算のみで組むべきではないだろうか。
ーー記事ーー
大型補正編成で一致=自公党首、連立協議入り
時事通信 12月18日(火)15時47分配信
自民党の安倍晋三総裁は18日午後、公明党の山口那津男代表と国会内で会談し、低迷する景気を立て直すため、大型の2012年度補正予算案を編成することで合意した。新政権発足後、速やかに検討を開始する。両党は今後、連立政権に向けた政策協議に入り、週内の合意を目指す。
同日は、自民党の石破茂幹事長が首相官邸に藤村修官房長官を訪ね、民主党から自公両党への政権移行に向けた協力を要請。26日に予定される安倍内閣の発足に向け、準備作業が本格化した。
自公の党首会談では、(1)補正予算を含む景気対策(2)東日本大震災の被災地復興(3)衆院選挙制度改革と定数削減―を軸に政策協議を進めることを確認した。
補正に関しては、公明党がこれまで10兆円規模を主張。自民党もデフレ克服のため大規模な補正が必要との立場で、来年1月召集の通常国会に提出し、2月中の成立を目指す。
次への挑戦
先の選挙結果は、大きな衝撃でした。金融マンとしての職業生活を捨て浪人しての候補者時代から6年余り、誠実に一生懸命に活動をしてきたのにここまで差が開くとは。「愛媛という自民の強い土地柄では非自民が小選挙区で勝つことはもう無理なので、もうこの活動やめた方があなたの人生を考えたら良い」との親身のアドバイスももらいました。
しかし、これではこの地域はずっと従来からの一党支配の圧迫感のある中での生活や事業活動になってしまう。また、既得権益の構造から排除された方々の立場に立つ政治。格差是正を効果的に行い、子どもを増やし、活力を生み、国力を高めるという私の考える国のめざす方向を変える改革への挑戦が道中ばとなってしまう。
あるべき社会に向かうのだという私の心の底の熱は冷え切りはしませんでした。
妻にもう一回挑戦をしたいと自分の想いを述べました。妻は、少し考えた後、「わかりました」と言ってくれました。 「あなたの3年間の一生懸命な姿をみていました。あなたは正しいことをしていた。もしそうでなければ反対するけど、そうではなかったからついていきます」と言ってくれました。私は心の中で妻の自分を思う気持ちに大泣きしました。
勿論おそれを感じます。いくら努力してもまた大きな徒労にのみになって国会議員になれず、世のため人のためとの本望を遂げないまま私の人生もかなり終わってしまう、そのことによって家族、特に子どもにも進学、進路を変えてしまうおそれを感じます。
しかし、愛媛を良くし、国を良くしたいという私の想いは熱いままです。
現職ではなくなったことで体制大幅に縮小せざるをえません。
まずは妻と私との二人での再出発となります。
もう一度挑戦する決意を固めました。
白石洋一 拝