科学技術の発展は、人間にとって大きな利益となる
個人や社会に損害を与える不利益になることが
相反してあることを基に
科学技術のあり方を考える必要がある
~しかしながら、社会生活が便利となる
科学技術に頼り切っている時代の人間には、
科学技術を排除することはできない~
1・タイタニック号沈没事故
木造船から鋼鉄船への技術移転により
不沈船とされたが、鋼鉄のつなぎ方法技術は未熟
溶接技術が未発達で、リベット締めだった
この事故の教訓から科学技術を発展させて
船舶無線(モールス信号)の搭載が始まった
2・飛行船・ヒンデンブルグ号炎上事故
浮上させるための気体には、燃えないヘリウムが
生産国であるアメリカから、ナチス・ドイツへは輸出禁止
このため、水素を使用したため、静電気発生後
炎上事故になった
3・イギリスが作った世界初のジェット旅客機が、
就航から2年後2度の墜落事故を起こした
原因は、高高度と地上との行き来による気圧差から
機体の金属疲労が原因だった
この事故の教訓から科学技術を発展させて
ブラックボックスの搭載が始まった
4・最新のジェット機では、2重3重の
フェールセーフ(故障を前提とした設計)の最新鋭機でも
御巣鷹山に墜落したジャンボ機では、
修理が不完全であるが上の過信が原因でした