8月24日、ブルーインパルスのホーム基地である「航空自衛隊松島基地」で輸送機の体験搭乗をしてきました。
A格納庫で様々な戦闘機等を見学した後は「自衛隊施設車両」展示の見学です。
それぞれの車両に隊員さんがついていて質問に答えてくれるのですが、何を聞けばいいのか全然分からず…
「これは燃料が入っているのですか?」
「はい、そうです」
というしょーもない会話しかできず(T_T)/~~~
展示物の中でも一番の目玉は、対空レーダー装置(左)と地対空ミサイル(右)で、
ミサイルの装着訓練の様子を見ることができました。
車両の両脇下に装備されているミサイルを自動で発射砲に装着します
装着後、空になった受け皿?格納箱?
標的に対しての設定はこちらのレーダー↓が自動的に行いますが、
突然標的が現れた場合は、右側の隊員さんが操作している機械がミサイル砲と連動していて瞬時に対応することができるそうです。
「何でも質問してください。怖そうに見えますが優しいので大丈夫です!」
と視線がこちらに向いていたので、一生懸命考えた質問
「えーっと、このレーダーはどれくらい遠くまでの距離を探知できるのですか?」
むふふ、我ながらいい質問ができたのでは?と自画自賛するも、
「おーっと、初っ端からその質問ですかぁ。んーっと、えーっと、具体的な数字は言えないんですよ。」
「あぁ、秘密なんですね。そりゃそうですわ、敵にわかられちゃったら困りますもんね」
と、あえなく撃沈
「ネットで調べると出てくると思いますので…」
って、わかっちゃうんかーい!
そしてまたバスで移動して最後のエリアに
(ん?この緑に囲まれているのは何?)と思ったら、警備犬の訓練を見せてくれたのでした。
周囲にパイプ椅子が用意されており、急に立ち上がったりすると警備犬が驚いてしまうので座ったままでいて下さいと言われ、囲い越しの撮影。
ちょっと見えにくいです。
ハンドラーの隊員さんと警備犬「0号」
最後は記念撮影なので椅子から立っての撮影可能でした。
0号、とてもよく訓練されていました。おりこうさん(^O^)/
そしてこれにて本日のスケジュール終了!
10時に輸送機の搭乗受付をして最後の警備犬訓練見学が12時半。
たった2時間半だったのに、終わってみればなんでしょう、この濃密で超充実した時間は!
午後からは発雷予報により、松島基地のある東松島市のお祭りでのブルーインパルスの展示飛行が13時15分から14時45分に変更になったくらいで、大きな影響はなかったようでした。
帰りのバスの中から撮ったのですが、車の渋滞の上部に見えるのは、ブルーを待ちわびて土手の上で待っている人、人、人です。
広報の方がわざわざ矢本駅前にある自衛隊のグッズショップに寄ってくださったので喜び勇んで店内に入ってみると、レジ待ち30分というあり得ない状況に口をあんぐり。
こりゃ無理だと、すごすごバスに戻ったのでした。
翌日25日の「松島基地航空祭」の観客動員数は30,640人とのことで、東松島市の人口38,029人(令和6年8月1日現在)とほぼ変わらぬ盛況ぶりでした。
前日、我々が見学した時と比べると…
ちなみに過去の観客動員数は
2023年 約40,000人
2022年 約25,000人
2021年 コロナにより開催せず
2020年 同上
2019年 約56,000人
2018年 約43,000人
いやぁ、凄い人数です。
帰りの電車が大変なことになっていたようで、Xにも「矢本駅が地獄」などと上がっていました。
私も行こうかどうしようかずっと迷っていましたが、天気予報が終日雨模様でしたし、24日に主要な所をほぼ見せていただき満足してしまいましたので、結局行かずじまいでした。
最近はよく当たっているはずの天気予報が「降る降る詐欺」でしたねー(-_-;)
松島基地にとっても東松島市にとっても、年に一度の大大大イベントだということを身を以て感じてきました。
(航空際には行ってないけど)
宮城県民の誇りです!
貴重な体験をありがとうございました!
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