解散総選挙に関する舛添発言(24):10月24日〜10月27日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月24日:昨晩のAbema Prime の内容が、Abema Times  で紹介されました。

https://abematimes.com/posts/3139855?categoryIds=92058

10月24日:女性党首といえば、「おたかさん」、土井たか子さんを思い出す。社会党委員長として消費税導入やリクルート事件を厳しく追及。自民党を過半数割れさせた「山が動いた」発言も有名。衆議院議長も経験。彼女は女を売り物にしなかった。小池都知事も謙虚に先輩女性政治家の業績に学ぶべきではないか。

10月24日:「野望」→「希望」→「失望」→「絶望」:小池都知事の政治的「野望」が生んだ政党、東急ハンズにもニトリにもない「希望」を商品に、しかし、排除商品になって「失望」に。選挙結果は「絶望」に。そして、希望の党は「馬糞の川流れ」に。

 

1025日:衆院選で無所属候補は比例復活がない。また、京都3区で森氏が16,511票で復活なのに、北海道3区では高木氏が118,961票で復活ならず。これはやはり不合理。現行の小選挙区比例代表並立制の問題点の一つだ。中選挙区制度やフランスの2回投票制だとこうはならない。制度の再検討が必要。

 

1026日:希望の党分裂の引き金は、小池代表による党の私物化。特定の小選挙区で候補を立てない、比例順位を恣意的に決定といった方針は、友達優遇で中国共産党習近平と同じ。大勝すれば何でも許されると思っていたのではないか。独裁者の皮算用も中身が分かれば、人々は去って行く。「赤くなり皮算用の狸かな」

10月26日:私は、都知事と国政政党の党首は両立しない、政策こそ政党の命と一貫して主張してきた。投票で表れた有権者の意思もそうだ。小池代表は党首を辞めないが、それで「都政に邁進」と言っても、都民も都職員も信じない。また中山成彬夫妻のような右と改憲反対の左が一緒で、政策的に党として成り立つのか。

 

10月27日:希望の党は暗礁に乗り上げ。安保政策を見ても分かるが、所属議員間で政策の乖離が大きすぎる。これでは政党と言えない。当選のための単なる選挙互助会だ。都議選の後、小池都知事は、知事に専念するとして都民ファースト代表を辞任。なぜ今回は党の代表を辞めないのか。有権者には理解できないだろう。

10月27日:小池に始まり小池に終わった選挙の喧騒も何処にやら。安倍政権は高笑い。マスコミの注目は弱体化した野党の離合集散。しかし、このひと月の田舎芝居に辟易した有権者には関心外。それよりも、今日はぶらりと外に出ると、穏やかな秋の日和。「見かへるや麓の村は菊日和」(龍之介)。