解散総選挙に関する舛添発言(23):10月23日〜10月24日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月23日:『日刊スポーツ』が、今朝のテレビ番組「ビビット」での私のコメントを引用しました。https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201710230000255.html

10月23日:今朝の「スポーツ報知」に、『戦は数 小池氏「排除」発言最大の失敗』と題して、選挙結果、希望の党惨敗、小池都政の今後について、私が分析しています。是非ご覧下さい。http://www.hochi.co.jp/topics/20171023-OHT1T50267.html

 

10月24日:私が事務局でとりまとめた自民党第一次改憲草案(2005年):第9条、1項は変えず、第2項「我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮者とする自衛軍を保持する」、第3項「自衛軍は、第1項の規定による任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び緊急事態における公の秩序を維持し、又は国民の生命若しくは自由を守るための活動を行うことができる」、第4項「前2項に定めるもののほか、自衛軍の組織及び統制に関する事項は、法律で定める」。

10月24日:自民党が、政権与党時代に、立憲主義を堅持し、より多くの国民が合意できる様に、タカ派色を抑えて作ったのが第一次草案。野党時代に、立憲主義を鮮明にせずに、左翼の民主党政権を念頭に攻撃的に出したのが第二次草案。前者のほうが、多くの国民の賛同を得ることができると思う。

10月24日:憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される」、この「個人」が「国家」との対極概念。それを自民党第二次草案のように「個人」を「人」に変えてしまったのでは、「犬や猫」との対極概念になってしまう。後でブログに書く。また、拙著『憲法改正のオモテとウラ』(講談社現代新書)参照。

10月24日:日本の政党の政策は曖昧で、八方美人的。日本人は中庸を好む。たとえば、福祉について「中福祉・中負担」。しかし、高福祉なら高負担、低福祉なら低負担だ。アメリカなら前者が民主党、後者が共和党。日本では、そのような明確な対立軸がない。野党の再生は、自民党と異なる魅力的な政策作りから。

10月24日:小池都知事が、パリで「総選挙で鉄の天井」と発言。「ガラスの天井」とは女性にとっての壁であるが、小池知事以前にすでに北海道、滋賀県、山形県と女性知事経験。彼女らに失礼。今回の選挙の勝敗は性別のせいではない。自らの戦略ミスが招いたものだ。「鉄の天井」で希望の党を失速させたのは有権者。