解散総選挙に関する舛添発言(22):10月22日〜10月23日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月22日:開票速報:事前の予想通り。自民党は過半数の233を超える大勝。自公で3分の2を超える。立憲民主党が躍進して野党第一党へ。希望の党は失速。共産は減。これからニコニコ生放送に。

10月22日:自民党勝利の最大の支援者は小池都知事。そして排除の論理。

1022日:小池都知事は、パリで会見しているが、希望の党の代表としての行動なら、都の出張費用を使うべきではない。

1022日:自公大勝だが、安倍首相不支持が多いことを忘れてはならぬ。謙虚に!改憲に拙速主義は禁物。それよりも、日本企業を立て直すことが先決。企業に国際競争力がなければ、経済は低迷し国民の生活は良くならない。金融緩和の出口も必要。私は改憲論者だが、急ぐ必要なし。国民を富ますことが優先課題だ。

10月22日:選挙結果は、前原・小池両代表がもたらしたものである。選挙は「戦争」であるから勝たねばならぬ。しかし、勝つためには仲間を増やすべきなのに、排除してしまった。政策の一貫性もない。それに小池都知事の「二足のわらじ」は有権者を愚弄するものだ。今パリにいたのでは、「戦死者」も浮かばれない。

 

10月23日:これから野党の再編成が始まる。立憲民主党は参議院に残った民進党と合流する、それに希望の党脱出組も参加する可能性がある。希望の党はどこまで離反を阻止できるか。あるいは、自民党に吸収されるか。自民党もポスト安倍の展望が不透明だし、党内の切磋琢磨が足りない。政界が元の木阿弥では困る。

1023日:今回の小池都知事の選挙ゲームで、都庁職員の士気は下がっていると聞く。そもそも、優秀な職員を信用せずに、豊洲も五輪競技施設も、何も分かっていない「外人部隊」を連れてきてかき回したことが問題の発端。両問題とも、結局は原案にもどり、時間とカネを浪費したのみ。行政は地道であるべきだ。

1023日:今朝の「ビビット」での私の発言、『スポーツ報知』が伝えました。

http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171023-OHT1T50137.html

10月23日:投票率:今回は53.68%で、戦後2番目に低い。簡単に言えば、有権者の半分しか投票していないことになる。野党分裂で結果が分かっていたからかもしれない。有権者の権利放棄も問題だが、政権交代の可能性を示せなかった野党は猛省する必要がある。ネットの時代、電子投票も検討する価値がある。