解散総選挙に関する舛添発言(21):10月19日〜10月22日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月19日:私は、都知事のとき安全宣言をして豊洲開場を決めた。働く業者の求めがあるのに、小池都知事は安全宣言をしない。選挙で忙しくて放置しているのか。開場が2年も遅れ、時間とカネの無駄。五輪にも悪影響。それに問題に精通している副知事を更迭。これで問題が片付くのか。私の辞任、改めて謝罪したい。

 

1020日:豊洲市場、移転延期で業者への損失補償。今年度の支払額が49億円。これも都民の税金。待機児童対策などに使えたはず。築地も、小池都知事は移転派・残留派の双方にイイ顔をし食に関する施設を作るなどと言ったため、豊洲千客万来施設から業者が撤退しそう。これにも賠償金が要る。都民よ目を覚ませ。

10月20日:築地は明治時代、海軍施設があった。戦後は米軍が占領し有害な化学物質が残留。江戸時代には藩邸があり文化財が大量に埋蔵。だから私は、都知事のとき慎重に将来プランを策定することを指示した。まずは2020五輪用にコンクリで表面を固め駐車場に。前任者批判もよいが、行政の継続性も重要なのだ。

 

10月21日:安倍首相が解散総選挙を決断した理由の一つは、日米首脳会談で米国が軍事的選択肢も選ぶことを確信したからだ。私も、自前のルートで中国、ロシアに北朝鮮を抑えることを求めている。自衛隊にはご苦労だが、最大限の警戒態勢で待機してほしい。日本は金正恩の脅しに屈しないことを示そうではないか。

1021日:なぜ選挙に行くのか。それは民主主義を担保するための手続きだからである。手続きこそ、独裁や野蛮に対して文明を守る手段だ。だから、雨風のなかでも投票に行かねばならない。民主主義のポピュリズム性も手続きによって阻止できる。独裁から身を守るためには、法に頼るしかない。後でブログで記す

 

10月22日:午前10時の投票率、7.15%で前回より1.47%高い。期日前投票も過去最高。悪天候の中でこの数字は心強いが、それだけ関心も高いのであろう。台風で風雨が激しくなってきているが、主権者としての権利と義務を行使し民主主義を守ってほしい。民主制のほうが独裁制よりも遙かによいからだ。

1022日:私は今回の選挙をポピュリズムとの戦いと位置づける。ここ数年、大衆迎合主義に煽られた日本社会は劣化が進み、公平な判断も反対意見に耳を傾ける寛大さも無くなっていった。小池都政を見れば、その代償の大きさが分かる。トランプに象徴される欧米もそうだ。世界と日本を救う道を模索する選挙である。