解散総選挙に関する舛添発言(18):10月15日〜10月16日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月15日:憲法について教えて欲しいと、昨夜のAbemaTVでも視聴者から要望が。私は国会議員時代の2005年に自民党新憲法草案(第一次)をまとめた。7年後、自民党は第二次草案を決定。拙著『憲法改正のオモテとウラ』(講談社)は、現行憲法とニ草案を比較。第二次草案は憲法学的にも出来が悪すぎる。

10月15日:私は、「二兎を追う者は一兎をも得ず」と小池都知事の選択を批判してきたが、マスコミ各社の情勢調査では希望の党は失速。お膝元での東京でもそうだ。今朝のサンデージャポンでの私の意見、『サンスポ』も報道。

10月15日:多くの政党が、教育の無償化、給付型奨学金の拡充を掲げている。まずその財源はどうするのか。私たちの世代は、教科書も有料。先輩からのお古の教科書を使った。奨学金も頑張って給料から返済した。貧乏礼賛ではないが、「増税はいや、何でも無料でもらう」ということで、この国の未来は大丈夫か。

1015日:中選挙区制定数5で自民党が全議席を独占している場合の自民党6人目の新人、小選挙区制で自民党が議席を持っている場合の自民党2番目の新人、基本的には立候補のハードルは後者のほうが髙い。だから、政策など関係なく人気の出た新党に走ってしまう。優秀な人材を集めるためにも、中選挙区制復活を。

1015日:政策など関係なく人気の出た政党に走る弊害だが、今回は希望の党。ところが小池都知事が出馬せず、排除の論理を振りかざしたために、失速。今日の毎日新聞情勢調査によれば、さらに失速して公示前の57議席にも届かないという。選挙結果はまだ出ていないが、小選挙区制の弊害を皮肉にも証明している。

10月15日:マスコミ各社の選挙情勢調査、自公で300議席という予測。しかし、自民党は慢心してはならない。野党分裂のおかげだからである。安倍内閣不支持率は支持より高い。小選挙区制で党中央に権力集中・安倍一強に。安倍の次がいない。中選挙区制のときは三角大福中と5人の領袖がいた。中選挙区制がよい。

10月16日:選挙も後半戦に入っていく。情勢は内外の様々な状況によって変わっていく。希望の党の失速の原因は、小池都知事の戦略ミスと自らの人気を過信したことにある。『東スポ』も昨日の私のコメントを報道。