解散総選挙に関する舛添発言(16):10月10日〜10月12日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月10日:私が一貫して主張してきたように、国政政党党首と都知事の両立は問題が多すぎる。都民の間で批判的な意見が強まり、昨日引用した世論調査では小池都知事不支持(54%)が支持(37%)を上回った。パリ出張で投票日にもその翌日にも日本にいないが、選挙後には都政がさらに混乱することを危惧する。

 

1011日:選択肢のない選挙:安倍首相に対しては、5年にわたる長期政権の驕りが出たのではないかという批判。一方、希望の党は政策など関係なく当選するがための烏合の衆、小池代表不出馬で首相候補不在。政権選択などといった代物ではない。選挙後の「ボス交」で新政権が誕生するなら、選挙は何のためなのか。

10月11日:結局、小池代表は出馬しなかった。世論調査などで「勝てない」と判断したからであろう。女性初の宰相が目標なので、「勝てる」となれば全てを捨てて出たはずである。都知事が自ら代表となって希望の党を旗揚げして以来、国政も都政も大混乱。選挙後都庁に戻っても職員は面従腹背。レイムダック状態だ。

10月11日:カタルーニャ州は独立宣言を凍結し、スペイン政府と対話する姿勢だ。プッチダモン州首相の独立志向を独仏などは批判。関係国が非難したクルドの住民投票と同じ。カタルーニャは豊かな州。余分の税金を国から徴収されるのに反発。実は豊かな東京も同様な税問題に直面。小池知事はそれを知っているのか。

10月11日:マスコミ各社の選挙序盤戦世論調査が出た。自公が300議席にも、希望の党は失速、立憲民主党は躍進。しかし、選挙は最後まで分からない。勝ち馬に乗るか、勝たせすぎと思って弱い方に入れるか、有権者の判断。今、調査結果が良くても、慢心すれば落選する。候補者は地道に政策を訴え続けるべきだ。

 

10月12日:投票日の夜の開票速報番組、MXテレビから出演依頼が来て詳細を打ち合わせていたところ、先ほど、急に出演キャンセルとなりました。どういう事情かはよく分かりませんが、MXテレビは東京都も株主です。私の「過激なツイッター」が理由だという話も伝わって来ています。

10月12日:党首と都知事の両方を経験した希な政治家ということで、マスコミが私に声をかけますが、後でグループ本社からの指示でとNGになるケースが続いています。小池都知事を批判する企画はNGと幹部に言われた記者もいます。その幹部たちは、私が都知事のとき、頼みもしないのによく顔を出していました。