リハビリ日記(2):9月 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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9月1日:今日は病院でリハビリ。来週で手術から2ヶ月、順調に回復し跛行しないようになっています。PT(理学療法)のおかげです。母が認知症のとき、PTに加えてOT(作業療法)にもお世話になりました。また、言語障害にはST(言語療法)があります。リハビリの重要性にもっと注目すべきだと思います。

 

9月2日:真野俊樹『医療危機』(中公新書)を読んだ。後でブログで詳説する。股関節手術で入院し、今もリハビリを続けている患者としては、国民皆保険制度はありがたいもの。しかし、国民医療費は40兆円。厚労大臣のとき、良質な医療サービスと財政のバランスをとるのに苦労したが、医療改革は全国民の課題。

 

9月7日:股関節の手術から2ヶ月が経ちました。昨日病院に行きましたが、回復も順調で車の運転もできるようになりました。毎日の筋トレの成果です。また、病院の皆様のおかげです。行動半径も広がり、気分も爽快になります。痛みから人々を解放する医学の進歩、そしてチタン製の人工関節に心から感謝です。

9月7日:今日は、医師の長時間労働が大きなニュースに。特に勤務医の仕事は過酷。原因は医師不足。厚労大臣のとき、抵抗勢力を抑えて11年ぶりに閣議決定を変更し医師数を増やした。しかし、その後の政権でこの方針が骨抜きに。上昌弘『病院は東京から破綻する』(朝日新聞出版)は私と問題を共有。一読を。

 

914日:今日もリハビリです。人工関節置換手術をした右脚のみで立ち続ける訓練です。瞬発力はありますが、持久力が不足していて長時間はまだ無理です。若い頃、陸上競技短距離選手だったせいかもしれません。しかし、何歳になっても筋力強化は可能です。人間万歳!

 

9月20日:今日も病院でリハビリに励んできました。来月には杖を手放すことができます。今日の筋トレの課題は、複数の筋肉のコーディネーションです。具体的には脚の内転筋とお尻の大中臀筋を同時に組み合わせて使うことです。これが意外に難しい。またハードで、息が切れます。

 

9月27日:ここ数日、政治ウオッチと情報発信に追われていましたが、今日は病院にも行き、リハビリに励みました。筋肉も、政局同様緊張しきっていました。肉体年齢43歳というデータに励まされています。昨年皆様にご迷惑をおかけした分、これからは世のため人のために尽力したいと思っています。