解散総選挙に関する舛添発言(11):10月02日〜10月03日 | 舛添要一オフィシャルブログ Powered by Ameba

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10月2日:今朝の読売新聞によると、小池代表は候補予定者との写真撮影に3万円を徴収しているそうだ。元政党代表として私は絶句。上納金100万円、供託金600万円に加えて、撮影料とは!優秀な候補者を支援して立候補させるのが党首の役目ではないのか。金持ちのみ歓迎ということ。候補者よ目を覚ませ!

10月2日:ヒトラーを批判して国外に追放されたトーマス・マンの日記の紹介。池内紀『闘う文豪とナチス・ドイツ』(中公新書)。小池都知事の「排除の論理」とナチスの選別の論理が瓜二つ。あとでブログに書くが、ナチス時代の雰囲気が分かる。私のミュンヘン時代を思い出す。暗黒時代の再来を許してはならない。

10月2日:民進党、ついに分裂。枝野議員をはじめ、希望の党の小池代表から排除された大物議員たちが立憲民主党を結成。政策の一貫性と言う点では、前原代表に率いられる合流組よりもまとも。小池代表は、議席を減らすであろう自民党と連立する方針も念頭に。理屈は何でもよい。カメレオン政治家の真骨頂。

10月2日:小池都知事の誤算:前原代表の能力を過大評価、小池待望論が盛り上らず逆に都政に専念しろといった批判が続出。その結果、選挙で希望の党が単独過半数を得るのは困難に。勝てないなら出ない、それが彼女の本心。まず候補者233人以上が必要だが、カネさえあればそれは容易。都知事の次の手に要注意。

 

103日:小池都知事の誤算(続き):カネと組織。カネは民進党から分捕る。候補者に上納させるという冷酷無慈悲な手段も使うが、これにも批判が集中。組織は連合に頼るつもりであったが、連合は希望の党を支援せずと明言。選挙の手足がなくなるので、これは痛い。民進党の分裂、立憲民主党結成も読み誤り。

10月3日:希望の党の政策協定書10項目:②安保法制・・「適切に運用」とマイルドに、④憲法改正、⑤消費税アップを凍結、⑥地方参政権の外国人への付与反対・・寛容と違う、⑨党に資金提供。⑩仲間批判禁止。民進党出身者は、これらに賛成して希望の党から立候補するのであろうか。分かりにくいこと限りなし。