神使ー鹿ー | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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神使については、こちらをご覧ください。

鹿ーしかー
ご利益 鹿島・春日の神への取り次ぎ、開運・財運、

    勝負運、水難除け、豊穣など

神社と鹿という組み合わせだと、
真っ先に思い浮かぶのは、奈良の春日大社です。
勿論、それは近畿地方に住んでいるからであって、
関東の方だと、鹿島神宮や香取神宮でしょうし、
中国地方だと、厳島神社でしょう。
他にも、横浜の相州春日神社や、静岡の三嶋大社など、
調べると、結構出てくるのですが、
鹿苑などで飼われていたりして、
なかなか、野生の状態のままというのは少ないようです。

奈良の春日大社の鹿は野生ですが、
元々、そこに生息していた訳ではないと伝えられています。



『記紀神話』の国譲りの中で、
使者が、なかなか思うようにいかず、
困った天照大御神が、高天原の神々に相談します。
そこで、思兼神の案で、
天尾羽張神ーあめのおはばりのかみーに、
使いを頼もうということになりました。

しかし、天尾羽張神は、天の安河原の川上で、
川を塞き止めているので、他の神々は近寄れません。
そこで、鹿の神である、天迦久神ーあめのかくのかみーを、
使いに立てる事にしました。

話を聞いた天尾羽張神は、
「それなら、我が子の方が適任だ」
と、建御雷之男神を薦められました。
この時の縁で、鹿は、建御雷之男神の神使になったと言われています。



そして、奈良時代に、
藤原氏の氏神であった鹿島神宮から春日大社へと、
白鹿に建御雷之男神の分霊を乗せて、
多くの鹿と共に一年をかけて、
建御雷之男神を勧請されました。
この時から、現代の奈良公園周辺に、
鹿が生息するようになりました。

しかし、この時点で、奈良では、
まだ鹿は、神使として扱われてはいませんでした。
平安時代に入り、藤原氏が絶大な力を持ち始めると、
鹿は、「神鹿ーしんろくー」として信仰されるようになるのです。



奈良時代には、神様と関わりのある、
見かけたらラッキーな動物。位の扱いだったものが、
藤原氏の力が増していくにつれ、
神鹿は、神の使い、崇敬の対象へと変化していくのです。
やがて、鹿が厳重に保護されるようになり、
生育する地域の自然の保護が始まるようになります。

「神鹿」は、藤原氏がいなかったら、
存在しないものだったのかもしれません。



また、春日大社や鹿島神宮、香取神宮の鹿は、
神様に付いた神使ですが、
厳島神社の鹿は、その地域に生息していたことから、
神社に付いた神使のようです。

一部、春日大社からやってきた鹿もいると、
春日大社の資料に残っているという説もありますが、
どこからか、海を渡って宮島に住み着いた鹿達は、
とても珍しい種で、宮島周辺にしか、
生息していない種類なのだそうです。



どの地域も、昔から、鹿と人間の共存に苦労しておられるようです。
それでも、鹿を大切に思う気持ちは変わらず、
共存に尽力されているようです。
それぞれの地域に伺う時には、

その地域ごとの、鹿との接し方を知ってから伺いたいものですね。

 

追記

七福神の中の、寿老人の神使にもなっています。

 

画像は、全て春日大社。
 

 

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