神使ー獅子ー | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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神使については、こちらをご覧ください。
 

獅子ーししー
ご利益 魔除け、飢饉や疫病退治、厄除け、
    学力向上、無病息災、健やかな成長など  
 

寺社仏閣の向かって右側に置かれていて、
口を開いている「阿」の方。
狛犬とセットになっているのが、

獅子です。
詳しい事は、既に狛犬に書いていますが、
宇宙の始まりを表しています。
角は生えていなくて、黄や金で表され、

雄と決まっています。
狛犬が、「陰」を表すものであるのに対して、
獅子は、「陽」を表すものなのです。



獅子のルーツは、古代オリエントにあります。
群れをなして獲物を狩り、時には人をも襲うライオンが、
そのルーツであるとされていますが、
古代オリエントでは、猛獣として恐れる一方で、
農作物を奪っていく草食動物を狩り、退治してくれると考え、
豊穣や富、多産をもたらす神獣として、
崇めていたと伝えられています。

古代より、東西を問わず、権力や王の象徴とされ、

神殿や宮殿、寺院、墓などの守護を担う霊獣とされていて、

建物の入口や、参道に置かれていました。

 


やがて、仏陀の一族を守護すると言われている、
インドライオンと合わさり、中国に伝わったライオンは、
唐獅子と呼ばれるようになりました。

中国での獅子は、左右同じ形で祀られ、
阿吽形ではありませんでした。

そして、日本に入ってきた獅子が、狛犬の起源となったのですが、
古来より、アシンメトリーに美しさを見出していた日本人は、
獅子と狛犬という、違う形のものを生み出したのです。

どちらかと言うと、シンメトリーなものが好きな私達は、
日本人が、アシンメトリー好きというのに、
いささか衝撃を覚えたのですが、
確かに、生け花、枯山水、床の間、
ひな壇の左近の桜に右近の橘、
絶妙なバランスの上に成り立つものに対して、
美を追求してきた国民なのかもしれません。



地上最強の動物と思われていたライオンは、
その力を王に宿らせる為に、玉座に刻まれたり、
エジプトではスフィンクスとなり、
王の偉大さを表す神獣、そして、
王や神を守護するものとなりました。
 

スフィンクスは、知恵を求める神聖な存在、
もしくは怪物とされていて、高い知性を持っていると言われています。
やがて、インドで仏教に取り込まれ、
遊牧民によって、ライオンの仮面舞踏が生まれ、
中国、朝鮮半島を渡って、日本には獅子舞と言う形で伝わりました。

獅子舞に頭を咬ませる風習は、各地に伝わりますが、
咬まれた人の邪気を祓ってくれるからとか、
子供が咬まれた場合は、学力向上や、
無病息災のご利益があるからと伝えられています。

「獅子が咬みつくと、神が付く」
とも伝えられ、より良い年が過ごせるように、
お正月に各家庭を回ったり、初詣や、お祭で、
呼ばれている事が多いようです。

獅子舞は、子供の頃によく見ていたせいか、
ずっと、子供だけが頭を咬まれるのだと思っていましたが、
そう考えると、大人も咬まれてもいいような気がします。
ちょっと恥ずかしいですが・・・。



仏教に取り込まれた獅子は、文殊菩薩の神使となり、
その多くは、獅子の背に乗る姿で表されています。

知恵の仏である文殊菩薩と合わさったのは、
スフィンクスの名残りなのかもしれないと思いました。
 

また、インドから東南アジア、そして台湾から琉球へと、
別ルートで渡ってきた獅子は、シーサーとなり、

災厄をもたらす悪霊を追い払う魔除けとして定着しています。

 

 

神道では、猿田毘古神の神使となっています。
先導の役目を担う猿田毘古神は、
破壊的な力を持つ獅子が、道を誤らないように
導いているそうです。

 

 

画像一枚目は、天河大弁財天社
画像二枚目は、粉河産土神社

画像三枚目は、熊野本宮大社

 

 

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