新地亜紀の同居人みっちゃんです。
いつもご訪問ありがとうございます。
★・・・★・・・★・・・★・・・★
8月13日。
奈良県吉野郡天川村にある、
天河大辨財天社に行ってきました。
亜紀ちゃんのお仕事に同行、
とは言っても、私には単なる観光です(笑)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/6f/ca/j/o1024076814005167218.jpg?caw=800)
私は小さい頃、家族と一緒に、
亜紀ちゃんは、自動車の免許を取った後、
友人に連れてきてもらったことがあるので、
二人とも、二度目の参拝となります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/21/cb/j/o0692092214005188065.jpg?caw=800)
現地に着くと、二人とも、
記憶とは違った印象を受けました。
「前に来た時は、駐車場からすぐに本殿じゃなかった?」
「そうそう。本殿も平地に建ってたような?
(あれ? 石段を上った記憶もあるかな?) 」
何せ、何十年も前の記憶です。
かなりのうろ覚えでしたが、
平成元年位に改築したそうなので、
様子が違っているのもうなづけます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/7f/b5/j/o0692092214005172730.jpg?caw=800)
2011年9月の台風12号がもたらした
大雨の影響で、各地でせき止め湖が発生、
川の氾濫、土砂災害による多数の死者、
那智大社の本殿の一部が埋もれるなど、
紀伊半島を襲った甚大な被害は、
まだ記憶に新しい出来事だと思います。
この時、天河大辨財天社のある坪内地区も、
全世帯の90%が浸水被害に遭い、
神社も、石段の上にある本殿を除いて、
人の背丈ほどの浸水。
避難場所である筈の中学校までも、
二階部分まで水没、職員宿舎が、
グラウンドの土台ごと流されたのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/04/a7/j/o0692092214005173315.jpg?caw=800)
私たちが訪れた日も、数日前に通過した
台風の影響で、土砂災害の懸念が
出ていたらしく、
サイレンが鳴ったら、
サイレンが鳴ったら、
直ちに避難して下さい。
といった旨の看板が出ていました。
でも、訪れた日は、幸いにも晴天で、
綺麗な青空に恵まれました。
8時過ぎには到着したので、
といった旨の看板が出ていました。
でも、訪れた日は、幸いにも晴天で、
綺麗な青空に恵まれました。
8時過ぎには到着したので、
山の空気は清々しく、
とても涼しく、快適に過ごせました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/7e/5f/j/o1024076814005175747.jpg?caw=800)
境内に入ったら、まず手水舎でお清めです。
池の中央から、波紋を広げ、
ポコポコと湧き出る水を横目に、
龍の口から噴き出す水を柄杓にすくいます。
手水舎の水は、大概そんなに
勢いの良いものではないのですが、
こちらの手水舎は、ジェット水流
と称されている方もいるほど、
勢いがありました。
上手くすくわないと、
あらぬ方向に弾いてしまいそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/e9/6e/j/o0692092214005176253.jpg?caw=800)
お清めを済ませると、
次は本殿にお参りです。
石段を上ると、朝8時の割に境内は
結構な人出なのに、本殿には私達だけ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/72/89/j/o1024076814005177970.jpg?caw=800)
まずは、お賽銭を入れ、鈴を鳴らします。
でも、こちらの鈴は、前後には振らず、
鈴を動かさないように、
鈴の緒 (鈴を鳴らす紐) だけを円を描くように
回します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/ad/af/j/o0768102414005178903.jpg?caw=800)
この鈴は、
「五十鈴ーいすずー」と言って、
「生魂ーいくむすびー」
「足魂ーたるむすびー」
「玉留魂ーたまずめむすびー」
公式HPにはーたまめむすびーとあり。
という「肉体・精神・魂」
或いは、「天・地・人」なる
三位一体の調和状態をあらしているのだそうで、
公式HPには、みむすびという、
三つの魂の状態とあり。
清流のような妙なる響きにより、
心身共に深く清められ、
魂が調和され、本来あるべき姿に戻り、
新たな活力が湧いてくるのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/a6/11/j/o1024076814005179725.jpg?caw=800)
天照大御神が、天岩戸にお隠れになった時、
天宇受売命ーあめのうずめのみことーが、
ちまきの矛を持って舞ったそうなのですが、
ちまきの矛に付いていた「神代鈴」という
神器と同様のものとされ、
天河大辨財天社の神宝となっているそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/1a/0d/j/o1024076814005180031.jpg?caw=800)
シュルシュルというか、シャラシャラというか、
不思議な音を立てながら鈴を鳴らし、
誰もいないことをこれ幸いと、
亜紀ちゃんが祝詞を奏上します。
反響が綺麗に響く本殿で、
祝詞の奏上も終わり、静かな空気を堪能していると、
家族連れや、団体さんが、一気に登ってきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/b0/a1/j/o1024076814005186794.jpg?caw=800)
神社に行くと、たまにですが、
まるで、人払いしてくれているかのような
タイミングで、祝詞を奏上出来る時があります。
今回も本当にラッキーでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/1a/28/j/o1024076814005180702.jpg?caw=800)
本殿が、沢山の人で一杯になってきたので、
本殿を後にし、境内を散策しました。
丁度、太陽が山から顔を出し始め、
石灯籠や、木々の隙間から
光が差し込み始めたので、
面白がって写真を撮りまくりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/34/d7/j/o0692092214005183459.jpg?caw=800)
今回のお気に入りはこちら。
とても涼しく、快適に過ごせました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/7e/5f/j/o1024076814005175747.jpg?caw=800)
境内に入ったら、まず手水舎でお清めです。
池の中央から、波紋を広げ、
ポコポコと湧き出る水を横目に、
龍の口から噴き出す水を柄杓にすくいます。
手水舎の水は、大概そんなに
勢いの良いものではないのですが、
こちらの手水舎は、ジェット水流
と称されている方もいるほど、
勢いがありました。
上手くすくわないと、
あらぬ方向に弾いてしまいそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/e9/6e/j/o0692092214005176253.jpg?caw=800)
お清めを済ませると、
次は本殿にお参りです。
石段を上ると、朝8時の割に境内は
結構な人出なのに、本殿には私達だけ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/72/89/j/o1024076814005177970.jpg?caw=800)
まずは、お賽銭を入れ、鈴を鳴らします。
でも、こちらの鈴は、前後には振らず、
鈴を動かさないように、
鈴の緒 (鈴を鳴らす紐) だけを円を描くように
回します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/ad/af/j/o0768102414005178903.jpg?caw=800)
この鈴は、
「五十鈴ーいすずー」と言って、
「生魂ーいくむすびー」
「足魂ーたるむすびー」
「玉留魂ーたまずめむすびー」
公式HPにはーたまめむすびーとあり。
という「肉体・精神・魂」
或いは、「天・地・人」なる
三位一体の調和状態をあらしているのだそうで、
公式HPには、みむすびという、
三つの魂の状態とあり。
清流のような妙なる響きにより、
心身共に深く清められ、
魂が調和され、本来あるべき姿に戻り、
新たな活力が湧いてくるのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/a6/11/j/o1024076814005179725.jpg?caw=800)
天照大御神が、天岩戸にお隠れになった時、
天宇受売命ーあめのうずめのみことーが、
ちまきの矛を持って舞ったそうなのですが、
ちまきの矛に付いていた「神代鈴」という
神器と同様のものとされ、
天河大辨財天社の神宝となっているそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/1a/0d/j/o1024076814005180031.jpg?caw=800)
シュルシュルというか、シャラシャラというか、
不思議な音を立てながら鈴を鳴らし、
誰もいないことをこれ幸いと、
亜紀ちゃんが祝詞を奏上します。
反響が綺麗に響く本殿で、
祝詞の奏上も終わり、静かな空気を堪能していると、
家族連れや、団体さんが、一気に登ってきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/b0/a1/j/o1024076814005186794.jpg?caw=800)
神社に行くと、たまにですが、
まるで、人払いしてくれているかのような
タイミングで、祝詞を奏上出来る時があります。
今回も本当にラッキーでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170814/23/shinonomeam/1a/28/j/o1024076814005180702.jpg?caw=800)
本殿が、沢山の人で一杯になってきたので、
本殿を後にし、境内を散策しました。
丁度、太陽が山から顔を出し始め、
石灯籠や、木々の隙間から
光が差し込み始めたので、
面白がって写真を撮りまくりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/34/d7/j/o0692092214005183459.jpg?caw=800)
今回のお気に入りはこちら。
石なのに、まるで剣のように見えました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/73/07/j/o0692092214005181836.jpg?caw=800)
天河大辨財天社の御祭神は、
●市杵島姫命ーいちきしまひめのみことー
●熊野坐大神ーくまのにいますおおかみー
熊野三山、三社の総称
●吉野坐大神ーよしのにいますおおかみー
金剛蔵王権現|ーこんごうざおうごんげんー
●南朝四代天皇の御霊
●神代天之御中主より百柱の神
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/fc/c6/j/o1024076814005183701.jpg?caw=800)
市杵島姫命は、本地垂迹の弁財天としても
信仰が篤いのですが、
弁財天は、ヒンドゥー教のサラスヴァティーが、
仏教に取り込まれた際の呼び名で、
元々は、聖なるサラスヴァティー川の化身でした。
インドでは、水と豊穣、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/73/07/j/o0692092214005181836.jpg?caw=800)
天河大辨財天社の御祭神は、
●市杵島姫命ーいちきしまひめのみことー
●熊野坐大神ーくまのにいますおおかみー
熊野三山、三社の総称
●吉野坐大神ーよしのにいますおおかみー
金剛蔵王権現|ーこんごうざおうごんげんー
●南朝四代天皇の御霊
●神代天之御中主より百柱の神
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/fc/c6/j/o1024076814005183701.jpg?caw=800)
市杵島姫命は、本地垂迹の弁財天としても
信仰が篤いのですが、
弁財天は、ヒンドゥー教のサラスヴァティーが、
仏教に取り込まれた際の呼び名で、
元々は、聖なるサラスヴァティー川の化身でした。
インドでは、水と豊穣、
学問と知の女神でしたが、
水のせせらぎの如く、
水のせせらぎの如く、
すらすらとした弁舌や、
妙なる音色から、音楽、芸能の神様として、
日本では信仰されています。
後に、七福神の一柱に加わり、
財運の神様としても信仰されていますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/25/98/j/o1024076814005183940.jpg?caw=800)
天河大辨財天社の草創は、飛鳥時代。
天武天皇と、役行者が、
弥山ーみせんーの鎮守として、
伊勢神宮内宮の荒祭宮に祀られていた
瀬織津姫を勧請して祀ったのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/95/2a/j/o1024076814005184403.jpg?caw=800)
瀬織津姫も、水神であり、祓戸大神の一人で、
瀬織津姫を弁財天として信仰している地域も
あるようです。
余談ですが、『ホツマツタエ』では、
瀬織津姫は、天照大御神の妃神とされています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/f4/43/j/o0768102414005184871.jpg?caw=800)
女神の天照大御神に妃? というのは、
また後日語るとして、
日輪弁財天という秘仏も祀られているようで、
水の神と、太陽の神が合体したかのような
仏像が、神社に祀られ続けているというのも
面白いです。
弘法大師(空海)が、高野山の開山に先立ち、
天河大辨財天社で、修行されたそうなので、
修験道、神道、仏教に縁の深い
天河大辨財天社ならでは。なのでしょうか。
妙なる音色から、音楽、芸能の神様として、
日本では信仰されています。
後に、七福神の一柱に加わり、
財運の神様としても信仰されていますね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/25/98/j/o1024076814005183940.jpg?caw=800)
天河大辨財天社の草創は、飛鳥時代。
天武天皇と、役行者が、
弥山ーみせんーの鎮守として、
伊勢神宮内宮の荒祭宮に祀られていた
瀬織津姫を勧請して祀ったのだそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/95/2a/j/o1024076814005184403.jpg?caw=800)
瀬織津姫も、水神であり、祓戸大神の一人で、
瀬織津姫を弁財天として信仰している地域も
あるようです。
余談ですが、『ホツマツタエ』では、
瀬織津姫は、天照大御神の妃神とされています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170815/00/shinonomeam/f4/43/j/o0768102414005184871.jpg?caw=800)
女神の天照大御神に妃? というのは、
また後日語るとして、
日輪弁財天という秘仏も祀られているようで、
水の神と、太陽の神が合体したかのような
仏像が、神社に祀られ続けているというのも
面白いです。
弘法大師(空海)が、高野山の開山に先立ち、
天河大辨財天社で、修行されたそうなので、
修験道、神道、仏教に縁の深い
天河大辨財天社ならでは。なのでしょうか。
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