兄宇迦斯と弟宇迦斯 | あき&みっちゃんの好きなことを好きなように好きなだけ

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伊波礼毘古命一行が、吉野を抜け、宇陀の地に辿り着くと、
そこには、その地を治めている豪族がいました。

兄宇迦斯ーえうかしー

『日本書紀』では、兄猾と表記。と、
弟宇迦斯ーおとうかしー
『日本書紀』では、弟猾と表記。でした。



八咫烏を使いに出し、伊波礼毘古命に従うか尋ねると、
弟は、伊波礼毘古命の威光に怯え、すぐ従いました。
しかし、兄は鏑矢を射かけ、八咫烏を追い返し、
兵を集めて戦おうとしました。
ところが、思うように兵が集まらず、
罠を仕掛けることにしました。

まずは、従うと見せかけ、御殿を造りもてなすので、
御子様にお出まし願いたい。と、使者に伝えました。

喜んだ伊波礼毘古命は、早速、御殿を訪れようとしますが、
慌てて飛んできた弟宇迦斯の密告により、
兄宇迦斯の魂胆が、明るみに出るのでした。

それは、御殿の中に押機ーおしー  ( オトシとも言う。
人が踏むと、落ちてきて圧死させる仕掛け )  をしつらえ、
伊波礼毘古命を殺そうとするものでした。



そこで、道臣命ーみちおみのみことーと、
大久米命ーおおくめのみことーが、兄宇迦斯を召し出し、
「本当に、御子に従うと言うのなら、
この御殿に、まずはお前が入って、その証を立てよ」
と、武器を手に、兄宇迦斯を御殿の中へ押し入れました。
そして、兄宇迦斯は、自分で作った罠によって死んでしまったのです。

更に、その遺体は御殿より引き出され、
蘇らないように切り刻まれると、その辺り一帯を血で染めました。
そこで、その地は「血原ーちはらー」 ( 現代の奈良県宇陀市莵田野町宇賀志 )
と名付けられることになったのです。



伊波礼毘古命に帰順した弟宇迦斯は、
槁根津日子と共に、伊波礼毘古命を助けると、
その功績により、猛田の地  ( 現代の宇陀市・宇陀郡の一部 )  を賜り、県主となり、
水取りーもいとりー  ( 宮中で、飲料水を扱う職 )  の始祖となりました。

 
ご神徳 開運招福
      縁結び
 

 
記紀では兄弟神となっていますが、
同じ地を治めていた、別々の豪族のトップであった。
という見方もあるようです。
確かに、兄弟にしては仲が悪すぎ?

・・・まぁ、記紀神話の兄弟喧嘩は、今に始まった事ではなく、
大抵兄が負け、弟が勝っていますね。
負けていないのは、天照大御神くらいでしょうか?

 

かなり残酷な殺され方をされている兄宇迦斯ですが、
地元では慕われていたのか、神様として神社に祀られています。
古代において、戦わずして手に入れた吉野同様、
宇陀も、重要な資源であった水銀の産地として有名で、

何としてでも手に入れたい土地であったのでしょうね。



 

ここからは亜紀がお送りします。

伊波礼毘古命てなんか素直よね?

ここら辺は侵略の道程を書いているけど、

それとは別に、伊波礼毘古命のリーダーぶりが私は好きだったりする。

行く先は決めるけど、

その道程は部下を信頼して任せるみたいなね?

 

さてさて、今回のメイン、

兄宇迦斯と弟宇迦斯にコンタクトとってみましょう。

 

兄宇迦斯

まぁ・・・登美能那賀須泥毘古よりはマシかもしれんが・・・。

同様に怒ってたんだろう。

でも、その地で慕われ、

神として祀られて心は少しは安らいだんだろうね。

ごっついおっちゃんなイメージ。

豪快で実はおおらかだったんだよねって感じ。

その地ではそこそこ勢力は強く、

中心的な人物であったはず。
名前とかは別にしても、

モデルのいた神様なのでしょう。

 

弟宇迦斯

こちらは兄宇迦斯とは真逆に、

スッとした細身のおじいちゃん。

力としては兄宇迦斯の一族の方があって、

伊波礼毘古命の侵攻に対して、

何度も何度も話し合い、

こちらは友好的に持って行きたかったけど、

兄宇迦斯は排除派だったんだろうね。

軍としては伊波礼毘古命の方が統率も取れていて、

洗練されていたけど、

兄宇迦斯はそれが見抜けていなかった。

けど、弟宇迦斯は見抜いていた。

兄弟じゃなくて、別の部族じゃないかな。

勢力としては兄宇迦斯の一族が大きく、

弟宇迦斯の一族はそれよりも小さかった感じ。

だからこそ伊波礼毘古命に従うという判断でもあったんでしょう。

 

 

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