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新地亜紀と同居人みっちゃんです。
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天岩戸が開き、無事に世界が光を取り戻すと、
須佐之男命は、高天原を追放されてしまいます。
ここで、エピソード的には、
大宣都比売神ーおおげつひめのかみーが、須佐之男命に殺されて、
人間に五穀がもたらされることになるのですが、
先に紹介しているので、話を先に進めます。
母、伊邪那美命のお墓にほど近い、
出雲国の川に降り立った須佐之男命は、
川上から箸が流れてきたのを見て、
人が住んでいるかもしれないと思い、
訪ねてみる事にしました。
すると、翁と媼が、少女を挟んで泣いています。
名を尋ねると、
大山津見神ーおおやまつみのかみーの御子神で、
足名椎神ーあしなづちのかみー
別名 足名椎命ーあしなづちのみことー
『日本書紀』では、脚摩乳と表記。
と、その妻、
手名椎神ーてなづちのかみー
別名 手名椎命ーてなづちのみことー
『日本書紀』では、手摩乳と表記。
と名乗りました。
夫婦には、元々八人の娘がいたのですが、
毎年やってくる八岐大蛇に、人身御供として、
一人ずつ喰べられてしまい、
とうとう今年、最後の娘の番となってしまいました。
それ故、泣いているのです。
と答えました。
その最後の娘が、後に、須佐之男命と結ばれる、
櫛名田比売命ーくしなだひめのみことーでした。
神名の「アシナ」は、晩生の稲を、
「テナ」は、早生の稲を指しているそうなので、
どちらも稲の神様なのだと思います。
また、「ナヅ」は、撫でるを指すことから、
櫛名田比売を、撫でるように慈しんで育てた。
という意味が含まれるとも言われています。
八岐大蛇を退治した須佐之男命と、
櫛名田比売が結婚すると、
須賀の地に宮を構えます。
そして、足名椎と手名椎を呼び寄せ、
須賀の宮の首長とし、
ーいなだのみやぬしすがのやつみみのかみー
の名を与えました。
須賀の宮は、現在の須佐神社で、
代々神職をしている稲田 ( 須佐 ) 氏は、
足名椎、手名椎を始祖にするとされています。
ご神徳 家内安全
病気平癒
交通安全
ここからは亜紀がお送りします。
須佐神社行ったな～。
大きな神社ではなかったですが、
風情のある素敵な神社でした。
足名椎神
手名椎神
共に穏やかな雰囲気。
足名椎神は、
おじいさんって感じ。
白い帯のようなものを額に捲いて、
髪は白髪で肩甲骨まであるかな。
ロングヘアーなんだ。
おじいさんのイメージがやってくるけど、
姿勢もよく、スッと背中が伸びている。
着ているものはどちらかと言えば質素。
好々爺ですな。
手名椎神
なんか二人が並んでいると、
お人形であるじゃないですか、
ほっこり笑顔で優しいタッチのお人形。
あんな感じです。
手名椎神も足名椎神と同様、
額に白い帯のような布を巻いてますね。
なんなのかね。
これは。
手名椎神が作ったおにぎりとか食べたら、
めっちゃ強くなれそうな気がします。
争いを好まず、
まず身近な家庭を大切にする。
そんな、謙虚で堅実なお願いなら
聞いてくれそうですね。
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