和道ライフコーチ・志野デスーザ・ブログ

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                2023年の今、あなたは. . .

”コロナ禍の疲れが出ていませんか?”

”今年こそ結婚したい!と思っていませんか?”

”婚活に疲れていませんか?”

”国際恋愛・国際結婚願望をお持ちですか?”

”恋愛関係の悩みをお持ちですか?”

”夫婦生活での悩みをお持ちですか?”

”国際恋愛・国際結婚に関する悩みをお持ちですか?”

”海外生活での悩みをお持ちですか?”

”家族やお姑さん、義理家族との問題を抱えていませんか?”

”仕事や職場の人間関係などで悩んでいませんか?”

”ふとした時に落ち込んだり、孤独感を隠していませんか?”

”人生の方向性に迷いがありますか?”


こんな気持ちをお抱えの方は、ぜひこの機会にご相談ください!

料金等はメニューバーの「サービス・料金」、詳細をご希望の方は「お問合せ・お申込み」欄よりご連絡願います。(お知り合いの方は、メールやメッセンジャー等にてご連絡下さい。)

年始にブログを書いたと思いきや、瞬く間に4月を迎えようとしています。歳を重ねるごとに、月日が早く流れると感じるのは私だけでしょうか?

 

長引いたコロナ禍がやーーーーっと落ち着き、外出や旅行も増える今日この頃。昨春から我が家のゲストハウスを賃貸していたアメリカ人のシングルマザー親子が、他州へ引越すことになりました。

 

ママの彼女曰く、「これまでずっとホームスクールで学校に通ったことがなかった娘が、9歳になってやっと学校に行きたいと言うので、もう少しダイバーシティ(多様性)のある都市部に越すことにしたの。でもここを去るのは名残惜しいわ」とのこと。ママは白人、別れた元ご主人は黒人男性なので、この子は可愛いハーフちゃん(以下Aちゃん)。長身のパパ似で背が高く、褐色の肌にアフロヘアでオシャレなAちゃん、確かにこの辺りはナバホの子供達ばかりなので、初の学校通いで溶け込むのは難しいかもしれません。

 

ゲストハウスを賃貸すると決めた際、ライフコーチ兼ヒーラーである私達夫妻が住む、大自然のヒーリング・ランチに暮らすことを選ぶ人なら、何かしら人生の課題があるだろうとは予想していたものの、実際この親子と過ごした一年間は、まるでテレビドラマのような日々でした・・・

 

 

昨年の親子が越して来た数日後、穏やかな週末に昼寝をしていた私とポールは、「ギャーーーッ!!!」とものすごい叫び声で飛び起きることに!ガーン

 

何ごとかと思い慌てて外に出ると、Aちゃんが私たちの玄関先に靴も履かず、嗚咽しながら立っていました。ヘビにでも噛まれたかと思った私が「どうしたの!?大丈夫!?」と聞くと、「うん、大丈夫」と言って去って行くAちゃん。あとでママに様子を確認すると、親子で喧嘩になり、家を飛び出したとのことショボーン

 

その後、何度もこんなことがあり、やがてAちゃんの癇癪(かんしゃく)は、通常の子供がイヤイヤ期や反抗期に見せるそれとは度合いが異なることに気づいた私達。。。

 

定期的かつ頻繁に起こる癇癪やメルトダウン(精神的に追い詰められ、ストレスが極限に達した発達障害者の身に起こるパニック症状)や攻撃性の強さから、Aちゃんは発達障害を患っていると思い始めたのです。

 

ある夜、暗い裏庭を歩いているママに気付くや、「日中、ここで亀(ペット)を放していたら、Aちゃんがひどい癇癪を起こして、それに振り回されて亀を連れて帰るのを忘れちゃったのよ」と。。。亀が私達の犬や野生のコヨーテなどに襲われては大変と思い、私とポールも加わり、暗闇を懐中電灯で照らしながら亀探し。結局その夜は見つからずに断念したものの、翌日のんびり日向ぼっこしている亀を発見して一件落着 照れ

 

またある日は、ママとAちゃんを招いてのディナーの最中、急にAちゃんの雲行きが怪しくなり、泣き叫んではママを非難。私にはとっても懐いてくれているAちゃんですが、その私がなだめても、今度は私の非難スタートと、手のつけようがありません。そんな状態に疲れて涙ぐむママに、「これまでAちゃんを小児精神科などに連れて行ったことはある?」と聞くと、「・・・・」と無言のまま帰ってしまいました。

 

そんなことが日常化した数ヶ月後、ママから「ここに越したことを知らないはずの元ダンナが、私達がニューメキシコにいると嗅ぎつけて、東海岸からアルバカーキ(ここヒーリング・ランチから車で3時間以上のニューメキシコの都市)に越して来たらしいの。万が一彼からポールと志野にコンタクトがあったら、私達のことは絶対に秘密にしてほしい」とのお願いがありました。そこで、彼の家庭内暴力が原因で、離婚に至った過去を打ち明けてくれた彼女。。。

 

しばらくすると元ご主人は、なんとここから30分の最寄りの街ギャラップに越して来たとのこと!ガーン

 

私達が警察へ届けることを提案すると、ママは「ちゃんと彼と話して来るから心配しないで」とのこと。結果的に元ご主人は、どうしてもAちゃんに会いたくて、ここまで来てしまったそう。Aちゃんもまた、パパが恋しく、大好きなパパと引き離された憤りを、ママにぶつけていたようですむかっむかっ

 

 

やがて数ヶ月が経ち、元ご主人を「Aちゃんのため」と受け入れ始めたママは、彼を自宅に招くようになり、ママとAちゃんが同時にインフルエンザで寝込んだ際は、彼が看病で寝泊まりするまでに関係が改善していきました。

 

そうした年始のある日、「Aちゃんの学校のことや、彼はここでは仕事が見つかりにくいから、一緒に他州へ越そうかと話しているの」と報告するママに、思わず顔を見合わせたポールと私。。。

 

まるで犯罪者扱いだった一年前が嘘のように、今日も彼は引越しの荷造り作業を手伝っています。そして、それを嬉しそうに眺めるAちゃん ラブラブ ヒーリング・ランチでの癒しが起きた瞬間に、私もホロっとしてしまいました おねがい

 

とは言え、パパとの交流が増えたことでAちゃんの癇癪も以前よりは頻度が減ったものの、やはり先天的なものなのでしょう、今も時に暴発しています。このまま学校通いを始めても、学校で問題を起こすのを予想できることがやるせなく。。。ホルモンがアンバランスになる思春期を目前にし、早急に対処しなければ、いずれ周囲への暴力行為や自傷行為などさまざまな問題行動を起こすことにもなりかねません。でもAちゃんは私達の家族やクライアントではないですし、病院通いなどを勧めることは余計なお節介と心得、何も言わずにいます。

 

こうした発達障害は、脳の障害などの先天的な要素と、様々なストレスといった環境要素が重なることで発症、悪化しますが、もしあなたのお子さんがそうした状態にあるのでしたら、お一人で抱え込まず、かと言って「うちの子に限ってそんなことはない」と楽観視もせず、現実を受け入れ、一日でも早く対処して頂きたいと思います。それがお子さんの明るい未来と、ご家族の平安に繋がることを願ってやみません🙏

 

 

厚生労働省:発達障害とは?

 

( 写真はイメージです。)

 

 

 

 

 

 

銀世界のヒーリング・ランチから、明けましておめでとうございます富士山

 

ここアメリカでは、待ちに待ったバイデン大統領の”パンデミック終了”宣言後、人々の移動が増えるとともにコロナの波もぶり返し、同時に子供達の間でRSウィルスが蔓延、さらにはインフルエンザも猛威を振るい、ついに”トリプルデミック”へ突入・・・ムカムカ

 

「2023年こそは日本でお正月を迎えられそう」と期待していたものの、肺の持病をわずらう父から「家族で集うのはもう少し先にしたい」との連絡があり、渡日を見送ることに。

 

そんな折、地元に暮らす著名な日本人写真家、河野謙児さん(以下詳細)&ナバホの奥様とランチをする機会があり、私と同様、年始の日本行きを断念されたとのこと。「お節なんて、渡米して40年以上食べてないなぁ」とおっしゃる謙児さんに、「私が作りますから、ご一緒に元旦をお祝いしませんか?」と提案。

 

 

 

後日、「お誘いしたものの、お節の材料はどこで手に入れようか?」とリサーチ開始。オンラインの購入も検索したのですが、種類が少ない上に破格のお値段もやもや アルバカーキのインターナショナル・マーケットに問い合わせても、お節の意味を分かってもらえず、話になりませんショボーン

 

であれば、直接出向いて自分の目で確かめるしかない!ということで、年末のある日、車で片道3時間かけ同店へ買い出しに出かけました車

 

アジアからアフリカまで、世界中の食材が揃うこのマーケット、、日本のコーナーは「TOKYO」と 「KYOTO」の2つのセクションがあるのですが、お節らしきものは見当たらず・・・と思いきや、冷凍コーナーにかまぼこを発見!やったー!笑

 

野菜コーナーでは蓮根と里芋、絹さやを見つけたので、煮物を作ることに。。。きんとん用のさつま芋はアメリカ産で代用したので、色はオレンジ。でも裏ごしを丁寧にしたので、とろける舌触りに仕上がりました〜!

 

伊達巻き用のはんぺんも手に入らなかったので、お豆腐で代用!

 

こうして迎えた元旦の朝は雪模様 雪の結晶雪の結晶雪の結晶 

我が家への運転をはばかるご夫妻宅へ、私とポールが伺うことにしました。

 

 

上の写真は、同じく写真家の奥様・ルースの撮影

 

 

 

 

 

 

ホームシックが慢性化していましたが、お節を作る過程や、それを喜んで頂ける方々と迎えた元旦で、身も心もほっこり温まることが出来ました。

 

コロナ禍は長引き、マスクも手放せず、戦争は終わらず揺れ続ける世界ですが、心の平安を大切に、周囲と、そして自分も大切に2023年を過ごしたいと思います。

 

どうぞ皆さまにとって、健やかで幸多き一年となりますよう、ニューメキシコ州からお祈り申し上げます🙏✨

 

この度、在米日本人を対象としたフリーマガジン「Q-TiME」”50州を巡る50 Ways U.S  9月号”に、ニューメキシコ州の紹介記事を書かせて頂きました。実際のマガジンは米国内の大手日本食品店などで入手可能、また在住国を問わず、オンラインマガジンの無料定期購読登録も可能です。(私の記事を読んで頂く際はこちらをクリック願います😌

 

執筆に際し、改めてニューメキシコ州について調べ、新たな魅力を発見!編集部の方々には貴重な機会を頂き、感謝申し上げます。

 

 

 

退院後、まるで何も無かったように元気を取り戻したポールは、翌週に迫ったサン・ディエゴへの出張のため、飛行機の予約をしていました。

 

私が内心、「うーん、でもまだ病み明けだし大丈夫かしら・・・」と思っているのを察した彼は「志野も一緒に来る?」と聞き、一つ返事で「Yes!」・・・家で彼を心配しているくらいなら、同行したほうが安心です おねがい

 

私はこれまでカリフォルニアのベイエリア(通称シリコンバレー)には計4年間住んだにも関わらず、サン・ディエゴを訪れたことはなく、、、ポールに滞在先が街のどの辺りかをたずねると、なんと海辺のリゾートホテル!出張なので、大都市内のビジネスホテルかと思いきや、「あ〜、これは彼の入院で大変な思いをした私に、神様からの癒しのギフトね〜」とニンマリラブ

 

突然の旅行プランにも関わらず、幸いナバホのカップルが留守中の牧場をケアしてくれることにもなり、出発前に来てくれた二人に動物達の世話を説明し、いざ空港へ!

 

私にとってはコロナ禍が始まって以来の初飛行、、、マスクも通常の不織布ではなく、保管しておいたN95仕様を持参して。

 

久々に訪れたアルバカーキ空港は相変わらず美しく・・・

 

天井の梁(はり)や、テラコッタ・タイルの床が個性的な空港内

 

 

赤い岩山を望むアリゾナのフェニックス空港で乗り継ぎ到着したサン・ディエゴには、辺り一面ヤシの木が生い茂り、懐かしいカリフォルニアの潮風を深呼吸 波

 

空港からホテルまでの道中には見渡す限りヨットハーバーが広がり、リゾート感満載!「合衆国」と言う名の通り、アメリカは州ごとにまるで異なる国のようです。

 

ホテルに着くや、ポールはカンファレンスが催されている会場へ。

 

船をモチーフにしたホテル内

 

私はホテルの周囲を散策したり、海辺のカフェで一息ついたり、部屋に戻ってくつろぎ、ブログを更新したりなど、久しぶりに一人時間を満喫 コーヒー

 

 

 

 

 

 

ランチやディナーには、内陸暮らしではありつけない新鮮なシーフードを美味しいワインや日本酒といただき、ボディ・マインド・スピリットともにすっかり満たされましたキラキラ

 

また、日頃は常に動物達に囲まれているため、ポールの空き時間には久しぶりに(!)手をつないで散歩をしたり、美しい夕陽を眺めつつ、改めて一緒に生きている今に感謝 宝石紫宝石赤宝石紫

 

 

 

 

今回の旅では、驚いたことに空港や機内を始め、どこに行ってもマスク着用者は1割にも満たず、すっかりパンデミックが終わったかのよう・・・このままコロナ禍が終息することを願い、サン・ディエゴに別れを告げるのでした。

三週間前の深夜のこと、、主人のポールが突然発作を起こして倒れたため大慌てで救急車を呼び、そのまま最寄りの街・ギャラップの病院に即入院。このような発作が初めてだったこと、また持病があることからCTスキャンやMRIなどの精密検査をした結果、幸い何の異常も見つからず、数日後に無事退院となりました。

 

ドクターの見解は「虫に刺された耳の内部が炎症を起こし弱っていたところに、乾燥した屋外で充分に水分や糖分を摂らずに乗馬をしていたため、夜にかけて脱水症状または低血糖が重なり、脳機能が一時的に乱れたためではないか?」とのこと ムカムカ

 

 

病院から帰宅するや、ポールのそばに寄って来る犬と馬達・・・

 

 

 

 

子馬のマチルダも心配そう・・・

 

 

ポールの父親は51歳で心臓発作を起こし逝去したため、今回の発作が起きた際の私は「このまま死んでしまうかもしれない!」とパニックになりつつも、落ち着いた今では、救急車が深夜の真っ暗道の中、牧場まで来てくれることがわかって良かったと思えてもいます。

 

実は彼が入院する一週間前ほどに、ここヒーリング・ランチのゲストハウスに母子が暮らし始め(*以下)、そのママが、救急車が夜道の中で牧場をちゃんと見つけられるようにと、門の前で待ってくれていました。さらに彼の入院中はお願いもしていないのに動物達の世話をしてくれたりで、なんというタイミングで越して来てくれたのかと、感謝と不思議な気持ちでいっぱいです 宝石緑 宝石緑 宝石緑

 

(*パンデミックで来客も少ないため、ゲストハウスを賃貸のサイトに投稿したところ、24時間以内に申し込みがあり、ニューヨークに長年住んでいたアメリカ人シングルマザーと8歳の女の子が引越して来たばかりおねがい )

退院後のポールはいつもと変わらず元気にしているのでホッとしつつも、今後の再発を防ぐために、水分補給や良質な睡眠など、今一度生活習慣を見直しているところです。

 

と同時に、こうした人生の大きなハプニングには、必ず何らかの意味や、天からのメッセージがあるはず・・・宝石紫 宝石紫 宝石紫

 

実際ポールには、発作の前から新たな人生のステージに移行するための意識の覚醒が起きていたのですが、彼曰く「パソコンのバージョンアップをするように、宇宙から色々とダウンロードしていたから、脳が一時的に電気ショックを起こしたんだ」とのこと。それを入院中に聞いた時は、「こんな怖い思いをさせておいて、全くこの人は何言ってるの!?」と憤慨していましたが、こうして振り返ると、彼の言っていることが腑に落ちつつあります。

 

さらに、発作後の様子見期間として、ポールは6ヶ月間車の運転禁止となり、代わって日々の運転は私がすることに。。。馬達の世話も彼の代わりにこれまで以上にし始めたり、ヒーリング・ランチで働いてくれる人達とのやり取りなど、牧場の女主人としての自覚が一挙に高まる結果となり、私の中で何かが大きくシフトしてもいます。

ポールはまた、ヒーリング・ランチに越して来た時点から、”意識的に人々が共に暮らし、サポートし合うコミュニティを創る”と言っていましたが、一人の時間が必要な私は内心、「コミュニティなどにしたら、いつも周囲に人がいて落ち着かないショボーン」と思い続けていました。それもまた「やっぱり人は一人では生きて行けない。癒しのエネルギーに満ちたこの地をもっと多くの人に公開し、一緒に生きていきたい」といった心境へと変化・・・

 

日頃、和道ライフコーチとして、”人生に起きるチャレンジから学び、それを成長と進化に昇華させる”ことを指導させていただいている身としては、今回起きたことは、私達夫妻にとってはしかるべきハプニングだったのだとも・・・

 

世界で長引くコロナ禍、ウクライナの戦争、そして個人の身で起きた今回の入院を経て、「生きていること自体が幸せ」と、五月晴れを見上げつつ、心から思うようになった今日この頃です。

2022年、明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

ここヒーリング・ランチでは、ニューイヤーズ・イヴ(大晦日)から雪が降り、銀世界の元旦を迎えました雪の結晶雪の結晶雪の結晶

 

 

 

「コロナもだいぶ落ち着いて来たし、もしかしたら今年は帰国できるかも??」と淡い期待を抱きつつ、早めのブースターショット(3回目のワクチン)も終えていた昨年末、突如登場したオミクロン株によって日本への入国規制が一挙に強化され断念、、、さすがにホームシックな年始を迎えている私のような海外在住者は、きっと多いことでしょう。

 

ここまで無事に過ごしてきた私達夫妻ですが、周囲はもはや、感染したことの無い人のほうが珍しいような事態 ムカムカ 長引くパンデミックに心身を疲弊されている方々からのご相談も相次ぐ今日この頃、私自身も疲れていないとは言い切れません。

 

そんな時に癒してくれるのは、ヒーリング・ランチの美しい光景と優しい動物達・・・現在、馬4頭、犬4匹、猫1匹と暮らしつつ、改めて自然界の癒しのパワーを実感しています 馬しっぽフリフリにゃー

 

 

 

それぞれに過酷な環境からレスキューされた動物達は、時間をかけて癒され、当初彼らを癒していた私達や、この地を訪れる人々を癒す側へと変化 宝石紫宝石紫宝石紫

 

翌日には見事な青空が広がり、まるでスキーリゾートのよう!キラキラ

思わず、学生時代に観た映画「私をスキーに連れてって」のユーミンの主題歌を口ずさんでいました音符

 

 

 

 

夕暮れ時は同じ風景もこんな風に幻想的・・・

 

 

 

 

今後また、新たな変種株が登場するかもしれません。

 

世界中が、いつ終息するのか不明なウィルスに翻弄され続けている今、健康でいること、生きていることのありがたさを噛み締めつつ、皆さまの穏やかな一年を、ヒーリング・ランチより心からお祈り申し上げます🙏キラキラ

 

 

 

私が住むニューメキシコ州の州都、サンタフェを初めて訪れたのはもう何年も前のこと。アルバカーキ空港からサンタフェ市内に入った瞬間の感動は、かつてイタリアのローマ市内で受けたそれとも似て・・・その光景は訪れる人を魅了してやみませんが、海外から日本が誇る古都、京都を訪れた友人達もまた、声を揃えて同様の感動を話してくれますおねがい

 

サンタフェは、その後も私達夫妻が主催する和道リトリートワークショップの出発地として、また世界各地から訪れる友人達の観光案内役として何度も足を運んでいるにもかかわらず、毎回新たなトキメキや発見を与えてくれる魅惑の地・・・

 

「アメリカの宝石」と呼ばれる街の歴史は合衆国の建国(1774年)より古く、スペインが統治し始めた1607年にまで遡るほど!さらにその遥か昔から、数千年にわたるネイティブアメリカンの歴史と文化が色濃く根づき、スペイン後に占領したメキシコ文化、ヨーロッパから新天地を求めて移住した西部開拓者の文化が融合し、世界に類を見ない独特な個性を放つ姿は、まさにアンティークの個性的なジュエリーが詰まった宝石箱のよう宝石緑宝石白宝石ブルー宝石紫

 

サンタフェはまた、芸術家達が多く住む地としても知られ、アートギャラリーの数は全米でニューヨークに次いで多く、いつか時間をかけて、一つ一つのギャラリーをゆっくり巡りたいとも思っています。

 

今回はカリフォルニアの大親友、キャサリン&ゲリー夫妻から「コロナもだいぶ落ち着いて、お互いにワクチンも打ったし、サンタフェで合流しない?」とのお誘いを受け、かの地での再会を何ヶ月も前から楽しみにしていました。途中、デルタ株が猛威を振るい始め断念寸前でしたが、なんとか決行!

 

 

定宿のホテル・サン・フランシス

 

 

当ホテルは観光客で賑わう中心地に在りながらも、

エントランスの扉を開けると静謐なエネルギーに身を包まれます。

 

 

 

これまで大聖堂内では必ず祈りを捧げて来たのですが、今回はコロナ禍で閉鎖中・・・

 

 

 

ネイティブアメリカンとして初めて聖女となった、カテリ・テカクウィサ像にご挨拶

 

 

サンタフェの街並み

 

 

 

 

 

宿泊中のホテル内にニューメキシコ産スパークリングワイン「GRUET(グリュエ)」の

テイスティングルームが出来たと聞き、ワイン通の親友夫妻が招待してくれましたボトルシャンパン

 

親友達とシャンパングラスを前に、至福のひと時・・・

 

私は4種類のロゼをテイスティングシャンパン

ディナー前に、お腹がいっぱいになってしまいました:笑

 

 

翌日は、観光客がいない郊外へドライブ。

中でも、アドビ建築(赤茶色の日干しレンガで造られた伝統的な家)が立ち並ぶ

ガリステオの街並みに、「アメリカとは思えない!」と驚く友人夫妻。

 

 

親友夫妻と過ごした3日間があっと言う間に過ぎた最終日。コロナ禍での別れのハグを躊躇する私に、フランス人のキャサリンは、「もう、ハグしちゃう!」と、両頬にキスをするフレンチハグ。そこへまるで演出するように美しく夕陽が差し込み、思わず涙ぐむ私達・・・

 

愛する親友達、そしてサンタフェ、また会う日まで!

 

 

独立記念日の7月4日、「新型コロナウイルスからの独立を宣言できる時が今までになく近づいている」とのホワイトハウスでのバイデン大統領の演説通り、ここアメリカでは穏やかな日常が確実に戻りつつあります。

 

変異株の脅威が続いてはいるものの、路上やスーパーの店内にまで軍隊が出動し、厳戒態勢だったロックダウンの時期に比べれば、信じられないほどの改善ぶり!

 

全米で起きていたアジア人差別や暴行を受け、ここ数ヶ月は私の買物時などにも主人のポールが同行していたのですが、ワクチンの普及と比例してそれらも落ち着き、やっと一人で外出できるようにも・・・

 

実際、3月のワクチン接種完了以降は、この時を楽しみに待ってくれていた友人達が、続々とここヒーリング・ランチ(癒しの牧場)を訪れてもいます。

 

そんな折、ポールと「ずっとこもっていたし、久しぶりに息抜きしたいね」と話し、パンデミック以降初めて牧場を離れ、アルバカーキへ二泊三日の週末旅行に出かけました。

 

都市から自然の中へ息抜きに出かけるのが一般的ですが、私達の場合はまさに逆・・・パンデミックと同時にシリコンバレーから大自然の牧場に越して早一年・・・久しぶりの都会の喧騒です。

 

ヒーリング・ランチの周辺はネイティブアメリカンのナバホ居住地のため、私達の周囲はナバホの人々ばかり。対してアルバカーキは大多数の白人層に加えメキシコ系の人も多く、同じ州とは言え、まるで外国に来たような錯覚を起こしたりも。

 

ホテルに到着すると、ロビーでマスクをしているのは私達だけ・・・フロントデスクの女性に聞けば、「ワクチン接種完了の方は、ホテル内やレストランでもマスク着用は不要です」とのこと!

 

公共の場でマスクをしないことが初めての私達は、恐る恐るマスクをはずし、、、その後の滞在中は、まるでパンデミックなど起きなかったかのような開放感をたっぷり味わうことが出来ましたキラキラ

 

 

”ホテルのロビー”

ニューメキシコ州には、スペイン、メキシコ、ネイティブアメリカンの文化が

織りなす独特な雰囲気があります。

 

 

 

ディナーはホテル内でメキシコ料理を堪能し、翌朝は向かいのSawmill Market(ソウミル・マーケットにて朝食。ここは1903年設立の材木工場を2019年に改装し、地元のグルメなお店が集結した食のパラダイス。オープンとほぼ同時にパンデミックが襲ったにも関わらず、満客の様子にホッとしました。

 

元工場を彷彿させる、Sawmill Marketの外観

 

ニューメキシコ産のダークチョコレートをお土産に・・・

 

 

その後はホテル周辺を散歩したり・・・

 

 

 

 

 

部屋で休憩したり・・・

 

ホテルの窓からの眺め

 

 

室内には、ニューメキシコ州を流れる大河、リオ・グランデの写真集が・・・

 

 

午後は新居用の家具を購入したり・・・

 

ニューメキシコらしいラスティックな家具が沢山!

 

 

さらにポールは「せっかくだから、志野が前から行きたがっていたLos Poblanosでディナーをしよう」と提案。”ロス・ポブラノス”は、オーガニックラベンダー畑と美味な食事で知られる素敵なファーム(農場)コスモス ニューメキシコ州での”和道リトリートワークショップ”を開催するたびに、空港などでラベンダーバームを購入しては、いつかファームを訪れたいと思い続けて来ました。

 

今回は、50もあるゲストルームがパンデミック後の来客で満室だったため行く予定ではなかったのですが、滞在中のホテルから至近距離であることがわかり、いざ念願の場所へ!

 

 

ちょうど咲き始めたラベンダーが迎えてくれました。

 

 

食事やカクテルにもラベンダーがあしらわれ、至福なひと時・・・

 

 

 

Ristra(乾燥した唐辛子の束)を吊るし、来客をウェルカムするのがニューメキシコ流

 

 

 

つい食のことばかりになってしまいましたが、一年以上、たまにギャラップ(最寄りの街)でテイクアウトをする以外は自宅で過ごして来たので、久しぶりの美味な外食は、お腹と心の滋養になりました。

 

とは言え、三日目になると牧場に残して来た動物達が無性に恋しく、帰途を急ぐ私達 馬 帰宅するや、犬達は大興奮で駆け寄り、馬達はハグを求め、猫はすり寄って甘えて来ます。

 

 

 

そして見慣れたはずのドラマティックな夕陽に感動し、街とは反するヒーリング・ランチの静寂に、「やっぱりここが私の居る場所」と、実感するのでした・・・

 

 

 

 

メモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)の三連休を迎えたアメリカでは、コロナワクチンの接種完了者数と比例し、マスク不要の場所も増え、一挙に開放ムードが高まっています。

 

まだまだ油断は出来ませんが、これまでの閉塞感を晴らすように、空港やハイウェイは連休を利用した旅行者でいっぱい!

 

そんな中、私達はヒーリング・ランチに越して初の結婚記念日を祝いました。
 

 

   ポールが作ったューメキシコ州名物のブルーコーンパンケーキに、ミモザで乾杯!

 

 

 

                                                                 こちらが実際のブルーコーン

 

 

 

                                           宴もたけなわな頃、愛馬のサーシャが飛び入り参加!

 

 

 

大自然の中での暮らしは不便なことも多々ありますが、パンデミックも翳りを見せ、こうして愛する人や動物達に囲まれ、穏やかに記念日を祝えたことに感謝するばかり・・・

 

オリンピックを控えた日本では緊急事態宣言も長引き、色々な意味で疲れが溜まっているかと思いますが、皆さんが心身の平安を保てますよう、ここヒーリング・ランチから愛と癒しのエネルギーを贈ります宝石緑宝石緑宝石緑

( クローズ予定の旧ブログより抜粋:2011年7月付記事 )

 

「私達はこの夏ジョージア州に行くから、それまでにはマチルダが離乳して森に還れるといいのだけど」と言いながらも、このままずっと彼女がそばにいてくれることを願う自分もいました。しかし保護を禁止された地域の住宅街で鹿を飼い続けることには限界があり、野生の動物をペット化することも無意味、、自然界で自由に生きるのが彼女本来の姿に違いありません・・・

 

 



 

やがて7月も終わりを迎えたある日、、、骨折した脚が完治とは言えないものの、以前と同様にジャンプし、駆け巡ることができるまでに回復したマチルダは、初めてケージを頭で押し、外に出たがる仕草をするようになりました。

 

ポールは「It's time(その時が来た)」とつぶやき、マチルダをケージから出します。すると思い切り駆け出したのち、ふと立ち止まって振り返り、私達をじっと見つめるマチルダ。。。眩しい朝陽が彼女をスポットライトのように照らし、私とポールは別れの時が来たことを悟りました。

そのまま森の奥深くへと走り去ったマチルダが、その後姿を現すことはありません。でもいつか、あの愛らしい背中の白い斑点が消える頃、大人に成長したマチルダと再会できるような気もしていました。

 

やがて夏が過ぎ、見事な紅葉のあとには雪深い日々が続きます雪の結晶

 

そして翌年の春のこと・・・

 

私は「マチルダが、あの厳しい冬を無事に越えることが出来たのならいいのだけど。もしそうなら、今頃大きく美しい牝鹿になっているでしょうに」と心配しつつ、彼女の写真を眺め入っていました。

 

すると、窓の外に一頭の牝鹿が現れたのです!

 

「え?もしかして、マチルダ?」と問いかけ、急いで手元のスマホで窓越しに写真を撮り外に出たのですが、まるで幻のように、すでに彼女の姿はありませんでした。

 

 

 

通常 鹿は群れで行動することから、単独で現れたこの牝鹿は、きっとマチルダだったと思えてなりません。冬越えを心配していた私を安心させるために、成長した姿を見せてくれたのだと・・・



短い月日ながらも沢山のかけがえの無い想い出をくれたマチルダとの日々、、一生忘れることはないでしょう!キラキラキラキラ