銀世界のヒーリング・ランチから、明けましておめでとうございます
ここアメリカでは、待ちに待ったバイデン大統領の”パンデミック終了”宣言後、人々の移動が増えるとともにコロナの波もぶり返し、同時に子供達の間でRSウィルスが蔓延、さらにはインフルエンザも猛威を振るい、ついに”トリプルデミック”へ突入・・・
「2023年こそは日本でお正月を迎えられそう」と期待していたものの、肺の持病をわずらう父から「家族で集うのはもう少し先にしたい」との連絡があり、渡日を見送ることに。
そんな折、地元に暮らす著名な日本人写真家、河野謙児さん(以下詳細)&ナバホの奥様とランチをする機会があり、私と同様、年始の日本行きを断念されたとのこと。「お節なんて、渡米して40年以上食べてないなぁ」とおっしゃる謙児さんに、「私が作りますから、ご一緒に元旦をお祝いしませんか?」と提案。
後日、「お誘いしたものの、お節の材料はどこで手に入れようか?」とリサーチ開始。オンラインの購入も検索したのですが、種類が少ない上に破格のお値段 アルバカーキのインターナショナル・マーケットに問い合わせても、お節の意味を分かってもらえず、話になりません
であれば、直接出向いて自分の目で確かめるしかない!ということで、年末のある日、車で片道3時間かけ同店へ買い出しに出かけました
アジアからアフリカまで、世界中の食材が揃うこのマーケット、、日本のコーナーは「TOKYO」と 「KYOTO」の2つのセクションがあるのですが、お節らしきものは見当たらず・・・と思いきや、冷凍コーナーにかまぼこを発見!やったー!笑
野菜コーナーでは蓮根と里芋、絹さやを見つけたので、煮物を作ることに。。。きんとん用のさつま芋はアメリカ産で代用したので、色はオレンジ。でも裏ごしを丁寧にしたので、とろける舌触りに仕上がりました〜!
伊達巻き用のはんぺんも手に入らなかったので、お豆腐で代用!
こうして迎えた元旦の朝は雪模様
我が家への運転をはばかるご夫妻宅へ、私とポールが伺うことにしました。
上の写真は、同じく写真家の奥様・ルースの撮影
ホームシックが慢性化していましたが、お節を作る過程や、それを喜んで頂ける方々と迎えた元旦で、身も心もほっこり温まることが出来ました。
コロナ禍は長引き、マスクも手放せず、戦争は終わらず揺れ続ける世界ですが、心の平安を大切に、周囲と、そして自分も大切に2023年を過ごしたいと思います。
どうぞ皆さまにとって、健やかで幸多き一年となりますよう、ニューメキシコ州からお祈り申し上げます🙏✨