植物セルフケアのご案内

植物セルフケアのご案内

欧州のエビデンスあるフィトテラピー、漢方、日本の民間療法などを統合し、日々楽しく取り入れられるケア法をご紹介。乳児湿疹やスキンケアについても取り上げます。

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最近は、少しだけ日差しが和らぎ、晩夏な感じがしてきました。今夏はあまりにも梅雨が長くて、「the夏!」を経ずに秋に突入してしまうのかと思ったりもしたけれど、ちゃんと「the夏!」がちゃんとあってよかったとしみじみ思います。

 

小旅行や川遊びできて本当に嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の終わり、私は決まって一抹の寂しさを感じますが、皆さんはどうですか?

 

東洋医学的に今の時期を見てみると、「脾」と「肺」は弱りやすい季節。「脾」が弱るとくよくよと考え込むことが増え、肺が弱ると悲しみが増えると言われています。

 

夏はエネルギーを発散する季節だけれど、今夏、ほとんどの人はそれを思いっきりできなかったこともあり、心が疲れてるって人も多いのではないかなあ。

 

秋分を迎える前に、心と身体のケアを行なっていければいいかなと思います。この時期のケア法もポツポツ書いていきたいと思います。

 

さて、季節の変わり目に出てくる心と身体のゆらぎを、ハーブとアロマでととのえていくことを学ぶ講座「4SEASONSフィトテラピー」

 

春のケア編夏のケア編に続き、秋のケア編を実施します。リアル講座は2開催とも満席で、今回は初めてオンラインセミナーを実施します。

 

●気持ちをポジティブに切り替えたい方
●ハーブや薬草を学びたい方
●東洋医学に興味のある方
●おいしいハーブティー飲みたい方
●秋に調子を崩しやすい方

などなど。

 

ピンときたらぜひ参加してみてください。

詳細はこちらから〜。

 

 

 

オーガニックコスメの良質な原料を探し求めている今、全ての原料において、右に行っても、左に行っても、最終的に「農」の問題にぶち当たります。 今日はミツロウについて。

 

ミツロウとは?

 

ミツロウ   

 

ミツロウとは、みつばちが花の蜜を吸って巣に貯蔵する際、蜜がこぼれ落ちないよう蜂の腹から分泌されるロウのこと。成分として約70パーセントがワックスエステルで、その他は炭化水素やアルコールなども含まれます。

 

 分泌されたばかりのミツロウは白色だそうですが、時間が経つにつれ、花粉や排泄物などがつき、黄色に変わっていくそう。 コスメではバームを作る際によく使われます。(ちなみに、市販の一般的なコスメでは石油由来のパラフィンが使われます。)

 

良質なミツロウとは?

良質なミツロウとは何かを考えていくと、下記2つの条件は、マストだと思います。 

 

(1)蜂の吸う花蜜、および巣箱の置かれる環境が汚染されていないこと 

 

→蜂が飛んで花蜜を集める距離はだいたい2〜3キロメートル。この範囲に農薬やPM2.5などがあると、私たちの肌にそれをぬりつけることになってしまいます。 

 

(2)殺虫剤が巣箱に置かれていないこと

 

→ニュージーランド、オーストラリア、ロシアなどを除き、蜜蜂にはダニが寄生しているため、殺虫剤を設置されているところが大変多く、はちみつから薬剤が検出されています。はちみつもミツロウも蜂のお腹から分泌されるので、きちんとしたものを選ばないと殺虫剤を肌にぬりつけるリスクが発生するのです。

 

   

はちみつ   

 

ちなみに、はちみつの場合はこの2点に加え、

 

(3)加熱されていないか? 

(4)プラステックに入れられていないか? 

(5)ブドウ糖果糖液などの人工甘味料が添加されていないか?

 

もチェックポイントになります。

 

 加熱されたはちみつは非加熱のものよりも酵母菌が抑えられるため、長期で保存でき見た目もよくなりますが、香りや栄養素、効能が低下します。 

 

プラステックに入っているはちみつは環境ホルモンを体内に取り込むリスク、果糖ブドウ糖液糖はとうもろこし(遺伝子組み替え)から合成されますが、肥満やガン、高脂血症などが指摘されています。 

 

ミツロウのことを考えた矢先、おととい、「新型コロナで人気沸騰の高級蜂蜜から発がん性疑惑農薬」なんてニュースが入ってきました。。。タイムリーだ。 世界で最も使用の多く、WHOが発ガン性を指摘している除草剤「グリホサート」の残留。

 

 

     

 

日本でもバンバン使用されているので、たとえ養蜂家が気をつけていたとしても、近くで農薬が使用されていればいとも簡単に残留してしまう。。。 

 

土に根付いていない「都会にすむ我々」を生かすため、安定的に・見た目よく・安価な食料を供給するため、農家を生業としている方々は農薬をまく。そのしっぺ返しのひとつの現れがみつばちであり、はちみつ。そしてもちろん、ミツロウに及びます。

 

ミツロウか?キャンデリラロウか?

 

ミツロウ 

 

先述した条件2つを満たすミツロウを探そうとする場合、国産であれば有機JAS認証からはちみつやミツロウは外れているので(畜産扱いになる)、生産者の考えや価値観が信頼できるところから、海外であれば有機認証を得られているところからということになります。 

 

安定供給の面を考えると、有機JAS認証のミツロウが安心。でも高い!そして生産現場とか養蜂家の皆さんの顔が見えない。 

 

国産は有機認証はとれていないにしても、同じグレードで頑張っているところはある。でも、供給量が安定しない。あとはダニ退治から逃れられない問題(=殺虫剤の問題)がある。 

 

もしくはミツロウの使用をやめ、植物性ワックスを使用するという手もある。ミツロウの代替で使われるのは、ミツロウより少し融点が高いキャンデリラロウ。 

 

ただミツロウの方がクリームっぽい仕上がりになるので、ミツロウの方がよいテクスチャーになるように思う。ただ、キャンデリラロウでも処方の変更で対処できる範囲のような気もする。 

 

ロウ選びはまだまだ続きます。  

 

 

2021年3月までに、2021年3月までに、「国産薬用植物をキー成分としたスキンケア」をリリースすべく製造会社さんとのやりとりがはじまっています。

 

どんな背景で
どんな製品を作ろうとしていて
どのようにみなさまに役立てもらいたいか

 

を知っていただくため、折に触れて商品開発日記を書いていこうと思います。

 

モノづくりをしよう決めた理由

私が実現したい世界像vol.3 でも書いたとおり、私がやりたいことは下記2つ。

 

●薬用植物で心身をケアする術を伝え、実践する人を増やす
●効能が高いのに注目されていない「国産薬用植物」に光を充て、産地と植物を使いたい人をつなぐ

 

結果、自然治癒力を生かし、すこやかに、自由に生きる人が増えるといいなと思っています。

そのために、まずは植物療法の講座を行なってきました。

 

 

 

 

 

でも、受講者のみなさんから「このおみやげ(講座ではオリジナルブレンドハーブを持ち帰ってもらいます)がなくなったらどこで買えばいいですか?」という質問がたくさん。

 

オーガニック認証の西洋メディカルハーブは比較的簡単に手に入りますが、鮮度があまりということもある。

 

漢方茶に限ってはそもそもオーガニック認証もなく、買う単位が500gとなったり、本当に使いづらい。

 

普段づかいできて、東西のあらゆる薬用植物から厳選し、ブレンドの効能も考え尽くされ、おいしくもある。なおかつ、作り手の顔も見える「症状別のブレンド薬草茶」を作りたいと思いました。

 

一方、スキンケア。こちらは作る気はなかったのです。というのは、すごく添加物に厳しいオーガニックコスメメーカーで働いていたので、それを超えるものが考えられなかった。

 

さらに、肌は吸収器官でなく、排出器官。

 

飲んだり食べたりすることに効果は感じていたけれど、「肌に効果が出る」とは思っていませんでした。

転機となったのは私が実現したい世界像vol.3 でも書いたとおり、ビワの葉です。とにかく鎮静力がすごかった。

 

 

このビワの葉の出会いをきっかけに、娘はアトピーから脱出する速度が早まりました。

 

ビワの葉は肌に悩んでいる方を救うと思い、1年かけて一体どんな組み合わせであれば効果的なのか、周りの方に実験させてもらいながら改良を重ね、大方の処方が決定。

 

さらには、この鎮静力は湿疹だけでなく、日焼けやシミの予防、吹き出物といった大人の肌にも効果的なため、大人女性向けの一品も作り上げる予定です。

 

日本が誇る伝統的薬用植物をメインにした「鎮静特化」のスキンケア。

肌に負担になる成分は排除。スキンケアを通して産地の土地のエネルギーを感じていけるようなものにしたい。

 

処方は決まったが、すぐに次の壁

あとは製造レベルに落とし込むだけだからすぐできろうと思っていましたが、そんなに甘くなかった。。。

 

ひとつは「納得いく原料の確保」の問題です。

 

手作りしていた時と違って、原料はある程度の安定供給が求められます。その上で、無農薬・有機栽培は外せないし、国産を優先させたい。

 

でも、例えば今直面しているのがミツロウ問題。ほとんど国産の養蜂場は抗菌剤を使っおり、残留リスクが発生します。ほんの一例ですが、こうした問題がスキンケアに使いたい原料ひとつひとつに出てくるんです。

 

こっちをとれば、あっちを諦めなければならない。完全無欠の選択肢を採用すれば、コストが跳ね上がり、普段使いできる金額にならない。 

 

通常であれば、原料は製造会社の持っている原料に委ねていたり、もしくは、地方の特産となる植物ひとつのみキー成分とし、それだけ「顔が見える」というものにしたり。 

 

それであれば原料確保の問題には直面しません。 

 

でも私は植物の薬理作用をブレンドすることで最大限に活かしたいし、トレーサビリティも重視したい。

 

全ては無理かもしれないけれども、川下から川上まで原料をさかのぼっていって、ここまで見れたら安心という納得のいくところまではいきたい。 原料発掘にはなかなか時間がとられそうです。

 

もし、原料に納得できなかったら処方自体を変えなくてはいけない可能性も出てきます。

 

オーガニックとは?サスティナビリティとは?

 

開発を通してそんなことを考えさせられそうです。

 

 一進一退になりそうな商品開発ですが、ぜひ応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

4連休は娘の誕生日だったため

娘づくしでした。

 

 

初日はレゴランド。

翌日は自宅でお祝い。

3日めはレゴフレンズにお付き合い。

最終日はラコリーナ近江八幡へ。

 

娘はとにかく食べまくっていた!!!

 

 

 

レゴランドでアイスクリームトリプルを食べる。

 

 

 

誕生日ケーキのホール半分を食べる。

 

 

ラコリーナでバームの4分の3を食べる。

 

 

去年の秋頃はこういった類のものは

全く食べられませんでした。

 

脱ステして、炎症物質となるもの

(もっともひどいのは植物油脂)

を避けていたから。

 

でもこの3年でひととおり「ゴミ」は

出ていったんだと思います。

 

今は新たなゴミを入れても

炎症が出なくなった。

 

加工度の高いものは添加物や植物油脂が

入るから、日常的には避けるというのは

続けたいと思います。

 

でも、お出かけして

そういうものしかない時はやはりある。

 

そんな時は、炎症が出なくなった今からは

楽しんで食べてもらえればと思います。

さて、娘以上に甘いものを食べまくった私。

 

 

やはり、ブツブツ出てました(涙)

 

 

 

娘のアトピーの日々で気づいたのですが

植物油脂を取りすぎた日の夜

かゆくはならないまでもブツブツが

私にも出ていたんですね。

(乾燥する秋冬は痒くなります)

 

サラダ油やショートニングは

「最大の炎症物質」ということを

実感させられるのでした。

 

7月21日、蟹座新月。

 

「新月に願い事を書く」という行為を

スタートしてからちょうど1年。

 

1ヶ月に1度、自分の方向性を

確かめていくという意味で

やめられない習慣になりました。

 

私の場合、願い事というよりは

目標になっておりますが。

 

達成したこともあるし

まだ達成していないこともあるし

そもそもその目標とは方向性がずれて

しまったということもある。

 

書いてみると、結局夢や目標や願い事は

諦めさえしなければ達成可能なんだと

気づきます。

 

「ブログに乳幼児の肌荒れや湿疹について書く」

というのも目標のためのタスクの1つですね。

 

さて今日は簡単に

 

「乳児湿疹がひどくなりやすい赤ちゃんのタイプ」

 

について。

 

乳児湿疹の酷さは

 

「どれだけゴミを抱えて生まれてきたか?」

「皮膚バリアの薄さや皮脂量の少なさなどの肌質」

 

に起因します。

 

乳児湿疹がひどい赤ちゃんは下記いづれか

もしくは重複してあてはまることが多い。

 

●両親がアレルギーやアトピー持ち

●薬の使用で症状をずっと抑えてきた

●妊娠中の食事は加工食品や外食が多かった

●妊娠中ストレスが多かった

●1人目のお子さん

 

 

だから鼻炎や花粉症、肌が弱いママは

妊娠中からライフスタイルを気にされた方が

出産後、子どもの肌トラブルリスクを軽減できる。

 

 

 

 

上記も参考にしてみてください。

 

 

先日、

大事な保育園行事の前に娘が発熱し本気でお手当した

 

 

という記事を書きましたが…

 

甲斐あって、無事に熱が下がり元気満々で

行事に参加できました!

 

ホント、胸を撫でおろしました〜。

 

でも、登園後に発熱・呼び出しになる可能性が

なきにしもあらずだったので、念には念を。

 

病み上がりは免疫システムが頑張った結果

「エネルギーが不足」の状態。

 

ゆえに体を温める力が弱いし、そんな中

新しいウイルスが侵入してくる可能性あるし、

まだ一部病原菌やウイルスが体内に残っている

可能性もある。

 

風邪のぶり返し予防&体力回復のために

「病み上がりのハーブブレンド」を

娘に持参させ、昼食・おやつ・夕食前に

少し飲んでもらいました。

 

●ナツメ:エネルギー補給

●甘草:エネルギー補給

●乾燥生姜:体を温め、発汗を促し、

 ウイルスなどから身を守る

 

ナツメと甘草は特に胃腸をととのえる。

生姜は全身の気の巡りをよくする。

 

●エルダーフラワー:生姜同様、

 発汗を促し全身のバリア強化

●トウモロコシのひげ:利尿を促しデトックス

 

ネトルでもいいんだけど、東洋ハーブが多いので

味を考え今回はトウモロコシのひげを使いました。

 

大人には美味しいけど

正直子どもにはおいしくない。

 

でも娘的に「ハーブ=体がよくなる」という

認識なので保育園でもちゃんと飲んでくれました。
 

呼び出しもなく無事に1日を終えた娘。

 

「何が1番楽しかった〜?」と聞いたら

 

「ゴロゴロカレーとかご飯が美味しかった!」

 

と目を輝かせて答えてました。

 

いつものことながら食い意地はってますわ。。。

 

 

 

アトピーを「発症した時期」で分類すると

大方、下記3つになると思います。

 

1.乳児湿疹から小児アトピーに移行、脱ステや

 ライフスタイルの変更により改善したパターン

 

2.乳児湿疹から小児アトピーに移行、ステロイドなので

 湿疹をコントロールしているうちに学童期や青年期に

 なって発症しなくなり、成人してから発症するパターン

 

3.子どもの頃は何も肌トラブルはなかったのに

 成人してから発症するパターン

 

 

1は小児アトピー、2と3は成人アトピー。

 

小児アトピーと成人アトピーの大きな違いは

皮膚の炎症の元となる「心理的ストレス」が

深く関わるか否か。

 

ストレスを受けると

 

「コルチゾール」という抗ストレスホルモン

(薬で塗るステロイドの体内生成バージョンですね)

 

が分泌されます。

 

これは抗炎症作用というメリットがある一方

慢性的にストレスを抱えるとコルチゾールが

継続的に分泌されることになります。

 

結果、糖から脂質に代謝経路が変わり

「過酸化脂質」というゴミの量が増え

炎症も継続するリスクがある。

 

このストレスは大人であれば自分ひとりで

戦わなければいけませんが

乳幼児であればお母さんが守ってくれる。

 

泣きわめいても癇癪起こしても

お母さんが対処してくれる。

 

だから心理的ストレスを溜め込むことは

あまりない。

 

ゴミを多く持って生まれてきたのならば

乳幼児のうちに出しておいたほうがよいと

本当に思います。

 

それを排出されないまま大きくなると

2のパターンになるリスクがある。

(もしくはずっと薬を持ったまま生きることに)

 

3は薬の介入がなく早い段階で生活を変えれば

抜け出すことはそんなに難しくない。

 

2にパターン、もしくは3で長期にステロイドを

使ってしまったパターンであれば

 

そこから抜け出すことは

本当に本当に難しいと思います。

 

大人は社会的な立場があるから

乳幼児ほど排出に専念できないし

周りからの見え方も気になる。

 

小児アトピーの方が成人アトピーより

抜け出すことのハードルが非常に低いと

思います。

 

 

保育園年長の我が娘。

 

明日はお楽しみ保育という、このコロナ禍で

唯一の保育園行事なのに発熱してしまいました(涙)

 

(コロナ禍で保育園でも数々のイベントが中止。

年長の最大イベントお泊まり保育は

泊まりなし20時半終了のお楽しみ保育に)

 

今朝、なんとなく熱い娘の体温を測って

私に激震が走りました。。。

 

でも、ふりかえれば今週に入ってから

私は仕事の事ばかり考えて

娘の体調を全く考えていなかった。。。

 

一緒に寝てほしそうな娘を

 

「もう年長だしお楽しみ保育もあるし一人で寝な」

 

とあしらっていた。

 

その影響で寝つきが遅くなり、少しづつ

睡眠不足となり体調を崩した模様です。

 

神様から

 

「あんたな、もっと我が子をちゃんと見てあげな」

 

と怒られた気がしていて、それを気づかせるための

発熱ととらえざる得なくて。娘に謝ったら

「ママー!」抱きつかれた。

 

抱きつく隙も与えていなかったんですよね、最近。

 

 

園では溶連菌が出たということで一応小児科に。

 

「カゼです」

 

というお墨付きをもらう。

 

後悔先に立たず。すごく反省をしつつも

とにかく今やれることをするしかないので

お手当総動員です。

 

(と言ってもやれることは限られてますが)

 

さて、前置きが長くなりましたが

風邪のハーブブレンドについて。

 

子どもの風邪といえば

 

●「葛湯」

●ストレートのりんごジュース

 

 

ですが、年長の娘はもうハーブが飲める。

急を要するので今回はブレンドハーブでケアしました。

 

娘の症状を見ていると

 

●悪寒はほとんどない

●身体は熱い

●だるそう

●汗が少ない

●鼻水大量、咳少々

 

ということで

悪寒の強い「風寒」でもなく

黄色い鼻水や痰がでる「風熱」でもなく

典型的な「夏カゼ(暑湿)」と判断。

 

やることは

 

「体内の湿気を取り除く清熱すること」

 

ブレンドのメインはエルダーフラワーとスイカズラ。

両方とも五臓の『肺』に作用し、エルダーフラワーは

発汗・スイカズラは清熱を促す。

 

エルダーフラワーは西洋ハーブなので『肺』に

作用するとは文献に書いてないけど実感値として。

花粉症に効くし。

 

清熱の補佐で「菊花」を入れました。

味は少し苦くなるけど、明日のお楽しみ保育のために!

 

あとはデトックスと利尿にそれぞれ

「ダンデライオン」と「ネトル」

 

実はこのブレンドで、病院に行く前に熱が下がりました。

飲んで1時間くらいで。

 

38.1度が37.1度になった。

 

でも夕方また37.7度になったので根気よく飲ませ

明日はどうなるかと言ったところです。

 

娘に罪はないのでどうか下がっていますように!!!

 

 

 

 

乳児湿疹や子どもの肌荒れで

小児科や皮膚科を受診すると

 

「はいこれ」

 

といった形で気軽に出されるステロイド。

 

ステロイドは現行医療の標準治療なので

無理もありません。

 

 

「ステロイドは怖い」

 

「適切に使えばステロイドは怖くない」

 

 

どちらもよく耳にする言葉で、ステロイドを

処方されたママはどうしたものかと

迷うことが多いと思います。

 

私も6年前、予防接種を受けに行った小児科で

 

「荒れているから薬出しとくね」

 

と特に説明されることなく

ステロイドと説明書を出されました。

 

今思えばかなりカジュアルだった!!!

 

ステロイドについて検索すると

 

●副腎皮質ホルモンで抗炎症に働くこと

●副作用があること

 

この2つがポイントらしいというのはわかる。

 

でも副作用はどの薬にも書かれてあるし

一体何が『怖い』と騒がれているのか

その本質がつかめません。

 

恐る恐る塗ってみるとすぐに一日も経てば

あっという間にキレイになるため

 

「早く塗っておけばよかった!!!」

 

なんて思うのです。(実体験あせる

 

困るのはその後で、一旦はステロイドを塗って

鎮静化した肌も、一部の子どもをのぞきその多くは

また荒れてくる。

 

「また出てきたえーん

 

と焦り、解決法がわからないのでまた塗る。

 

こうして一部のママたちは

 

「いつまた湿疹が出てくるのか?」

「ステロイドはいつになったらやめられるのか?」

 

わからないまま月日がたち、

 

「どうやらステロイドでは治らないらしい」

 

ということを悟ります。

 

「ステロイドはその時はよくなるけど

根本解決にはならない。根本解決するには

体内にたまったゴミを上手に本来出るべき

ところから排出していかないといけないよ」

 

私も6年前、そんなことは誰からも言われなかったし

ネットを探しても出てこなかった。

 

実体験からわかってきたことです。

 

今は根本解決にはならないことを言っている人は

増えていると思います。

 

(けれど「上手に排出するやり方」に

関してはまだあまりネットに出ていないという印象)

 

ステロイドは

 

●免疫抑制を行う

●代謝経路を変える

●体内で分泌されるステロイド

(=コルチゾール)の産生を抑える

 

という作用がある。

 

これによって「ゴミが出せなくなる」だけでなく

 

さらに炎症体質になるため

乳児湿疹がアトピーに移行する確率が非常に高まる。

 

これが根本的な問題だと思います。

 

だからって、肌の炎症のコントロールの仕方が

わからないままに「絶対ステロイド使いません!」

という立場になると

 

とびひになったり

ひどい時には入院になったりする場合がある。

 

せっかくステロイドなしに頑張ってきたのに

医療従事者の方に

 

「お母さん、何させてんの!」

 

なんてことになりかねない。

 

乳幼児にステロイドを使わない

 

というのは長期的に見ればよいと思う。

 

でも炎症がひどくてステロイドを使わないのであれば

「相応のライフスタイル」を送る必要がある。

 

この内容はひと通り決まっているけれど

炎症の程度によってゆるくて大丈夫な場合もあるし

厳格にやらないといけない場合もある。

 

少しずつ書いていければと思います。

 

 

乳児湿疹

 

 

 

【乳児湿疹】は

 

だいたい出産1〜2ヶ月後に

赤ちゃんのほっぺから出てくる

ブツブツのこと。

 

この出方はすっごく

個人差がありますね。

 

何もしなくてもすぐに治ったりする

赤ちゃんがいる一方、どんどん

ひどくなる赤ちゃんもいる。

 

違いは赤ちゃんの体内に

たまっている「ゴミの量」と

皮膚のバリア機能の強弱。

 

さらには

 

食やスキンケア、環境

日用品、衣類、電磁波など

 

家庭のライフスタイルも

関わってきます。

 

 

乳児湿疹は、適切なケアを行えば

薬の介入なしに<約8ヶ月〜1年強>

ぐらいでキレイな肌になります。

 

乳児湿疹はアトピーではありません。

 

 

一方、【乳幼児アトピー】は

原因不明の慢性的な皮膚疾患。

 

でも、その内実の多くは

乳児湿疹でステロイドの介入が

あった子どもたちに非常に多いです。

 

ステロイドという免疫抑制剤で

ゴミが出せなかったことにより

体内で火種がくすぶり続けるから。

 

 

今、私は植物療法士として

さまざまな活動をしています。

 

オーガニックコスメメーカーに

勤めていた私がこの道に入ったのは

今は6歳になる娘を乳幼児アトピー

させてしまったことがやはり

大きかった。

(詳しくはこちらで。)

 

皮膚に関して出産前から多くを

知っていた私でも

 

医療の世界で明らかにされていない

子どもの湿疹のメカニズムと

対処法を知るにはすごく時間が

かかりました。

 

ネットには通り一辺倒の情報しか

載っていませんでした。

 

だから費用をかけセミナーに参加し

実際に娘を観察しながら検証を

繰り返していきました。

 

今はたまった知見とノウハウをもとに

顔の見える範囲でステロイドを

使いたくないママたちの

サポートを行なっています。

 

皮膚の問題は皮膚だけの問題では

ありません。

 

ライフスタイルが関わってくる。

 

だから一方的な発信は誤解を招く

ことが怖いので今まであまり

行なってきませんでした。

 

でも「乳児湿疹」をどう

ケアしたかによってその後の

 

「子どもの免疫力の育ち方」

 

つまりは人生が変わってくる。

 

そのままずっとポケットに薬を

持ったまま生きるか。

 

自然治癒力の高い健康体で

人生を生きるのか。

 

だから噛み砕いたケアのポイントと体験を

発信を行なっていくことにしました。

 

育児に一生懸命のママたちに

少しでもヒントとなりますようにおねがいドキドキ