「人間は宇宙人によって作られた」というふうなテーマは以前は書籍で語られたが,最近はX旧TwitterやYoutubeなどでもよく見かけるようになった.その内容は如何にも胡散臭い「アヌンナキ」という宇宙人が数千年前にこの地球に人間を植え付けたなどというようなものである.だが,真実はそうではないように私は思う.アヌンナキはニビル星に棲むレプティリアン系の邪で悪辣な宇宙人であることはAlex Collier氏が彼の著書の中で述べている.Alex Collier氏の言説については以前ここで話題にした.

 

 

要するに,アヌンナキに関わる話はDS連中がいつもの手口で本当の超高度な文明を築いている宇宙人の存在に気付かせない為のフェイクであるのは,今回の記事を最後まで読んで頂ければ明解となる.
 ところで,人間は猿から進化したというが,本当か?私はもうこの大嘘を全く信じていない.ダーウィン進化論は完全に破綻していることについてはつい最近話題にした.

 

 

 では,一体人間はどのようにして最初に作られたのだろうか?神が創造したのだろうか.その神とは一体誰のことか?このテーマを考えるときに参考になる記述が例の文献にあるので紹介したい.ミシェル・デマルケのThiaooba Prophecy (文献1))からの一コマである.

  第11章  誰がキリストだったのか?

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 タオは話を止めた.何かに集中している様だった.…私は本能的に目を擦った.…体を透かして向こう側が見えるまで彼女 (宇宙人タオ) は徐々に透明になっていった…次の瞬間,彼女は全く見えなくなった.…「…私達がこうした<知識>を持っていることを示したのです.私達は死人を生き返らせたり,喋れない人や目の見えない人を治療したり,足の麻痺した人々を歩かせたり,どんな病気でも治すことが出来ます.私達は『自然の』ではなく『自然に』存在する支配者なのです.そして,全ての中で最も難しいこと,つまり生命を自然に生み出すことが出来るのです.私達は宇宙線の放射がないところであれば,人間を含めどんなタイプの生物をも作り出すことが出来ます.」…「…私達は人間の体を作ることは出来ます…それは無限の注意を払って偉大なタオリによってのみ行われます.というのも,人体にはあなたも気付いている様に生理体やアストラル体など幾つもの体が内在しているからです.もしそうでなければ,ただのロボットになってしまいます.…タオラ達によって20代から30代の人間が作り出されるのに地球時間で約24時間です.」
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この後,宇宙人タオは本物のイエス・キリストをThiaooba星で作って地球に派遣させたことなどを語った.イエス・キリストについては以前話題にした.

 

 

 要するに,優良星界の中でも最上位に位置しているThiaooba星の更に最上級宇宙人は大人の人間をたったの24時間で作り出すことが出来るのである.人間と一言で言ってもその構造は大変複雑で,例えば,耳の鼓膜の周辺の構造についてだけでも次のように大変難しい仕組みになっている.
 
    耳の鼓膜の仕組み (鼓室の耳小骨連鎖) [文献2)]

人間を作り出すという事は解剖学的に諸器官を超精密に作り上げて行かねばならない.生物学の分野で分析が高度に進んで来た遺伝子におけるナノ微細構造などを考えると神の能力とは想像を絶するほどのレベルである.
 しかも,その作り出される人間とは霊魂を持つ本物の人間である.我々地球人の多くは自分の身体が今見えている肉体だけだと思って生きているが,実は次に示すように大変複雑な多層構造になっているのである.御文中にある「アストラル体」はこの図の④ASTLAL体である.

  
     不可視の身体 (波動の法則より 文献3))

そうすると,その人間を作った神のような超人間を作るにはどうするか?となるが,私はもうそこまで来ればお手上げだ.神の世界については実際に自分で遠い将来行ってみないと最早想像も出来ない.
 ということは,生物の進化とは,そして,人間の進化とは一体何なのか?地球上の全ての生物は高度に発達した文明の宇宙人達によって超能力を用いて作られたものである.地上や海洋で様々な段階にある動物が見られるのは,まるで順に進化して行ったかのように見えるように配慮してその超人達が永い期間を経て作っていったという事なのだろう.では,我々人間はどうなのかというと,元々初めは別の惑星で作られ発達して来たのであるが,その惑星で人口が増えて来て文明社会の発展に伴い,個別の問題が生じ,更にその惑星の特有の事情もあって,希望者を募って別の惑星に移住しましょうという取り決めに至ったということだろう.地球という低級な天位の惑星はそういった零落れ不良人間を受け容れる為の役割を担っているのである.
 では,そういう天位の惑星に棲む我々地球人は人間として今後どう進化するかである.それにはやはり人間が本来持っている力を蘇らせることである.即ち,超能力の開顕こそが進化なのである.超能力の開顕については御神示で大変多くの言葉で以て伝えられた.

 

 

それにしても超能力とは極めれば本当に何でもできるものだ.今回,改めてThiaooba星 (エホバ星) の宇宙人の超能力の凄まじさを私は思い知った次第である.

文献
1) Michel Desmarquet: Thiaoouba Prophecy, (1993). 邦訳 ミシェル=デマルケ著・ケイ=ミズモリ訳:超巨大宇宙文明の真相,徳間書店,pp.241-243,(1997).
2) Anne M. Gilroy etc.: PROMETHEUS Atlas of Anatomy 2nd Edition (坂井 建雄 監訳 他):プロメテウス解剖学コアアトラス第2版,医学書院,p.563,(2015).
3) 足立 育朗:宇宙からのメッセージ 波動の法則,ナチュラルスピリット,p.171,(2007).