我々が住むこの大宇宙の真の構造についてはこれまで幾度か述べて来た.その中で宇宙創造の大神様のお姿を話題にしたことがある.

 

 

また,御神示では実に詳しく大宇宙の階層構造が述べられた.

 

 

 一方,窪田志一氏の著書には空海とは実は岩屋梓梁であるとされている.聖徳太子も岩屋梓梁である.更に,平将門や菅原道真も岩屋梓梁のことである.即ち,自信の執筆をペンネームで覆い隠していたというのが真相である.岩屋梓梁はその天才的頭脳で実に素晴らしい書を多く記して来た.以前も述べたが,再度示すと,古事記・日本書紀・源氏物語・枕草子・伊勢物語・竹取物語・万葉集・徒然草など日本の歴史的文学作品の殆どを書き残し,更に茶道・植物・冶金・建築など多岐に亘る専門分野の書物を残している.私はその脳は一体どのようになっていたのだろうかつくづく不思議に思う.

 

 

 

 ところで,足立育朗氏著の波動の法則には第7章で「弘法大師こと空海が神の想念波動層であるJEFISIFUM層と繋がっていた」述べてある.その箇所を次に抜粋して詳しく示す.
  ECHO
      図 宇宙創造の大神様の意識と意志

「過去においては,例えば,エドガー・ケイシー,日蓮,空海,荘子,孔子が⑧(HCIN)帯層だけと同調し,キリストは⑦(ETHER)帯層まで,仏陀は⑤(COSAL)帯層までと同調可能だったそうです.またスウェーデンボルグのようなボディに身近な情報は,(GINO)という地球から非常に近い地上100km(10の100乗Hzくらいの周波数)及び200km(10の10万乗Hzくらいの周波数)のところにあるその星用の情報及びエネルギー層と同調していたようです.」

通りでその「知略泉の如く湧く」様子が神がかり的であると私は強く思っていた.このように岩屋梓梁だけでなく,地球人類文化の歴史上の重要人物は悉く神の想念波動と同調出来ていたのである.ということは,我々普通の人間も神の波動の一端でもキャッチすることが出来れば頭脳をフル活用して,岩屋梓梁のように多くの書を残したり,ある種の超能力を発揮することが出来る筈である.岩屋梓梁の身体的特徴である右鬢の肉腫がその超絶した能力とどう関係していたかについては未だ不明である.
 では,当の足立育朗氏本人は神の波動のどの辺に同調しておられるのだろうか?私は足立育朗氏の著書や過去数回分の講演録を何度も視聴したりして総合的に判断し最終的に言えることは,足立氏は宇宙創造の大神様の中心の御神体であるEHKOと同調しておられるようである.EHKOと繋ぎ得た人間はこの地球上にこれまで3人しかいないと足立氏本人が述べて居られる.私が足立育朗氏の言説を頻繁に取り上げる理由は,直観的に足立氏の宇宙情報が最もスケールが大きく,正確であると判断しているからである.
 足立氏の言説の中心的なものは,「自然の仕組みに適って調和のとれた方向に決心して実行」すれば,ある種の別次元からのサポートが起こって自身の魂が進化する.そして更に,それを70億の地球人類が揃ってやれば地球は徐々に変わり始める,と述べて居られる.ということは,我々一般庶民もテレビや新聞の情報に振り回されることなく,瞑想して宇宙の高次元の精妙な波動をキャッチできれば,空海こと岩屋梓梁やスウェーデンボルグのようになれるし,テレパシーやチャネリング等の超能力を発現させ,未来の情報が入って来るようになる筈である.

文献
1) 窪田志一:易断政府を樹立した岩屋梓梁,岩屋梓梁と易断政府研究会,(1972).
2) 足立 育朗:宇宙からのメッセージ 波動の法則,ナチュラルスピリット,(2007).