宇宙創造の大神様というお方がこの宇宙には存在します.そのお方は人間の姿ではないようです.次元の高い世界に存在されており,最早,我々低次元の地球表面に棲息する人類が肉眼で見ることは到底出来ないようです.ところが,そのお姿を実際に見たという方々がいらっしゃいますので,その話をここでお伝えすることにします.

 カナダナイアガラ滝の周辺に住んでいたオスカー・マゴッチ氏は1970年代にUFOと遭遇し宇宙探訪の旅に出掛けました.彼と同時期に宇宙の遠方迄UFOで探訪した方が肉体,或いは,霊魂合わせて数十名いらっしゃいます.そして,ある種の方法により次元間移動をして大神様にお会いしたとのことです.マゴッチ氏は「…目も眩むほど眩しい金白色の光が私達皆の上に,あらゆるものの上に,優しく撫でる様に注がれてきた.…形容し難い沢山の球体で構成される膨大な集合体の…驚く程沢山の種類の純粋エネルギーからなる巨大な存在が詰まっている.」と感想を述べています.

 一方,関英男先生の著書「生命と宇宙」にある挿絵にカラーでその「大神様」のお姿を描いていらっしゃいます.その画像を下図に示します.

 

大神様

宇宙創造の大神様

 

 関英男先生はこの他多くの著書やサイ科学関連の論文を残していらっしゃいます.それらによると,宇宙創造の大神様とは科学的用語で表現するなら,

 

”Cosmic Information Energy Center”

 

略してCIECと命名されています.情報InformationとエネルギーEnergyを宇宙の隅々まで超高速で供給する機関であるということです.「機関」としたのは最早個別の人格的存在を超越しているという意味を表します.情報とは現在の地球の低レベルの文明における無線電波によるものではなく,「念波」による通信手段のことであり,可視光や電磁波よりも格段に大きい速度で飛び交い,全宇宙に住む肉体を持つ宇宙人1037人を含む各生命体の守護霊や背後霊と双方向で瞬時に通信していらっしゃるとのことです.その念波の周波数は10100Hz以上とのことです.我々が普通感知できる可視光線や電磁波の周波数が精々1015Hzですので,その念波は想像を絶するほど緻密で,光速を遥かに凌ぐほど超高速なのです.

 また,関英男先生は情報科学の観点からこの宇宙を巨大なコンピュータと見做して情報集積処理能力を推定されました.我々がこの3次元世界で普段使用するパソコンの記憶容量メモリ(通常,約4GB=4.0×109バイト)に相当するものが,4次元世界の場合1061バイト,5次元世界10122バイト,6次元世界10173バイト,7次元世界10224バイトと推定されています.この容量がどれほど大きいかは,地球上に現在存在するスーパーコンピュータを全て集めても精々1030バイト程度であることを考えると,想像を絶するほど大きい訳です.但し,この値は関先生が御存命中の試算で,コンピュータの容量が未だ小さい時代でしたから,これでもかなり過小の見積もりと思われます.そうすると,7次元世界に住む八百万の神々様が仰ぎ見る大神様,即ち,「CIEC」の情報処理能力は我々には到底想像すら出来ない程,超莫大であるというふうに私は感じるのです.

 一方,エネルギーは何処から湧いてくるでしょうか?これが最も不思議なのですが,どうやら循環させていらっしゃるようです.足立育朗氏著「波動の法則」の下図によりますと「究極の宇宙の意識と意志」であるところの「EHKOのEXA PIECO」,即ち,宇宙創造の大神様の御魂はAHからHCまで8層構造になって循環しているとのことです.

 

ECHO

 

 EXA PIECOというのは牡牛座プレアデス星団アトラス星の文明の言葉で「霊魂」のことであり,人間を含む全ての存在物夫々に宿っているとのことです.「大神様」とするとあまりにもその機能を表現する語として不十分であるので,宇宙語のままアトラス星語の「EHKO」と表記されています.そして何より,その大きさについては,御神体のEHKOに宿る御魂の最も外側のHCIN帯の層の直径がこの図によると240億光年以上となっています.即ち,大神様の御魂は数百億光年の大きさでいらっしゃいます.我々が住むこの天之川銀河の大きさが直径10万光年とされていますので,それが20~30万個直線に並んだものが大神様の御魂の大きさということになります.或いは,この図をよく見ると我々の天之川銀河は大神様の御魂の内部に含まれているのかもしれません.足立氏の講演録によると我々人間の魂にも不可視の層はあり,一般的には一番外側のHCIN帯が直径2m高さ3m程度であるとのことです.また,同図表17にはクラインの壺の如く各層の波動がダイナミックに循環している様子が描かれています.次元の低い悪い波動を循環させて高い波動に変換する機能を有しておられるようです.

 神宮(旧姓森)眞由美さんも足立育朗氏と同様にチューニングにより上図JEFISIFUM情報層から「宇宙創造神は今から1060年前に誕生された」という情報を得られたようです.宇宙創造の大神様は想像を絶するほどの遥か遠い昔に誕生なされたということです.

 大神様がこんなに大きなお姿であられるのに,残念ながら私共には全く見えないのです.我々普通の地球人には認知が遠く及ばない程遥かに高い次元に大神様は鎮座していらっしゃいますので,見えなくて当然なのです.

 神様のお姿を見たという地球人の中には,この他,スウェーデンボルグが「霊界の太陽」を見たとか,ロバート・モンローが体外離脱をして遠い過去において我々人間の魂が大神様から別れていく過程を見たという体験をした等,幾人かおられるようです.

 以上,畏れ多くも宇宙創造の大神様のことをサイ科学の観点から端的に述べました.大神様のお姿を今人々が科学的に捉えることが如何に重要か,そして,この宇宙の中心を認識するというのが今将に求められていると感じ,ここにお伝えした次第です.

 

参考図書

1) オスカー・マゴッチ著・関 英男 監訳・石井弘幸訳:「宇宙船操縦記Part1」,明窓出版,(2008).

2) 関 英男:「生命と宇宙」,飛鳥新書,(1998).

3) 関 英男:「念波」,加速学園出版部,(1990).

4) 足立 育朗:「波動の法則」,ナチュラルスピリット,(2007).

5) 森 眞由美:「宇宙から学ぶ」,PHP研究所,(1997).

6) エマニュエル・スウェーデンボルグ著・今村光一抄訳:「完全版スウェーデンボルグの霊界からの手記」,経済界,(2007).

7) ロバート・モンロー著・塩崎 麻彩子 訳:「究極の旅」,日本教文社,(1995).