この地球は宇宙から見たら本当は一体どういう形なのだろうか?今現在も,Twittterで様々な議論が展開中である.地球平面説を強く主張する人々は実に多くの証拠を挙げて地球球体説を否定している.しかし,その方々が否定する対象の球体状の地球は内部が詰まった中実球体なのである.そこには地球空洞説があるということに注目させまいとする何らかの意図が感じられる.更に,地球平面説を唱える人々は決まって何方も左翼思想であり,天皇をこき下ろす論調もセットで展開している.なので,私はフラットアーサーに対して何かキナ臭さを感じている.
 扨て,地球空洞説に関わる話題についてはこれまでこのブログで多く記して来た.

 

 

 

 

 

 関英男先生は生前頻繁にある方の言説を引用してサイ科学の発展の足掛かりとして来た.その方とはThrough the Curtain 文献1)という題の本の著者のカラグラ博士である.カラグラ博士は対外離脱をして地球の内部に存在している文明との通信を何度も実行されたニール師の舎弟である.その通信の内容が地球文明では未だに深く認知されていない高度な科学的知識を多く含んでいる為に,関英男先生は大変重要であるとし,学術誌「サイ科学」で度々話題にして来られた訳である.
 では,その言説の一部を次に紹介する.

文献2)  「一方,(脳の)視床を取り巻いて尾状核という輪状の部分がある.ニール及びカラグラの著書1)によると,この尾状核の中に数百万本のアンテナが存在するという.つまりその数は10^6~10^7個となり,非常に狭い場所の中であるから,1本が10^-10cmとすれば,光速の念波としても周波数は10^20Hzの程度,それが,光速よりも30桁速い念波とすれば10^50Hz程度の念波の発受が可能となる.」

文献3)  「また,カラグラの著書1)によれば,金と太陽光線の相互交換の可能性を述べている.その書物の253頁には,古代インカとアステカの人々は太陽光線から金を造る秘法を利用して生産したので,鉱山から金を掘り出すことをしなかったし,逆に金から有効な放射線を取り出した,と書いてある.」

文献4)  「著者がもう一つ参考にしたい文献は同じ「サイ科学」誌のVol.8, No.1の52~54頁に紹介したKaragulla博士の”Through the Curtain”である.そこには『太陽から光や熱が到来しているのではない』と詳細に記載してある.」「親星Sより到来したCE波と,惑星E地震の発生するCE波と干渉する現象については既にKaragulla博士の著書に発表されている.」

※CEとはCosmic Energy 宇宙エネルギーのこと

文献5)  「Karagulla (1983)の著書によると,尾状核の付近に数百万本のアンテナがあって,念波を送受する不可視の機構が脳に秘められている,と書いてあるから,エレクトロニクスで製造不能でも,人間には既に具わっていると考えることが出来る.」

文献6)  「さて,電子の正体が磁気を基本にしたものであることを理解するまでには,更に別の情報を必要とする.それは最近のカラグラ博士の著書1)によるもので,それによると電子は粒子ではなくてパターンであるという.その教えは,彼女の師ニール博士が生前霊界の科学教室で聴講した内容を記録し,師の了解を得て,師の没後出版したものである.次に,その一部をp.139とp.203より摘出してみた.『生命即ち魂が中心より外に向って動くときエネルギーであり,エネルギーが中心即ち渦に向って動くとき物になるという講義の基本概念をよく銘記して下さい.物は固体というよりは,寧ろ中心に向かうエネルギーのパターンです.パターンが現れている限り,所謂具体的なものがあるのです.p.139』,『原子は高速(多分光速の程度)でパターンの中心に向かって動く稀薄なエネルギーの引き締まった動的な渦の安定なパターンです.この中心は普通の習慣で原子核と考えています.このエネルギーは入力の中心から常に広がって行く複数の螺旋円錐形状に移動します.このエネルギーが流入するときプラスであり,円錐から流出するときマイナスです.各原子は螺旋円錐の外方に移動する場を持っています.これらの螺旋円錐のパターンはまた安定なものです.螺旋円錐は水素の場合,一つであり,他の原子の場合複数である.現在,貴方方はこれらの螺旋円錐を電子と呼んでいます.内向エネルギーの渦と,外向螺旋円錐を含む全体の原子は回転軸の周りにスピンをもっています.pp.202-203』…電子の場合にも参照したがカラグラ博士の著書の別の節に,次のような中性子の説明があり,これが音の結合子であると述べている.『中性子は物質の音響結合子であります.原子の根本的秘密は電子や陽子にあるのではなくて,中性子にあるのです.各種の元素を調べてみれば,音響結合子(中性子)の中で何が調和の変形となっているかが分かるでしょう.もし,周期律表を注意してみるならば,そこに音響結合子がどのようにして秩序のパターン,謂わば,調和の作用をしているかに気付くでしょう.原子量という術語は原子音響結合子という術語で置換しても良い位です.』」

文献7)  「この書物については筆者が今年5月にロスアンゼルスでカラグラ博士に面会した節に知った.…天地創造の順は音・形・色である.…肉体は母から霊気体は父から.…薬草は直接肉体に効く訳ではない.…この書物では音が空間に音の周波数の列が時間に対応する,…」

文献8)  カラグラ博士の著書に39頁に書いてあるInstant Clear Knowing (瞬間明知)は,このことを意味しているのではなかろうか?ICKについての彼女の説明を引用してみよう.「ICKは魂のレベルより来る直観的知覚であって,瞬間的にはっきり知り得たとの自信を与えるものである.これはアストラル体とあまり大きな干渉を起こすことなく,コーザル体の魂レベルから肉体-エーテル体に向けて閃きが伝わるものである.しかし,アストラル体の魂レベルに障害のある人の場合には,ICKの閃きによって知ることが困難となる.」

文献7)の説明についてはかなり長文に亘るので,大幅に割愛した.
 関英男先生は文献7)にも記している様にこの英文の大書を全て翻訳完了した訳ではないが,重要なポイントだけを上記のように抜き取って示して下さった.上記に示したことは2023年に至っても未だに主流の科学者は認めようとはしていない.我々庶民はこのことを重く受け止め,地球科学の幼稚さを認めなければならない.そして,近い将来この大書が全文翻訳され,多くの日本人に知られることを切に願う.そして,地球内部の高度な文化との交流が一日も早く始められるように個々人が進化に努めなければならない.

文献
1) V. P. Neal and S. Karagulla: Through the Curtain, Devorss, (1983).
2) 関 英男:瞬読理論,サイ科学,Vol.20, No.1, pp.34-36,(1998).
3) 関 英男:宇宙における制御と通信,サイ科学,Vol.18, No.1, pp.35-46,(1996).
4) 関 英男:宇宙エネルギー流通系,サイ科学,Vol.17, No.2, pp.25-32,(1995).
5) 関 英男:統合科学の重点的探究,サイ科学,Vol.16, No.1, pp.29-39,(1993).
6) 関 英男:統合科学への道,サイ科学,Vol.9, No.1, pp.18-24,(1986).
7) 関 英男:新刊紹介 Through the Curtain,サイ科学,Vol.8, No.1, pp.52-54,(1984).
8) 関 英男:速習の限界,サイの広場,日本サイ科学会自由投稿誌,No.7,pp.23-30,(1989).