御神示の御講義を再開する.このブログで御神示は「勝者の理論は天が裁く」まで来た.現在,私のブログの読者が徐々に増えてフォロワー数が180を超えている.より多くの日本人にこの神の御言葉に触れて頂きたい.では,早速今回の御神示「地球人の正しい自覚」を始めよう.
御神示No.23 「地球人の正しい自覚」 取次の神より
凡そ地球人類は今日に至る迄,人生の目的も知らず,星の世界の実状も知らず,低級なる迷信に翻弄され,誤りたる歴史に拘泥*1し,正邪を折り合わせたる宗教に凝り,誤りたる学問を身に付け,今を思索為さずして古きに執する等,幾多の徒労を為し来たるなり.
然るに*2,天施り地転じて今や地球の天体上の位置が,天の仕組みにて昇格する時機到来為し,従来の如き迷妄の道を歩みては棲息出来ざる刻*3至れり.爾*4時に中り,地球人類は地球人類としての正しき自覚を持ちて暮すべく神の言葉を授け措かん.
地球人としての正しい自覚とは,先ず大神様の御存在を知り,宇宙の真理を知り,宇宙創成から地球の天体上の位置を知り,且つ地球人類の措かれた立場を知り,星の世界の実状を知り,地球人としての生き方の誤りを覚り*5,人間の死後の世界を知り,霊波念波の作用を知り,地球天位の大転換と一大天譴の来たる原因を知り,地球文明の根本的誤謬が那辺に在るか等を知る必要ありと申すなり.
是等を真に理解し,且つ能く自覚せし者を「地球人としての正しき自覚あり」と申すなり.(続く)
*1 こうでい ⇒他に選びようもあるのに一つの事にこだわること
*2 しかるに
*3 とき
*4 この
*5 さとり
<解説> (Shinmoedake2011による)
・多くの地球人類は現在に至るまで,人生の目的を知らず,他の惑星に人が住むことやその世界の実状も知らず,低級な迷信に翻弄されて,誤りばかりの歴史にこだわり,正邪を折り合わせた従来の宗教や怪しい新興宗教に凝り,誤りの多い学問を身に付けて,今を思索することなく,古いことに執着する等,数多くの徒労をして来たのである.
・しかし,年月が経って大地が変動を繰返して,今や宇宙間天体上における地球の位置が天の仕組みに基づいて昇格する時機が到来したのである.
・従来のような迷妄の道を歩んでいては棲息出来ない時が来た.
・この時に,地球人類は地球人類としての正しい自覚を持って暮すべく神の言葉を次に示すように授けておこう.
・地球人としての正しい自覚とは,
① 先ず,大神様の御存在を知り,
② 宇宙の真理を知り,
③ 宇宙創成から地球の天体上の位置を知り,
④ 且つ地球人類の措かれた立場を知り,
⑤ 星の世界の実状を知り,
⑥ 地球人としての生き方の誤りに気付き,
⑦ 人間の死後の世界を知り,
⑧ 霊波念波の作用を知り,
⑨ 地球天位の大転換と一大天譴の来たる原因を知り,
⑩ 地球文明の根本的誤謬が那辺に在るか
等を知る必要ありと申しているのである.
・これらを深く理解し,且つ自覚できる者を「地球人としての正しき自覚あり」と申すのである.
今回の御神示では実に多くのことが短い言葉で語られている.確かに「低級な迷信に翻弄されて」いる人が多いのではないだろうか?私も度々このブログで話題にすることの中には宇宙文明からすると単なる迷信だと判断されているのがあるかも知れない.なので,細部に拘ることなく,上記①~⑩の10項目を正しく自覚しているかを日々確認しながら生きて行かねばなるまい.
先ず,①について大神様の御存在については以前ブログで述べた.
次に,②については私は宇宙の真理とは「洗心」であると解釈している.
③については以前話題にした.波動の法則の足立育朗氏の言説を参考にした.
④については,地球人類の多くが数千年前に優良星から下ろされた不良人間の厄介者の子孫であるということについて,以前の御神示で何度も出て来ている.
⑤については,この太陽系に所属する惑星だけ取り上げても多くの高度文明が築かれているという事実について神霊星界通信記録にも述べられている.
⑥ 生き方が誤っているから病気怪我事故が起こるんだということについては何度も述べられている.
⑦ 霊界通信についてはもう何度も紹介して来た.
⑧ 霊波とは霊界からの波動,念波とは生きている人間から発せされる波動と解釈していいだろう.
⑨ 天位転換の一部が世界人口の減少現象としてもう直現れて来るだろう.伝染病騒ぎやワクチン接種がこれと関係しているに違いない.また,一大天譴とは天変地異のことだが,ここ数年で多くの都市で途轍もない地震が起こっている.今後,益々このような天変地異が多発するのだろうか.我々が過去から今に至る迄起こして来た「御法度の心」がその原因であるので仕方ない.
⑩ 地球文明は物質先行型である点で間違いである.このことについては最初の御神示で述べられた.
以上,10項目を正しく自覚しているかどうかが地球人として今後生き残って行けるかどうかの判断材料となる.このブログの読者は今回のこの各項目について是非何度も読んで理解を深めて頂きたい.
引用=城戸 縁信:地球人の正しい自覚,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.120,(1983).