平成の愚禿のプログ
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ようやく・・・

転勤を経て仕事が落ち着いて参りました。

機を見て更新していこうと思います。

記事・ベタ一時中断します。

読者様


私事ながら、転勤と業務とでかなり忙しくなってきました。


従いまして、暫くお休みをさせていただきます。


皆様のご多幸をお祈りしつつ。


平成の愚禿



(衝撃NEWS!!)日本軍(関東軍)。満洲逃亡の嘘(ロシア国営放送発)

今日、NHKBSの世界のニュースでロシア国営放送が興味深い・・・というか驚天動地の・・・ニュースをヘッドラインで配信してました。


レポートの概要は以下の通り・・・。


旧満洲のどこかまでは聞き逃のがしました。


終戦直前に旧満州に進軍したソ連軍が、当時の関東軍の強力な抵抗に遭って多数の犠牲者を出した街で、その記念日(多分、昨日)に中ロ合同で慰霊祭当を行い、戦死したソ連軍兵士の慰霊祭を行なっているレポートです。


そによれば、当時の帝国主義による「巨悪の象徴」、関東軍(日本軍の旧満洲方面軍の総称)が、中国人を強制労働させて地下陣地を構築し、ソ連軍の襲来を待ち受けてたとのこと。


そして旧満洲を「開放」しにきた「絶対正義の」ソ連軍が、侵略者の代名詞、関東軍の「卑劣な」待ち伏せ攻撃を受け、甚大な損害を受けたとこと。


レポートは詳細で、ソ連軍の戦車の進軍を阻止するために、「卑怯・悪辣にも」地下要塞に篭り、機を見て砲弾や手榴弾身にまとって戦車に体当たりするなどの決死の肉弾戦を敢行したらしい。


これが事実なら硫黄島や沖縄、千島列島のシュム島における日本軍・当時の沖縄県民の方々を彷彿とさせるような「一人十殺」戦法を実行したことになる。


そして体制を立て直した「正義の」ソ連軍が、「卑劣な」関東軍を洞窟に追い込み、見事、全滅させた(つまり関東軍は最後の一兵にいたるまで戦い、玉砕した)事実を伝えていました。


映像からは、その記念地とされる場所には当時の戦闘中の軍人をモチーフにした複数の再現銅像まで作られており、かなり大規模な記念慰霊施設の存在が伝わってきました。


ロシア国営放送のレポータが最後に、「我が国の英雄達はこの地で中国人と協力し、『悪の』日本帝国を撃退しました。皆さん、歴史の真実を忘れないようにしましょう。」と決め顔で締めくくっていました。


まさにその通り。


関東軍が「護民官」としての役割を放棄し、居留民を置き去りにして逃げ帰ったという、教わってきた信じがたい事実が無根であることが判明しました。


関東軍の当時の日本国民、居留民の方々への遺棄責任が風評であって、この点で関東軍が冤罪であることを期せずしてロシア国営放送から教えてもらいました。


今まで日本のTVなどでは、満洲でソ連軍の突然の侵攻に対し、関東軍は抵抗らしい抵抗が行わずに居留民が置き去りににして南部に転進、といった事実を、当時の証言などを交えたドキュメンタリー番組などで繰り返し見せられてきた。


軍属であった祖父をかの地で亡くした私の母親も生前、ソ連軍ではなく逃げた関東軍に怒りの矛先を向けていたのを思い出します。


私もこの「護民官」失格の失態に「これはあかんぞ~」と旧日本軍痛恨の汚点と考えていましたが・・・。


報道に従えば、日本での放送日の前日を「記念=戦闘終結日」と仮定すれば、終戦から半月以上たった9月2日まで、旧ソ連軍がトラウマにになって今日まで語り継ぎたくなるような関東軍による熾烈な抵抗が繰り広げられていたことになります。


この事実。皆さん知ってました、私全然知らなかった。これは凄い!


ロシア国営放送のイケメンレポータの方。


独ソ不可侵条約を無視して突然ソ連に進攻し、多くの無垢のロシア人を虐殺した旧ナチスの卑劣さを君と共有したい。


にもかかわらず、日中中立条約を踏みにじって旧満洲に侵入し、日本政府によるポツダム宣言受諾以降も容赦なく攻撃を継続して多くの日本居留民を陵虐し、関東軍を兵士60万人をシベリアに強制連行し、役に立たなくなった捕虜を虫けらのように遺棄して、結果的にナチスと同等レベルまでモラールが堕落してしまった旧ソ連の行いが、君の脳内ビジョンでどのように写っているかは、この際別の検討に譲ろう。


「歴史の事実を忘れないようにしましょう」という意見に全面的に賛成したい。


ありがとうロシア国営放送!。


そしてこのレポートを流したNHKBS。多分各国放送局のヘッドラインの垂れ流しで期せずして「流してしまった」と邪推してしまうのだが、もし仮に万が一、意思をもって抽出したのならば、NHKBSの編集者の方。あなたのような真のプロ根性を持ったテレビマンは貴重だ。心から敬意を評したい。感動した!


放送内容の詳細を覚えていらっしゃる方(または録画していたという方)、戦闘の詳細をご存知の方。是非、教えを請いたい。


また、日本政府もこの慰霊祭に来年から割り込んで、条約違反によって突然我が国に攻撃を仕掛けた圧倒的な物量を誇るソ連軍に対して、居留民を守るために半月以上にわたって絶望的な抵抗を続けた関東軍の英霊を弔って欲しい。


そして欧米の「力の支配」の象徴、北方領土返還と合わせて、平和条約締結交渉ではこの満洲での戦闘やシベリア抑留で被った我が国の損害についてもしかり、1956年の日ソ共同声明で我が国は全請求権を放棄しているため賠償請求は無理だとしても、その国営放送自ら主張するように「正しい歴史認識」の共有を粘り強く呼びかけて欲しい、そう感じました。

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