3時間何してたと思った?
ホットトイズ ムービー・マスターピース トニー・スターク(アーク・リアクター開発版) レビュー
「ムービー・マスターピース トニー・スターク(アーク・リアクター開発版)」
「アイアンマン2」より、主人公トニー・スタークが胸の旧型リアクターにより体を蝕まれ苦悩しつつも新型リアクターを開発させた際の姿でムービー・マスターピースに登場。
本来は4月発売予定でしたが前倒しにより先月末に発売されました。
もろもろ吹っ飛ばしていきなりこちらからレビューします(笑)
新型リアクター開発のための装置を設置するために自宅を破壊(笑)していた時の服装です。
今回の注目ポイントである頭部。
開発作業版やマンダリン邸襲撃版などのトニーヘッドの流用ではなく、しっかりと新規造形になっています。もちろん演じるロバート・ダウニー・Jr氏の肖像権をクリアー。特徴的な髭はもちろんセクシーな下まつ毛もバッチリ。出せば出すほど似てきます。が、髪の色はもっと濃くてもよかったかもしれません。
余談ですが私はこの「アイアンマン2」の時のトニーの髪型が一番好きだったので今回の商品化はこれは外せない!という思いでした(笑)
この黒シャツですが、本編をよーく見直してみると劇中ではシャツの両側にポケットがあったのに対し、製品では左のみになっています。
素体は「開発作業版」の流用のため、可動範囲などはそちらのレビューを参考にしてください。
シャツを脱がせると黒のタンクトップが、さらにそのタンクトップを脱がせると胸のアーク・リアクターがちゃんと「パラジウム」を使用する旧型のものになっているのが確認できます。リアクター内部の作りこみにも注目。
さらにそのリアクターの周りには体を蝕む”クロスワードパズル”の模様まで再現されています。
付属品。
珍しくスッキリとした内容ですが、逆を言えばオプションの少なさで割高感が拭えないかもしれません。(ちなみに定価28000円。)
リアクターはもちろん発光可能。
タンクトップならば光もよく透過するのですが、その上にシャツまで着せると少々わかりにくくなってしまいます。
ゴーグルは耳の上にかけて取り付け可能。プラのテンションで取り付けるため破損には要注意。
キャプテン・アメリカのシールドおよびアーク・リアクターの設計図も付属。
こちらは新型アーク・リアクターのコア固定具。
劇中だともっと配線が伸びていましたがそれらは省略されています。中央部のコアはクリアーパーツで再現。 発光ギミックなどはなくただ置くのみです。
新型リアクターとその台。
こちらもリアクター部はクリアー製ですが、リアクターのみを取り外したり、トニー本体のものと取り替えたりなどはできません。発光ギミックもなしです。
そういえばこれの1/1レプリカ品があるんですよね。あれ欲しいな・・・
ファンサービス的に登場したキャプテン・アメリカのシールド試作品。
劇中だと開発装置のコイルを平行にするために下敷きにされただけでしたが(笑) 劇中同様の造形で内部構造なども再現されています。シールドは台から取り外すことができます。
ちなみに開発作業版に付属していた雑誌のトニー(ロバート・ダウニー・Jr氏本人)の写真と見比べてみると・・・
似てはいるもののどこか違和感が・・・? もう少し目をぱっちり大きくした方がいいのかも?やはり毛の色は薄いですよね(笑)
「おい!・・・今度こそお前をワインラックに作り替えてやる」
(´・ω・`)
さて付属のものだけでもたすには厳しくなってきたので「開発作業版」のオプションを用意(笑)
やはり作業台があるだけでもだいぶ雰囲気が出ます。
こうなってくるといよいよペッパーも欲しくなってくるところですが。。。 ペッパーの容姿は「1」の時が一番好きでしたね。若くて(爆)
それにしても「何かを作っている」時の社長は見ている側も本当に楽しめます。
「なんだこれは」
「それだ! それがあればきっとうまくいく。」
コールソンも欲しい(笑) コールソンはアベンジャーズの時製品化していますね。
「おめでとうございます。新しい元素の開発に成功しました。」
「意外に・・・カンタンだな。」
この時開発に成功した元素というのがキャプテン・アメリカのシールドの素材にも使用されている「ヴィブラニウム」。父が作ったものを父からのヒントを得て新たに作る、印象的なシーンです。
「ココナッツ味と・・・メタル味だ・・・! オオッ、イヤァ・・・イエァァァァァァッ!!」
「開発作業版」のボディに頭部を付け替え、服装も変えれば新型リアクター取り付け直後のシーンも再現可能。
ではその開発作業版との比較。
開発作業版(左)に比べると、瞳も大きく塗装され口元も穏やかな表情になっているのがわかります。シワも少なめw
本製品にはグーの手が付かないので開発作業版の方から拝借すればこの通り。
フィギュアならではのお遊びとしてマーク42の腕部パーツも装着可能。 遠隔操作などに使っていたヘッドセットの方は頭部の形と合わず取り付けできないようでした。
そしてやってみたかったのがこれ!
この時のために12インチフィギュア向けに出している衣装でメンズスーツを用意しておきました。(こちらはTOY'S CITY製)
アイアンマンスーツも良いですが、こういうスーツ姿もとても似合います。商品をもっと探せば冒頭のスターク・エキスポ開催宣言時の衣装も見つかるかも?
結局あのシールドはあのあとどうなったんでしょうね。完成させて渡したのか、あのまま倉庫行きなのかw
念願の「アイアンマン2」版のトニーでしたが、やはり新規造形のヘッドのクォリティは高く、さらに本人のイメージに近づきました。旧型リアクターの作りこみ・発光ギミックやパラジウムの影響を受けた模様の再現も抜かりなく、各装置の作りも素晴らしい出来。
しかし今回は前述のとおりホットトイズにしては珍しくオプションが少なく、手首の少なさや小道具も今一つ・・・?といった具合。もっと工具を付けたり、劇中使用した衣装(派手なガウンやレーシングスーツとかねw)があってもよかった気がします。
開発作業版やアクセサリーセットなどを持っている方はそちらと組み合わせることでプレイバリューも広がりますが、これだけ買った人には使いどころに困る場面もありそう^^; むしろ組み合わせが目的か?
内容を考えるとやはり割高感は否めません。 もっとも「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」のラインナップもグンと価格が上がっているのでこれまでのようなコストで続けていくのは難しいのかもしれませんね。
■商品
■関連記事