"In my case, 

I can sincerely say that nothing is impossible…

When I was saying I want to be No. 1 of the world, 

and I was seven or eight years old, 

most of the people were laughing at me 

because it seems like I have one percent of chances to do that, 

and I’ve done it."

「僕からすると、

不可能な事なんて無いんだと思うよ。

僕が世界で1番になりたいって

言っていたのは、

7歳か8歳のころだった。

ほとんどの人がそれを聞いて僕を笑ったよ。

僕には1%位の可能性しかなかったからね。

でも僕はやり遂げたんだ」

(ノバク・ジョコビッチ)

 

 

プロテニスにおける四大大会。

よく御存じの方も多いでしょう。

 

 

たった1ポイントのために

数分かけてでも、

赤土のコートの上を

一心不乱にボールを追って

駆けまわらなければならない、

見ている者たちに

「このラリーは永遠に続くのでは?」

と思わせる、

フランス、パリでの全仏オープン。

 

 

緑まぶしい芝の上。

その美しさは時に危険な罠となり

選手に襲い掛かる。

芝の上で滑るボールはスピードが上がり、

しかも大会終盤では

多くの熱戦により踏み荒らされた芝の上で、

思ってもいないようなことがおきる

イギリス、ロンドンでの

全英オープン(ウィンブルドン)。

 

 

観客収容人数世界最大のスタジアムの

熱狂の渦の中心となる

灼熱のハードコートの上で、

世界最大の賞金総額を競って

熱く激しい戦いを繰り広げる

アメリカ、ニューヨークでの

全米オープン。

 

 

南半球で開催される唯一の四大大会。

北半球で活動する選手にとっては

プレイだけでなく、

真冬から真夏への季節の逆転

という環境とも戦う必要のある

オーストラリア、メルボルンでの

全豪オープン。

 

 

 

開催都市・季節・気候・コートの種類

そこで要求されるテニスの質、

 

それぞれが独自の特色をもつ

四大大会において、

 

 

男子テニス史上3人目となる

四大大会連続優勝。

 

そして

四大大会優勝の通算回数は

歴代3位タイの14回。

 

四大大会以外でも、史上初の

マスターズ大会9つ全てを制覇する

「キャリアゴールデンマスターズ」

達成など、

 

 

この人をみていると、

 

「テニスの大会で優勝することは、

もしかして簡単なことなのでは?」

 

と錯覚してしまうような、

 

テニス史にその名を刻む名選手の一人、

 

ノバク・ジョコビッチ

 

 

彼の栄光への原点は幼いころに見た夢。

 

そして、

 

"I think luck falls on not just the brave 

but also the ones who believe they belong there."


「幸運は勇気のある人の

もとにだけではなく、

そこにふさわしいと信じている人の

もとにやって来るんだと思う」

 

 

その夢は実現可能であると信じること。

 

自分はその場所にいることが

ふさわしいと信じること。

 

全てはそこから始まったのでしょう。

 

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彼のプレイを見ていると

「テニスってこんなに簡単なのか」

と思うこと、ありませんか?

 

 

あの地面に突き刺さるような

弾丸サーブや、

 

自由自在にコートを駆けながら

繰り出される変幻自在の

グランドストローク、

 

 

彼は生まれた時からそれができたのでは・・・?

そう思えてきませんか?

 

・・・そんなはずはありませんね。

 

 

I know that success does not come at once, 

it is not a thing achieved overnight. 

It is the result of many, many, many years of working 

and trying to achieve goals.

「成功はすぐに来ないってわかってる。

一晩で達成できることではない。
何年も何年も何年も練習して、

目標を達成しようとした結果なんだから」

 

 

鍛えぬいたその技は、

いつやって来るかわからない成功を、

決してあきらめることなく、

 

「必ず来る」

 

と信じて、

 

その日のために流し続けた

涙と汗の結晶。

 

 

"We only have one life and one body to care of, 

and we better do it right. 

You never know what tomorrow may bring 

and so we better live this life the best we can 

and be grateful for everything we have."

 

「1度の人生と1つの体しかないんだ。

だから正しくやったほうがいい。

明日何が起こるかなんてわからないし、

精一杯この人生を生きて

自分が持っている全てのものに

感謝したほうがいいんだ」

 

 

たとえ人に笑われようと、

可能性が限りなく 0 に近かろうと、

 

「不可能はない」

 

そう信じて、

 

精一杯の努力と情熱と感謝をこめて、

自分が正しいと思う方向に向けて、

そこに到達するために歩み続けた人生が、

 

1人の少年を輝く栄光のステージへと

導いたのでしょう。

 

 

//////////

 

"The winner is the one who believes in victory more."

「勝利をより信じた者が勝者だ」

 

 

彼がその人生を通して悟った

「勝者の条件」

とは、

 

どんなに困難に見えても、

可能性は無いと人に言われても、

つらいことがたくさんあっても、

 

それでも、

 

自分の勝利をより強く、

そして信じ続けることができた者が

最後に勝つ。

 

それこそが

「勝者の条件」。

 

 

この人がそう言うのなら、

それも信じられますね。

 

【2018年全米オープンで3回目の優勝を飾ったジョコビッチ】

 

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