やりにくくなった。と言うか
「働き方改革」として
本業のサラリーマン業務では
「労働者保護」
や
「コンプライアンス」
法令遵守に対して
活発な世の中になってきた事で
時代遅れの僕が
窮地に立たされました😨
9月初頭、業務中に
製造部長より
『○○君(僕)、コンプライアンス推進室から君に聞きたい事があるらしいから、本社に行って』
と、正に「寝耳に水」
「あ、はい。なんですか?」
と、聞いても
『聞きたい話があるそうやわ』
という事で行ってみると
コンプライアンス室の担当者が
資料を揃えてお待ちかね。
※うちの会社の本社従事者は一流大学卒のエリートばかりなんです。
コンプラには特に優秀な人材が就いています😓
『○○さん(僕)
先日、要員配置転換の時にミーティングしましたよね?』
僕
「はい」
コンプラ
『その時の音声が録音されていて
内容に不適切な発言があるのですが』
僕
「えっ!😱」
話をまとめると
要員配置転換があり
現場責任者である僕としては
「仕事のやり方」は
以前のやり方や
個々の考えがバラバラだと
「作業効率が低下」する事を懸念して
足並みを揃えましょう!
といった意図で開催したミーティングだったのですが
その中で
「一部この作業は、以前からみんなやっていない作業だから、やった風にしておいていいんじゃない?」
といった
不適切発言をしてしまっていたのです…
※製品の品質を売りにしている弊社としては、かなりの問題発言です…
通報者の意図は不明ですが
その発言を録音
→通報された訳です😓
僕としては
「まさかのまさか」でした。
これから仲間として、チームとして仕事をしていくメンバーの部下に
何故か録音をされていた!
※僕は、本業&副業共に
「業者との口約束」は必ず録音しますが
同じ職場内での会話は録音していません。
男は敷居を跨げは七人の敵あり
どこでも、そうだと思うのですが
組織はピラミッド構造で
役職に就ける人間は限られている上に
「昇級=年収増加」
に直結しているので
皆が虎視眈々とポストを狙っているのですね。
完全に僕の「脇の甘さが出た不覚」です😩
まぁ、今どきはスマホで
「ボイスメモ」や
「録音」のアプリがありますもんね…
不適切発言自体は
僕が悪いにしても
同僚に録音されていた事には
ショックを受けました。
コンプラ
『あなたは管理職という立場でありながら
この発言は問題ですよ。
相応の処分もご覚悟下さい。
尚、この件について社内で口外(犯人探しなど)をした場合は懲戒対象になりますので』
うおっ💧
こ、これはショックを受けている場合ではない!
地道に実績を重ね
苦労の末につかんだ役職の席
家族もいる僕としては
「役職解任」なんて事になる訳にはいきません!
コンプラかチンピラか知らんが
"降り掛かった火の粉"を振り払わねば!!
反論ロジックの組み立て
コンプラサイドの"攻め所"は
「管理職が不適切な指示をした事」
反論の糸口としては
元々、僕自身も更に上司から
同じ指示を受けていた事が根底にあるので
そこを徹底追求!
(他人に責任をなするのは本意ではありませんが、背に腹は変えられません😤)
今度は逆に僕が周囲の"証言や証拠"を全て集め、コンプラに提出!
コンプラ
『しかし○○さん(僕)
おかしいと思っている事を行っているのは間違えですよね?
おかしいと思ったなら、その時点で更に上司に相談するべきだったのでは?』
せ、正論です…
ですが、全員がやっている事を
このまま僕だけが"人柱"になる訳にはいきません!
僕
「周りの従業員、全員がやってる
→全員が誰かしらから、同様の指示を受けている。
行った行為に対しての罰則なら全員が受けるべきでは?!」
コンプラ
『うーん、そういう事であれば
全貌を調査する必要がありますね。
この件はお客様にも影響する可能性のある事案でもあり、事は重大です。
一点、お伝えしておくと
全員がやっていたとしても
今回○○さん(僕)が行った行為が無くなる訳ではない事はお忘れなく』
おぉ…
オーマイガー😱
しかし、僕としては
話を大きくして、自分の責任を薄める
ことしか手は無く…
そもそも、このケースで僕だけが罰則を受けるのは正当なのか?
第三者の意見は?
という事で
労働監督署にも相談を行うと
『これは、あなたはあなたの上司の指示でやった事ですよね。
確かに、あなただけが罰則を受けるのはおかしいと思います』
ですよねー😭
チンピラとの一騎打ち
「僕としては
僕の発言についての非は認めますし、メンバーに訂正をしました。
しかし、上司の指示もあり
周囲も同様の行為を行っています。
この件で、僕だけが処罰を受けるのは不当だと思いますので
どの様な処分になるか分かりませんが
納得がいかない場合は
労働基準監督署を通して
断固対抗します!」
コンプラ
『○○さん(僕)の意向はわかりました』
勤務先の会社に対して
"宣戦布告"をどこまでするか
かなり迷いましたが
処罰が決定してからでは遅い?
と思い
場合によっては「社内の不正」を
外部に公表する事を盾にして
根本的な「原因と改善策」を提示して
やれる事はしておきました。
※この時は本当に会社と刺し違える覚悟でした👊
結果は
・会社側にも管理体制の不備があった事
・全員が社内文化(伝統的)として行っていた事実が確認出来た事
以上の理由で、めでたく?
「厳重注意(処分では一番軽い)」
人柱回避(笑)
あぁ、首の皮一枚つながりました😭
伝統という名の"呪い"
「やってはいけない事」を
"大の大人"が全員で行っていた
「呪い」とも言える状態で
会社として、社会組織として
あるべき姿ではありません。
本来、コンプライアンスの推進は
とても良い事で
「組織の健全化」に繋がります。
しかし、いざ自分が矢面に立つと
凄まじく脅威的でした😫
やはり、出社した時点から
役職として「模範になる事」を肝に銘じて
今後はきっちり襟を正していかねばなりませんね!
本当にありがとうございました。
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